公私混同、公費で酒宴
千曲衛生施設組合議員として千曲市議会から選出されていた7人の市議が、公費を支出して酒宴に参加していた。千曲衛生施設組合では、ほぼ毎年のように議員の入れ替わり時に「歓送迎会」と称する公務員だけの身内の酒宴を開催。最後に開催されたのは平成28年。当然これらは公務の推進には何の意味もない無駄な支出であるわけで、千曲市民からは批判の声が上がっている。平成29年度3月現在、組合議会議員を務めるのは以下の7人。この7人に対しては、飲み代の返還を求める住民監査請求も起こされている。
小玉新市
住民監査請求における返還請求額:11,461円
小玉新市議員は組合監査委員を兼ねるが、平成28年度決算の監査では公費飲食を見逃していた。また住民監査請求を、監査委員も酒宴の席に参加していたことを理由に「不受理」として、組合にかかった火の粉を振り払った。
監査請求では小玉氏の他にも、次の現役組合議員に対し、組合に与えた損害額の返還を請求している。
監査請求では小玉氏の他にも、次の現役組合議員に対し、組合に与えた損害額の返還を請求している。
柳澤眞由美
有権者へのケジメは?
この7人の中にはブログやSNS等のインターネットによる発信手段を活用している議員もいるが、現在に至るまで公費飲食事件への自らの関与については、沈黙を保っている。また、今年2月22日の組合議会では、関与した議員たちによる飲み代の「自主返納」が方針として決められたが、今のところ返納したという情報もない。小玉氏は、この事件を明らかにしてきた長野市議会議員・小泉一真を別件で批判する投稿をFacebook上で公表している。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