小泉も陳情団に加わり、ビデオ撮影で協力。
必死の思いで署名を集める地元のお母さんに、「自信をもって進めてきた」、「計画を進めていく」と言い切る荻原健司市長。地元に喜んでもらえる事業と言うが、その地元から大きな反対の声が上がっている。
独りよがりではないか。
令和 6 年 9 月 27 日
「青木島保育園の移転新築計画」の中止を求める陳情書
長野市長 荻原 健司 様
青木島保育園の園児および移転予定地周辺の
私たちは、青木島保育園移転予定地周辺の住民です。青木島地区のために「青木島こども 未来プラン」をご提案いただき、ありがとうございます。 プランにあります青木島保育園移転新築について、7 月 1 日の説明会を含め、長野市と計 3 回話し合いを重ねてきましたが、未だ具体的な回答を得られていない状況にあります。 移転予定地では、こども未来プランに掲げられているようなこども"のびのび"ビジョンの 実現は不可能と考えます。よって、本陳情書を提出いたします。 今後の長野市の子どもファーストの対応に多いに期待しております。 ●陳情の内容 現予定地は、移転条件を満たさないため、不適切地だと判断しております。 よって、移転予定地の移転新築に反対するとともに下記内容を実施するよう求めます。 ・交通事故のリスク評価実施 ➡予定地周辺の生活道路は死角や車の流れが複雑であり、更北支所の駐車場を縦断する車 も多数存在します。歩道もありません。 長野県警察本部交通部交通規制課に確認したところ、更北管内で青木島地区は交通事故 数ワースト 1、さらに移転予定地周辺は昨年より事故が増えている状況とのことです。 支所や公民館では、頻繁にイベントが開催されるため、駐車場はたびたび満車になり、 さらなる混乱が予想されます。接道の道幅や交通量、交通流等の多角的で定量的なリス ク評価の実施をお願いします。 ・災害のリスク評価実施 ➡長野市発行のハザードマップによると、洪水時の浸水深は現在地が 3m に対し、予定地 が 5m となっており、予定地の方が危険であると評価されています。また、避難場所で ある小学校まで、現在地より予定地の方が 500m 程遠いです。市の説明では「リスク発 生前の帰宅の徹底」とありましたが、万一を想定するのが防災です。より安全な用地検 討評価をお願いします。 ・青木島小学校生徒数の変遷と使用施設の評価実施 ➡国全体が少子化傾向にあり、青木島地区も例外ではありません。年々空き教室が増える ため、工夫次第で北側校舎の改修工事は、小学校内で完結できる印象です。 学校関係者にお話しを伺ったところ、交通安全面・改修費用面の観点から、現保育園を 生徒が使用する教室として使うことは考えていないとのことでした。 小学校との十分な調整を行って頂き、計画の練り直しをお願いします。 ・移転予定地の複数選定 ➡現在地も含め、移転予定地を複数選定してください。 千曲市の屋代保育園では、移転新築の際に、検討委員会を立ち上げ、協議を重ねた上で、 最適な移転地を決定しています。 長野市においても、専門家を交えた検討委員会を立ち上げることを要求します。協議に おいて、費用面・交通面・騒音面など多角的な視点からリスク評価を行い、最適な移転 地を選定してください。 ・予算内訳の見える化 ➡本プランの予算大枠は決まっている様ですが、その内訳が明確になっていない印象です。 現在地で改修または新築工事をする場合、別場所を購入し新築する場合の予算内訳をお 示し下さい。 また、小学校の改修工事においても仮設校舎や多目的棟の運用計画が全く決まっておら ず、無駄な予算を計上される可能性が高いと考えています。 公共施設の運用費を担うのは、未来の子ども達です。 「長野市公共施設マネジメント指針」にもありますように「施設総量の縮減と適正配置 の実現」をお願いします。 ・他部署との連携 ➡長野市との意見交換会の中で、こども未来部の方々から、他の部署の担当だから分から ないとの回答が何度もありました。今後は、他部署と密に連携を取り合い、明確な回答 ができるようお願いします。 ・青木島保育園保護者および周辺住民への合同説明会の実施 ➡最初の説明会は、周辺住民より先に青木島保育園保護者向けに行われました。市長をは じめとした市の方々、保育園の保護者、住民全体で保育園をより良くしていくため、今 後は、合同での開催をお願いします。 ●移転反対の署名運動 358 名分の署名を添え、陳情いたします。子どもの安心安全・住環境を守る会
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