...と言うべきなのでしょうか。長野デザインウィーク(NDW)運営団体代表者らが、今月18日、書類送検されました。東京デザインウィーク(TDW)2016で、5歳男児が死亡した火事について業務上過失致死傷の容疑がかけられています。
小泉一真は12月議会で、ただ一人この問題を指摘。そんな団体とかかわるのはやめて、勇気をもって中止するべきだと加藤久雄市長に進言しました。
過去のブログ記事は次のとおりです。
朝日も書けない!? 第2灯明まつりのヤミ!! -Nagnao Design Week 善光寺表参道イルミネーション-
善光寺を東京の金づるにするな!! 第2灯明まつりを中止せよ!! ― Nagano Design Week 善光寺表参道イルミネーション
Tokyo Design Week 2016の5歳児焼死事故を忘れるな! 第2灯明まつりを中止せよ! ―12月議会一般質問
地方進出は許されるべきか
2016年、明治神宮外苑で火災による業務上過失致死傷事件が発生して以降、TDWは開催できない状況に追い込まれています。一方で、今回刑事責任を問われている人物たちは、NDWはTDW主催の株式会社とは別人格の法人によるものだからと主張し、矮小化を図っています。また、加藤市長の意見も、これに与するものです。東京で開催できなくなったデザインウィークが、警察の捜査も遺族への補償も終わらないうちに、運営団体の外見だけを取り繕って、長野をはじめとする各自治体に進出しています。国は、これを問題としないばかりか、地方創生推進交付金で後押ししています。東京の事件としてはまだ記憶されていますが、地方に進出してビジネスの生き残りと利権の確保に奔走しているように見えるデザインウィークの実態は、国民・市民に知られていません。
ツイッターまとめで炎上!
そこで小泉一真は、国民・市民に事実をしらせるために、昨日、ツイッターまとめサイト「Togetter」を利用してネット上で拡散。8000以上の閲覧、40以上のコメントが殺到する事態となっています。SNS上では、ツイッターで30件以上、フェイスブックで20件以上、シェアされました。↑こちらは、小泉のツイッターではありません。 東京の方のようです。地元の火事として認知しているからなのか、東京都民の方がこの件には敏感に反応するように見えます。#東京デザインウィーク で男児が焼死した事件がまだ解決していないのに,#ジャパンデザインウィーク はなぜ自粛しないの?役人が絡んでいるものは誰も責任取らないんだな。ピエール瀧関連みたいに自粛しろよ。https://t.co/SLmIBHfrbU pic.twitter.com/NjfpBiM4VX— ピエール・ポスドク問題とアカデミアを考える会 (@UNIONTELLING) 2019年3月17日
で、以下は小泉のツイート。です。
長野市議会で質問すると、#Tokyo_Design_Week 2016は東京デザインウィーク(株)主催で、#Nagano_Design_week を委託したのはNPO法人デザインアソシエーション。代表は同じ人物だが、別法人だから問題なしとの市長見解だった。 https://t.co/I28o5xmjB8— 小泉一真:長野市議会議員 (@kazumakoizumi) 2019年3月24日
死亡火災事故の後、「デザインウィーク」は長野、弘前、藤沢、大阪、飛鳥、松山、宇部、嬉野に進出。国は何故、東京開催できなくなったイベントを地方創生交付金でバックアップするのか。 https://t.co/r2AbwSlmfF— 小泉一真:長野市議会議員 (@kazumakoizumi) 2019年3月24日
#Nagano_Design_week 2018への、国の地方創生交付金は3千万円。入札なしの随意契約4千万円で実行委員会はNPO法人DAと随意契約している。デザインウィーク前提の交付決定だから、というのが理由。東京から交付金をもらっても、1千万円プラスして東京に戻すのが、「地方創生」の実態!?— 小泉一真:長野市議会議員 (@kazumakoizumi) 2019年3月24日
それにしても、こういう展開は小泉が議会で指摘していたのだから、十分に予期できていたはずですが、今後長野市は、長野デザインウィークをどうするつもりなんでしょうか。5歳男児が亡くなる火災事故を出し、警察の捜査もご遺族への補償も済まないうちから、地方創生交付金をバックに地方進出でビジネスを継続してきた #Tokyo_design_week のスキーム。ご遺族は知っているのだろうか。主催者は、各地のDW実施団体は、ご遺族に説明できるのだろうか。— 小泉一真:長野市議会議員 (@kazumakoizumi) 2019年3月24日
市民が納得できる税金の使い方になっているかどうか。小泉はチェックしてまいります。