『全部言います!』小泉一真の市議会トーク

プロフィール


小泉一真ポートレート 長野市議会議員: 小泉一真(こいずみかずま)
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2018/03/09

千曲衛生施設組合職員の体調に係る小泉の見解を発表します

本日、某筋から聞いた話によると、千曲衛生施設組合職員が体調を崩していることについて、千曲市議会選出組合議員7名が、組合議会議長あて文書で小泉の発言に触れ、小泉に謝罪を求めているとのことです。小泉もまだその文書を目にしておりませんので、詳細は不明ですが、明日以降に報道される事態が予想されます。
先月22日の組合議会定例会閉会後に、質問に対する答弁をしなかったことについて職員に対し小泉から説明を求める場面があり、通常の会話よりは大きな声が出ていたという事実はあります。その際、他の組合議員から威圧的であるとの注意を受け、直後に態度を改めています。また小泉の発言と体調について、7名が因果関係を主張しているかどうかについては、今のところ不明です。
しかし一方で、議会が職員に軽くない心労をかけてきたのは事実であり、小泉もその例外ではありえず、反省と謝罪の意を組合議員の一人として表明し、職員の速やかな快癒を祈念するものです。
議会が職員に心労をかけた事実とは、以下のとおりです。

1. 議員歓送迎会との名目で組合議会議員らが、組合開設当時以来とも言われる公費による飲食をくり返してきた事案が報道されて社会的な批判を呼び起こしたこと。またその処置について事務局に負担をかけてきたこと。例えば、公費支出金額の「自主返納」の推進について議会は事務局に対応を促しているが、このような「自主的な」返納の実現には数十名の相手方の意向確認と出納事務を要し、ある程度の負担を伴うものと予想される。すでに現職でない公務員への対応については、説得を要する場面も想定され、更に困難を伴うものとなろう。
議会が早い段階で自らの飲食に係る公費支出を不当なものとして認め、小泉らが住民監査請求で求めたように「請求」に対する「返還」として扱うこととしていれば、事務局にこのような負担は生じなかった。

2. 先月22日の組合議会定例会では事務局が指示する手続きに従い、小泉から組合議会会議規則に定めのある一般質問通告書を提出したが、同日の本会議では議長がそれを許可しない場面があった。本会議において議長はその理由を、通告書に事務局の回覧印の押印がないこと、および通告期限の設定等について事務局から説明がなかったことを挙げたが、何れも議長自らの不首尾には触れない一方的な事務局への責任転嫁ともいえる態度であったこと。

3. 同日の組合議会全員協議会では、一般質問の処理についてルール化が必要であることについて合意された。一方、小泉の提出した一般質問の取り扱いについては、質問をさせるのかさせないのか、させるとすればいつなのかについて、特段の合意がなかった。このため小泉は同日の本会議において、当該定例会で一般質問を取り扱えるように延会の議事進行動議を提出したのに対し、議長は理由を示さずにこれを議題として取り扱わずに閉会としたが、一般に議事進行動議は議会では最優先で処理すべきものとされている。このように先月22日の本会議は極めて異例の議題棚上げにより、解決すべき課題が残されており、今後の議事処理の調整に係る事務局の負担が存すること。

千曲衛生施設組合

なお、先月22日定例会閉会後の職員との話し合い後の去り際に、小泉は「皆さん、しっかりサポートしてあげてください」と他の職員に声をかけています。また議会翌日以降は、棚上げとなっている議題について、事務局で抱え込まずに「一般質問ルール化を検討する委員会を設置するということになったから、そこに検討を投げてみれば」等と、組合に提案しています。

関係記事
http://www.koizumikazuma.jp/2018/02/blog-post_10.html
http://www.koizumikazuma.jp/2017/10/blog-post_3.html

※当初掲載原稿では職員の職名を記載していましたが、報道では職名への言及がないため、「職員」との表記に改稿しました。またその他の表現についても、記事に表現を合わせてあります。何れも職員のプライバシーに配慮しての表現と思料されるため、これに準拠しました。
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2018/03/06

被害額2000万円―英断引き出した会心の質問!!

千曲川のアユが消えた
長野市と須坂市の境にある村山橋から、川辺に何本も立つアユ釣りの竿が、見られなくなって久しい。犀川からもウグイが見られなくなった。疑われる原因の一つは、魚食性鳥類・カワウによる食害だ。1日500gも魚を平らげ、漁協が放流したアユは片端から啄まれてしまう。
魚がいなくなれば、釣り人は来ない。釣り人が来なければ、観光消費額は発生せず、経済波及効果も生まれない。増えすぎたカワウは、私たちの市民生活とも無縁ではないのだ。
漁協の訴えを聴いた小泉が、初めて議会で取り上げたのは平成28年3月。長野市役所も調査に動いてはくれたのだ。長野市内に漁場がある5つの漁協に聴き取りを行ったという。

だが結局、各漁協の被害額の算定方法がマチマチで、客観的な被害把握が難しいことを理由に、イノシシやシカの対策を優先させたいと言われてしまった。実際に被害があるのに何もできないという無念を抱え、突破口はないのかとその後も小泉は考え続けた。

