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4月, 2019の投稿を表示しています

正直がいちばん。大気測定データを訂正した市役所-資源再生センター火災

市は、昨日の議会あて説明を事実上訂正。資源再生センター火災現場近くの大気測定値について、「国が定めた環境基準値を超過した項目はなし」としていたが、光化学オキシダントが基準値以上になっていたと認めた。 事の大小に関わらず、隠し事はせず、正直が一番。手間を惜しまずに、丁寧に説明する姿勢を小泉は評価したい。 小泉の求めに応じ、市が議会に公表した資料 あっ晴れな市の対応 「国が定めた環境基準値を超過した項目はなし(4月7日現在)」 ...昨日、資源再生センター火災現場近くの大気測定値について、長野市は議会にこのように資料で説明した。しかし、光化学オキシダントは基準に収まっていないのではないか- 昨日のブログで小泉は指摘した 。 小泉の求めに応じ、今日、市は新たな資料を議会に配布。昨日の説明を事実上訂正した。 お役人は良くも悪くもプライドが高く、なかなか過ちを認めなかったりするものだ。今回、小泉の指摘に真摯に応える態度はあっ晴れ。危機管理として真っ当だ。 昨日配布されたの議会あて資料抜粋(下線は小泉) 本日配布された議会あて資料抜粋(下線は小泉) ご覧の様に、「光化学オキシダントを除き」の語句が入り、正しい情報となった。 ...光化学オキシダントが環境基準を上回った現象の解釈については、このような解説もついた。これでこそ、市民の納得が得られる対応だ。 にほんブログ村ランキング参加中 カッコいい情報公開とは 誤解を恐れずに言えば、光化学オキシダントが短時間、基準値を若干上回っていたからと言って、市民の健康被害が直ちに懸念されるほどの大気汚染が起きていたとは言えず、資源再生センター火災が主要な原因とも判断しづらい。小泉の指摘に何の意味があるのか、針小棒大の類ではないか。そのような批判がありうると思うが、小泉は気にしない。 市が、基準に収まっている測定項目だけ公表し、基準以上の光化学オキシダントの測定値は公表しないと決めた背景に、市に都合のよい情報公開をしようという動機が、全くなかったと言えるだろうか。それによって損なわれた実際の市民益があろうとなかろうと、市に情報操作について成功体験させること自体が、市民益にそぐわない。この程度のことで情報操作するなら、市がより大きな問題...

資源再生センター鎮火-大気測定データ隠し!? 消防署・団員の皆さんありがとう!

長野市資源再生センター火災で活動する消防団(2019.04.05) 火災鎮圧お疲れ様です 消防職員、消防団員、資源再生センター職員の皆さんにはそう申し上げたい。それ以外にも、周辺住民の健康不安への対応体制をとった保健所職員、大豆島支所職員、大気測定車を現地に派遣した長野県の尽力にも慰労申し上げたい。地元の大豆自他自治協議会等自治団体と住民の皆様には、改めて近火お見舞いを申し上げたい。今月4日未明の出火は、同7日午前8時、3日間以上の時間を要した末に鎮火と判断されるに至った。 今朝ほど、全議員がそろった場がしつらえられ、消防局と環境部からレクチャーがあった。 にほんブログ村ランキング参加中 情報統制!? 情報統制と思われかねないようなことは避けるべきである旨、小泉から環境部に申し上げた。 先に当ブログでお知らせしたように 、小泉が求め、火災現場近くの大豆島支所には県所有大気測定車「あおぞらIV」号が派遣され、大気監視体制を強めている。 設置作業中の県大気測定車「あおぞらIV」() 今朝の信濃毎日新聞は、センター最寄りの「あおぞらIV」と真島大気観測局2か所の観測状況について、次のように伝えた。 大気汚染観測では7日、粉じんやばいじんなどの浮遊粒子状物質、二酸化硫黄などの値は国が定めた環境基準値以下だった。 え、これだけ?  市議あてレクチャー資料は、次の如し。 ○市大豆島支所に県の移動大気環境測定車「あおぞら4号」を4月5日(金)に設置 大気中の二酸化いおう(SOx)、二酸化窒素(NO2)、一酸化炭素(CO)、浮遊粒子状物質(SPM)を午後4時から測定開始 真島の大気常時監視測定局と共に大気環境保全調査を行う 国が定めた環境基準値を超過した項目はなし(4月7日現在) 恐らく、報道に提供された資料と同様の表現だろう。信毎報道に比べて一酸化炭素や二酸化窒素が増えたが、小泉は再び思う。え? これだけ? にほんブログ村ランキング参加中 意図的に排除された!? 【OX】 OXとは光化学オキシダントのことで、小泉のようなフツーの市民でも、聞いた覚えのある言葉だ。OXについても測定していながら、市はあえて報道や議会に説明を避けているように見える。小泉の質問に、全議員の前で、市はOXについても測定...

