議会報編集委員会委員長(当時) 鎌倉希旭氏 昨年12月市議会本会議での一部答弁等を「長野市議会だより」に掲載しないと、市議会の議会報編集委員会が決定。委員長・市議(当時)の鎌倉希旭(かまくらひかる)氏(三輪田町)は、質問・執筆した小泉一真市議に指示し、原稿を書き換えさせていた。 当初、用意された原稿 指示により修正された「市議会だより」121号(抜粋) 書き換えの指示があったのは、昨年12月9日に行われた市議会一般質問のうち、小泉一真市議による質問とそれへの答弁で、一世帯の苦情を発端として長野市が青木島遊園地廃止を決めた問題についてのもの。「子供の声がうるさいという理由で子供を遊園地で遊ばせないことは、脅迫罪、業務妨害に当たる」との弁護士見解が市の報告書にあるとの答弁主旨を掲載することに、議会報編集委員会の一部委員が難色を示した。 2022.12.09.小泉一真一般質問に係る発言 ◆2番(小泉一真議員) 資料3ですが、これは市の顧問弁護士の見解についての報告書です。12月会議の市長レクで伝えていない部分に下線、アンダーラインを引きました。 念のため、その部分を読み上げていただいた上で、この文書が市役所発出のものであることを確認してください。 ◎都市整備部長(北澤善幸) 市長レクの資料の中では、そのことはお伝えしていない、記録からそのように判定いたします。 ◆2番(小泉一真議員) もう一度言います。 資料3の下線部を読んだ上で、それが市が発出したものだと確認してください。読み上げてください。 ◎都市整備部長(北澤善幸) 下線部を読み上げさせていただきます。 行為(子供の声がうるさい)という理由で子供を遊園地で遊ばせないということは、脅迫罪、業務妨害に当たる。 公園で子供を遊ばせ、またはその騒音について違法性がない旨を説明する。下線部は、以上でございます。 ◆2番(小泉一真議員) 直ちに逮捕、起訴されるレベルかは置くとしても、弁護士が専門的な見解として苦情元に脅迫罪、業務妨害という違法不当な行いがあったとしています。トラブルの責任が苦情元のほうにあるという、遊園地存続を判断する上で決定的に重要なこの情報を区長会、市長に伝えていない。つまり、資料2...