『全部言います!』小泉一真の市議会トーク: 漁業

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小泉一真ポートレート 長野市議会議員: 小泉一真(こいずみかずま)
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2018/03/06

被害額2000万円―英断引き出した会心の質問!!

千曲川のアユが消えた
長野市と須坂市の境にある村山橋から、川辺に何本も立つアユ釣りの竿が、見られなくなって久しい。犀川からもウグイが見られなくなった。疑われる原因の一つは、魚食性鳥類・カワウによる食害だ。1日500gも魚を平らげ、漁協が放流したアユは片端から啄まれてしまう。
魚がいなくなれば、釣り人は来ない。釣り人が来なければ、観光消費額は発生せず、経済波及効果も生まれない。増えすぎたカワウは、私たちの市民生活とも無縁ではないのだ。
漁協の訴えを聴いた小泉が、初めて議会で取り上げたのは平成28年3月。長野市役所も調査に動いてはくれたのだ。長野市内に漁場がある5つの漁協に聴き取りを行ったという。

だが結局、各漁協の被害額の算定方法がマチマチで、客観的な被害把握が難しいことを理由に、イノシシやシカの対策を優先させたいと言われてしまった。実際に被害があるのに何もできないという無念を抱え、突破口はないのかとその後も小泉は考え続けた。

視察でヒントつかむ
長浜市で説明を聴く
農林業振興対策特別委員会委員として長浜市を視察したのは、1月のこと。当地では観光地である琵琶湖に浮かぶ竹生島にカワウが巣食い、滋賀県とともに対策していると説明を受けた。その資料の注釈にヒントがあった。国の通知による方法で被害額を算定しているという。
当時のブログに「調査と研究により市政に反映する努力をするのが小泉の職責であるし、それが視察の意味でもある」と力んで書いた小泉。3月議会一般質問で、その機会は巡ってきた。

独自に被害額試算

国の通知は、カワウのねぐら・コロニーでの個体数情報を活用して漁業協同組合(漁協)ごとに算定する方法を示している。長野市周辺のねぐら・コロニーのデータを持っているかと、ダメもとで長野県庁に照会したところ、ビンゴ。大安寺橋と生坂村日野橋のデータがあるという。そこからカワウの行動半径である15km以内に管理する漁場がある漁協のデータも、県庁から提供いただいた。あとはエクセルで計算。

なんと、カワウによる被害額は2000万円以上と算出された。これには小泉もびっくり。
当時、市がカワウよりも対策を優先させたいと答弁したイノシシよりもシカよりも、カワウの被害の方が大きいではないか。


市は小泉の主張をよく理解してくた。加藤市長をして、かく言わしめたのだ。

「カワウ被害額について、小泉議員が詳細なデータを基に算定された内容は、十分に理解した。今後は漁業関係者や長野県とも連携をして、本市としても被害の把握に努め、長野市鳥獣被害防止計画において、指定鳥獣に追加することを検討してゆきたいと考える」

ほぼ百点の答弁ぶり♪
村山橋上流の営巣地についても、県とともに観測していくことを検討するとのこと(ビデオではカットしてあるけど)。
行動範囲の広いカワウの対策は難しく、苦慮しているのは長野市だけではない。長野市の水産業といっても、商業的な規模で行う事業者はほとんどいない零細産業。だが、観光資源として、地域の資産として、市は魚たちの価値を認めてくれたのだと、小泉は考える。

長野市のカッコいい英断に、敬意を表したい。長野市のカッコいいところを、もっと見たい。


2018/01/31

視察で、これだけつかんで参りました♪ 

農林業対策特別委員会視察:

議場では時として論敵ともなりうる議員たちではあるが、それはそれ。集団行動たる視察ではギスギスしないようにお互いに気を遣う大人たちが殆どだから、市民の皆様、安心してください♪ -とはいえ、元サラリーマン経験があり、社会人のお付き合いというものを組織で学んだ筈の某議員は、1期先任の議員である小泉の会釈に答礼もしないし、先に酌をしても返すでもない。どうも、委員会での私語をたしなめた小泉に含むものがあるようだが、それはそれとして人前では人並みに接する度量を持ちたいもの。
1月23日から25日、姫路市・美作市・長浜市を歴訪しての視察旅行。有権者のご理解により、見聞を広める旅行の機会を与えてくださったのだから、何かしら成果をつかんで帰らねばと、視察の度に思う。

