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初めて予算案に「反対」- こどもプラン有料化の背信・怠慢・欺瞞

重い決断 今月20日は3月議会の最終日。 小泉は初めて一般会計予算案に真っ向から反対した-これまでも、棄権したことはあるが。 長野市議会議員を拝命して7年めにして、 予算に反対する機会が巡ってきたことが、残念至極だ。 反対投票の前に、討論に立った。 30年度一般会計予算案に反対討論する小泉一真 臭いものにふた:情報隠しの背信 放課後こどもプラン有料化について、長野市はサービスの拡充を一つの理由としていた。30年度予算案ではそのための予算も盛ってあるのは認める。だが、小泉が指摘したように、 地域的にはむしろサービス供給不足を拡大させる「子ども・子育て支援事業計画」見直しが、有料化直前の今年1月に、実は行われていた 。万やむを得ず、そのような計画見直しをしなければならないなら、住民には相当に丁寧な説明が必要なのは当然だ。であるのに、 こども未来部は、 むしろ市民の目に届かないよう努力してきたとしか思えない。 住民への説明は、サービス後退地域の住民や放課後こどもプラン運営委員会を含めて、一切行われていない。 計画策定時には行なったパブリック・コメント(市民意見公募)も行われていない。 小泉が質問で指摘するまで、1月の計画見直しが3月に至っても、ホームページで公表されていなかった。 長野市議会の危機。反対するしか こども未来部長は、 計画見直しと有料化は切り離して考えると、小泉の議案質疑への答弁に際し、反論を紛れ込ませてきた 。これは 小泉の「一般質問」の内容への反論であり、議案質疑では小泉はこの点に触れてもいない。なんでもありの一般質問ならともかく、議案質疑でこんな反論は本来、禁じ手だ。いままで有料化とサービス拡充をセットで説明してきたのに、都合が悪くなれば、有料化とサービス後退の計画とは切り離すと前言を翻すのは、市民・議会への背信にほかならない。討論では「極めて不誠実」と苦言を呈さねばならなかった。 こども未来部長 これでは、議論を積み重ね、議会が取ってきた言質が、まったく無意味なものとなってしまう。 議事秩序を無視してまで、今までの議会での説明を覆す予算案でよしとする自説を行政が強弁 するのは、 まさに、議会軽視の極致 である。そんな予算案でも通す しかないと諦めるのなら、そんな議会など何の役にも立た...

公費で飲食した千曲市議会議員たち

公私混同、公費で酒宴 千曲衛生施設組合議員として千曲市議会から選出されていた7人の市議が、公費を支出して酒宴に参加していた。 千曲衛生施設組合では、ほぼ毎年のように議員の入れ替わり時に 「歓送迎会」と称する公務員だけの身内の酒宴を開催 。最後に開催されたのは平成28年。当然これらは公務の推進には何の意味もない無駄な支出であるわけで、千曲市民からは批判の声が上がっている。 平成29年度3月現在、組合議会議員を務めるのは以下の7人。この7人に対しては、 飲み代の返還を求める住民監査請求 も起こされている。 小玉新市 住民監査請求における返還請求額:11,461円 小玉新市議員は組合監査委員を兼ねるが、平成28年度決算の監査では公費飲食を見逃していた。また住民監査請求を、 監査委員も酒宴の席に参加していたことを理由に「不受理」とし て、組合にかかった火の粉を振り払った。 監査請求では小玉氏の他にも、次の現役組合議員に対し、組合に与えた損害額の返還を請求している。 荻原光太郎 柳澤眞由美  袖山廣雄  倉島さやか  中村 眞一 齋藤 正德 有権者へのケジメは? この7人の中にはブログやSNS等のインターネットによる発信手段を活用している議員もいるが、現在に至るまで公費飲食事件への自らの関与については、沈黙を保っている。また、今年2月22日の組合議会では、関与した議員たちによる飲み代の「自主返納」が方針として決められたが、今のところ返納したという情報もない。 小玉氏は、この事件を明らかにしてきた 長野市議会議員・小泉一真を別件で批判する投稿をFacebook上で公表 している。 関係記事 http://www.koizumikazuma.jp/2018/02/blog-post_10.html http://www.koizumikazuma.jp/2018/01/blog-post_15.html http://www.koizumikazuma.jp/2018/01/blog-post.html http://www.koizumikazuma.jp/2018/01/blog-post.html http://www.koizumikazuma....

約束やぶりと無計画-こどもプラン有料化ガチバトル第2ラウンド

再び論戦-放課後子どもプラン 今月5日の一般質問に引き続き、7日、小泉は来年度予算案への議案質疑で、放課後こどもプランについて質した。 関連記事 放課後子どもプランの計画改悪→有料化、さらに情報隠し―こども未来部にムカッ腹 ちなみに、今回も本会議議案質疑は、小泉のみ。一般質問と組み合わせれば、議案質疑はさらに有効な議会の道具となることを示し続けているのだが、フォロワーがいないのは寂しい限り。議員が発言権を確保・活用するよう努力するのは、有権者の信託に答えようと真剣に考えるなら、当然のことなのだが。 閑話休題、 こども未来部長と再びの対峙である。 有料化による制度充実の既定方針を否定 まずは一般質問の続きから。有料化直前、 長野市は「 子ども・子育て支援事業計画」を見直し (小泉の指摘で1月策定の見直しがようやくHPに掲載された)。 放課後こどもプランのサービス供給量に係る計画値を、一部の地域で悪化させた のだが、当該地域にも、放課後子どもプラン運営委員にも示していないじゃんか! アンフェアだ!! という件。 こども未来部長:有料化と見直しは切り離して考えている。 答弁ビデオ(34分55秒頃から) http://www.nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=2267 この日の質疑では、訊いても いないのに、こども未来部長はちゃっかり反論してきた。 「有料化」と計画見直しによる「サービス低下」は、切り離して考えているという。 だがこの反論内容はきわめて不誠実だ。過去の答弁を見てみよう。 こども未来部長: 平成30年度から利用料を御負担いただくに当たりましては、 長野市社会福祉審議会の答申にも、プランの充実を利用者に実感いただけるよう努めることとの意見が付され、また市といたしましても、子供たちにとってより良い環境、サービスを提供することを基本としておりますことから、 今後の対応におきましても子供たちにも充実を感じてもらえるよう、ハード、ソフトの両面から取組を加速させてまいりたい 。 平成29年6月定例会06月16日 有料化とサービス充実はセットであるとの答弁だろう。その他に読みようがない。ご都合主義的に、こ...