長野市議会は県内で最も不透明!? カッコよくしようぜ、みんな!!

議会の透明度を高める措置をとるよう議長に申し入れる小泉一真・西村裕子市議 行政からの説明・協議・調整の場が、長野市議会は、「政策説明会」と称す非公式会議で、非公開。一方、県内の各市議会では、公式・公開で持たれているのが大半。これはまずいんじゃないの? 議員みんなで、長野市議会をカッコよくしていこう!! 事務局調査で判明!! 長野市議会の透明度は? 県内他市と比べ、長野市議会はオープンでないのではないか? 信濃毎日新聞報道が元となり、行政と議会間の説明・協議・調整の場の在り方について、小泉がそんな懸念を持つようになっていることは、今までもブログに書いてきた。 参考記事  2019/02/16 市議の情報独占を打破しよう!! オープンな議会を求め議長に申し入れ-信濃毎日新聞等が報道! 2019/01/30「原則公開」なのに去年は全部非公開の会議!? 裏ワザ使わずオープンに行こうぜ長野市議会!! - 信濃毎日新聞アンケートを考察 信毎の記事からは、 県内の各市議会では、説明・協議・調整の場が、それぞれの 会議規則等で決められている全員協議会 において、公開で持たれているのが大半 であるとの印象を受ける。一方、 長野市議会の場合は、「政策説明会」と称す非公式会議がそれに該当し、しかも非公開 で行われている。これはまずいんじゃないの? というわけで、今年2月15日、小泉ら無所属議員2名が議長あてに調査等の必要な措置を取るよう申し入れた。まずは正確な実態把握が必要との考えからだ。議長は調査を議会事務局に指示。 その結果が示されたので、市民の皆様と情報を共有したい。...オープンにいかなくちゃね。 改革すべきは長野市議会 長野市議会の透明度は? 長野県内市議会と行政間の 説明・協議・調整の場の持ち方   先月22日、議会運営委員会で事務局が示した資料(の一部)がこれ↑。年度末の繁忙期に短期間でこれだけの有用な資料を作ってくれた事務局に感謝。考察してみたい。 長野市議会においては非公開・非公式で扱われる議題※が、他市においては全員協議会において公式に、(原則としてまたは事実上)公開で行われている事例(資料では黄色に着色されている)が19市中14市と大部分を占めていると分かる。要するに、 ...

資源再生センターで火災-そのとき、小泉がしたこと

長引く火災 すでに報道されているとおり、 市資源再生センター(長野市松岡二丁目) が火事だ。昨日未明に発生した火災は、なんと1日を経てなお燃え続けている。周辺地域の市民の皆様は、火事は広がらないといわれても不安なことだろう。胸中を拝察し、お見舞いを申し上げる。 ゴミの回収ができないなどの、市民生活への影響がだ初めており、事態の早期収拾が望まれるのは、もちろんだ。 市のホームページによれば: 〔4月5日(金曜)13時現在〕 ●現在も、継続して消火活動を行っています。 ●火災は、センター内のごみをためるピットの中のごみ(250トン)が燃えている状況です。 ●ピットの外など、建物に火災が広がる恐れはありません。 ●建物の外に煙が漏れていて、臭いなど、ご迷惑をお掛けしています。 ...という状況だ。小泉は今朝9時ころ、現場を視察。消防の現場指揮者等から話を聴くことができた。 ゴミをためておくピットの底部から出火しており、火元に十分な放水量が届かないために早期鎮火が困難な状況。クレーンを操作してゴミに水がかかるようにしようにも、高熱でクレーンが動かないとのこと。外観からは建物開口部から煙が見えているだけなので、そんなに大した火勢ではないと思っていた小泉は驚いた。鎮火への旺盛な意気込みは現場指揮者からは感じられるが、困難な現場との印象を受けた。事故なく怪我無く任務にあたってくださいと言いおいて、現場を離れた。 ゴミ処理施設で稼働するクレーンの例 (ながの環境エネルギーセンター) にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! 火災以外への対応策を促す 燃えているのは不燃ごみとのことで、センター周囲には化学製品を燃やしたときのような臭気が感じられる。健康被害が直ちに生じるほどではないとは思うが、周辺住民には心配なことだろう。健康についての相談体制と、大気の状況を現地で測定する体制が必要ではないか。視察を終えた小泉は、すぐにその場で市役所の各部署に電話。対応を促したところ、次のような体制を確保していくとの回答を得た。 ◆保健所健康課:4月6日(土)、7日(日)の二日間は、大豆島支所に保健師を配置して健康相談窓口を臨時に設置(平日は三陽保健センター等で対...