地美恵の郷みまさか:

「地美恵」と書いて「ジビエ」と読ませ、美作と書いて「みまさか」と読む。美作市って、最近、何かで見たよなあ。そう思ったら、ふるさと納税の返礼品にジビエ肉を使っていたのを覚えていたらしい。
近年、シカ・イノシシ等の有害鳥獣が増え、農作物に悪さをされるという悩みは、全国の自治体に普遍的に見られる現象となってしまっている。捕獲した
有害鳥獣を有効に利用し、地域の活性化に役立てる取り組みは、長野県庁では比較的早くから着手されている。長野市においては、民間の取り組みとして若穂の食肉処理施設が稼働しているし中条には長野市自身が年間千頭規模の施設を新設し運営する計画がある。

平成25年度から運用されている地美恵の郷みまさかは、公設公営のジビエ肉処理施設としての先例であり、長野市も参考とした施設だ。

視察中に搬入されたシカ。32Kg程度で、成獣としては小さい方らしい

シカを釣るして皮を剥ぐ

枝肉を冷蔵庫内で保管・熟成

シカの解体は3人かがりで

解体に使う道具。刃物のの先のボールは、先端で内臓を傷つけないようにするための工夫

道の駅「彩菜茶屋」で流通するジビエ肉

いのしし肉を利用した「ぼたん焼き定食」(道の駅「彩菜茶屋)
美作市のジビエ肉処理施設は、指定管理者に運営を任せることが決まっている。つまり人材を育成し、運用のノウハウを取得したという訳だが、ここに至るまでは相当なご苦労があったことが伺われた。解体作業する人々は手馴れていて、かつ丁寧。このような人材がいるからこそ成立する施設であり、本市の施設においても人材の確保と育成がカギになるだろう。
人気のない立地に、電気・水道・道路等のインフラを整備した上での施設整備。見えないところに、公費が充当され、実現した施設だ。それだけに求められる成果を挙げているのには、感服する。
ハンターの言葉によると、有害鳥獣に出会う機会が減ってきたとのことだ。本市の施設にも求められる成果であり、達成に力を尽くさなければとの思いを新たにする。

長浜市鳥獣被害防止計画:

長浜市は琵琶湖畔に位置する。当地でも鳥獣による被害は深刻で、中でもカワウによる被害額は平成25年度において10,829万円。2位のイノシシによる被害3,360万円を大きく引き離し、カワウによる被害が最大であるのが特色となっている。
長野市においても実はカワウによる漁業被害は深刻で、千曲川では現在殆どアユは漁獲がないと聴く。20年前の千曲川ではアユが沢山獲れたと小泉は記憶する。しかし長野市と県のカワウ対策は、滋賀県・長浜市に比べれば万全とは言い難い。小泉は何年か前にカワウによる被害について調べたことがあるが、被害額自体が不明であり、この分野における行政の関心の薄さが分かったものだ。被害額の算出ができないとの説明だったと記憶する。
今回視察の収穫の一つは、国がカワウの漁業被害額算定方法を示していたことが分かったこと。平成25年に水産庁は各都道府県知事に宛てて通知していたのだが、このような通知の存在は当時の小泉には知らされなかったものだ。この通知により水産庁長官は、各知事に「管下市町村長に対しては貴職から通知するとともに、本対策の実施につき適切なご指導を」と求めている。これを踏まえ、長野県と長野市はどのような対策を実施したのか調べてなくてはなるまい。
長浜市には、その場で当該水産庁通知を含む資料の恵与をお願いしたところ、快く応じていただけたことに感謝したい。よいお土産をいただいた以上は、調査と研究により市政に反映する努力をするのが小泉の職責であるし、それが視察の意味でもある。

長浜市役所でプレゼンに耳を傾ける


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