3月定例会一般質問【鬼無里小・中学校の学区外からの通学】【観光危機管理】【カワウの漁業被害】

小泉による先月の定例会一般質問概要。今議会は、県議選に立候補を予定するために辞職された市議が3名いたため、その分の質問時間が配分されて、いつもより多くの質問時間をいただいた。 鬼無里小中学校は特認校制度の利用促進を 鬼無里小学校・中学校 (c)Google 子どもの減少への対応策として、鬼無里小学校・中学校は、平成30年度から小中一貫教育化されると同時に、学区外から登校できる小規模特認校として運営されている。 小泉の質問に、教育次長は学区外から体験入学した児童はいたが、特認校制度の利用は今までないと答弁。 随時受け付けているという学校見学のほかに、見学日を決めて広報してみてはと提案すると、「考えて参りたい」と応じた。 新入生保護者等への案内はしているととのことだが、もう一歩積極的な広報がほしい。鬼無里に学校を残すという気概がほしい。 にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! 選ばれる観光地を目指して-観光危機管理 平成28年6月議会で、小泉は初めて観光危機管理について質問。災害後の観光産業の迅速な復興や、学習旅行等では危機管理が旅行先選定のカギになりうるとの観点から、御開帳時の避難誘導、災害時の外国人観光客に対する対応等に関する計画の必要性を指摘した。 3月議会では、御開帳や観光エリア単位での計画策定の進捗を質した。 危機管理防災監は次回御開帳に向け「外部の関係機関を含めた検討組織を立ち上げ、避難計画を策定。計画に基づく訓練などを行う」と、商工観光部長は「外国人旅行者の安全確保等を迅速かつ確実に行うことを目的として、観光危機管理マニュアルの策定を進めている」とそれぞれ答弁。 御開帳に向けた防災訓練の模様が報道されれば、観光客に安心して参拝してもらえ、長野市の観光ブランド力アップに繋がると期待。 にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! カワウ等による漁業被害対策 昨年3月議会で小泉が被害額2千万円以上と試算して対策を促したカワウによる漁業被害。11月に行政・関係団体による大型魚食性鳥類に関する意見交換会を市が初めて開催した経緯を踏まえ、3月議会で進捗について再び質問。 市は来年度、カワウ等大型魚食性鳥類の飛来数などについて定点観測を実施し、...

3度目の正直で、「条例化を検討」と商工観光部長が答弁♪

長野市役所城山分室に死蔵される五輪招致運動ポスター 貴重な資料の散逸が懸念される オリンピック・ミュージアムの条例化を検討 オリンピックのホストシティというユニークな特質を、発展に結びつける戦略が長野市には必要。TOKYO 2020のインバウンドを取り込むためにも、五輪資料の散逸を防ぐためにも、市のオリンピックムーブメント推進の要であるオリンピックミュージアムは充実させるべき。 IOC(国際オリンピック委員会)公認施設となったことも踏まえ、「条例に位置づけるべきでは」と小泉は先月の3月定例会で一般質問した。 にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! 三度目の正直 エムウェーブ内にあるオリンピック展示施設は、かつてIOCから「オリンピック記念館」(Nagano Olympic Memorial Hall)の名をいただいたのだが、いつの間にやら「オリンピック記念展示コーナー」に後退。 2015年にIOCと協定を結び、 OMN(Olympic Museum Network) に日本で最初に参加して「長野オリンピックミュージアム」を名乗るようになった。 小泉が議員職について以降、エムウェーブ内に次世代エネルギーパークを設置する構想が浮上した際には、 展示が縮小される危機 があったが、OMNの前後から面積的には拡張されている。 とはいうものの、長野オリンピック関連の展示品が拡充されているとは言い難い。むしろ、当時の塚田佐市長が受けた オリンピックオーダー章 など、かつて展示されていた品には、今では見られなくなってしまったものがあり、このことは一般質問で指摘しておいた。施設の性格としても、エムウェーブの一角を占めているというだけのもので、運用・管理のポリシーが明確ではない。 オリンピック・ムーブメントを推進していく施設として運用を疎かにするべきではなく、小泉は過去の質問でも2度、市の博物館条例に位置づけるべきだと主張している。今回、設置条例も含めて、在り方を検討していくとの趣旨で、商工観光部長答弁を得た。 大勢の市民がボランティアで支えた長野オリンピック。大阪、名古屋、横浜、福岡等の名だたる大都市が試みて果たせなかった夢を、我々の長野市は実現した。このソフトパワーを、市の発展に...