視察でヒントつかむ
長浜市で説明を聴く
農林業振興対策特別委員会委員として長浜市を視察したのは、1月のこと。当地では観光地である琵琶湖に浮かぶ竹生島にカワウが巣食い、滋賀県とともに対策していると説明を受けた。その資料の注釈にヒントがあった。国の通知による方法で被害額を算定しているという。
当時のブログに「調査と研究により市政に反映する努力をするのが小泉の職責であるし、それが視察の意味でもある」と力んで書いた小泉。3月議会一般質問で、その機会は巡ってきた。

独自に被害額試算

国の通知は、カワウのねぐら・コロニーでの個体数情報を活用して漁業協同組合(漁協)ごとに算定する方法を示している。長野市周辺のねぐら・コロニーのデータを持っているかと、ダメもとで長野県庁に照会したところ、ビンゴ。大安寺橋と生坂村日野橋のデータがあるという。そこからカワウの行動半径である15km以内に管理する漁場がある漁協のデータも、県庁から提供いただいた。あとはエクセルで計算。

なんと、カワウによる被害額は2000万円以上と算出された。これには小泉もびっくり。
当時、市がカワウよりも対策を優先させたいと答弁したイノシシよりもシカよりも、カワウの被害の方が大きいではないか。


市は小泉の主張をよく理解してくた。加藤市長をして、かく言わしめたのだ。

「カワウ被害額について、小泉議員が詳細なデータを基に算定された内容は、十分に理解した。今後は漁業関係者や長野県とも連携をして、本市としても被害の把握に努め、長野市鳥獣被害防止計画において、指定鳥獣に追加することを検討してゆきたいと考える」

ほぼ百点の答弁ぶり♪
村山橋上流の営巣地についても、県とともに観測していくことを検討するとのこと(ビデオではカットしてあるけど)。
行動範囲の広いカワウの対策は難しく、苦慮しているのは長野市だけではない。長野市の水産業といっても、商業的な規模で行う事業者はほとんどいない零細産業。だが、観光資源として、地域の資産として、市は魚たちの価値を認めてくれたのだと、小泉は考える。

長野市のカッコいい英断に、敬意を表したい。長野市のカッコいいところを、もっと見たい。


2018/03/05

放課後子どもプランの計画改悪→有料化、さらに情報隠し―こども未来部にムカッ腹

一般質問する小泉一真です♪

気力充実の一般質問!!

本日の小泉は、気合い十分。今回ほど、準備を十分にしたと言える質問は、今までにはないかも。―まあ、毎回そうでなくてはいけないのだが、なかなか質問準備にそこまでの時間はとれない、ごめんなさい。


計画改悪→有料化―長野市放課後子どもプラン

4月から月々2000円と有料化される放課後子どもプラン。
今年1月、放課後子どもプランのサービス供給量が記載されている「長野市子ども・子育て支援事業計画」を長野市は見直し。地域によってはサービス供給量の不足を、更に悪化させる内容となっている。今までサービス供給量に余裕があったのに、今回の見直しでサービス供給不足に陥った地域もある。まあ、その逆に改善している地域も、当然あるのだけれどね。
4月の有料化を目前に控えたこの重要な見直しを、しかし長野市は市民に知らせる気はないらしい。


「ウチの地域はサービス不足が悪化してるじゃないか」
「有料化でサービスが充実するんじゃなかったのか」

なんて住民からのクレーム対応、年度末のクソ忙しい時にやってらんねー。と、こども未来部が思ったのかどうかは定かではない。しかし次のような事実は、小泉の質問で明らかになった。

◆保護者・住民への説明→なし
◆放課後子どもプラン運営委員会(各小学校区のプランの運営方針を決定する重要な組織)への説明→なし
◆パブリックコメント(市民意見募集・27年度の当初計画策定の際には実施)→なし
◆ホームページへの掲載→なし(当初計画は掲載している)


説明責任は放棄のこども未来部

...これだけ「ないない尽くし」なら、住民に対する説明責任を果たす気も無かったと見られて仕方なかろう。流石に議会にはザックリした説明があった。が、小泉が今朝の9時ごろ指摘したホームページ上での公表は、未だに実行されていない。やる気ないのか。よほど、この情報の拡散が嫌なのか。
小泉はこのこども未来部のやり口を、「アンフェア」という言葉を使って批判した。有料化で内容が充実すると期待させておいて、一部地域ではその逆。そしてその事実を説明もしない。議会でウルサい小泉だが、それでも「アンフェア」というキツめの言葉を議場で用いたのは、これが最初だ。こども未来部は猛省するべし。



減免手続きもやる気なし!?

小泉が明らかにしたこども未来部の失態はこればかりでない。
有料化するが、充実した減免制度を展開するから、それで貧困世帯も救済できるというのが、こども未来部の議会に対する説明だった。だが、小泉はこれは怪しいと最初から思っていた。制度だけ作って、あとは


「申請主義だから、申請しなかったお宅のことは知りません」


と逃げるつもりじゃないの? サービスを必要とする貧困世帯を洗い出し、個別に申請を勧奨する体制を伴わなければ、有料化で脱落していく子供を救えない。現実問題として、貧困世帯はその種の手続きに慣れていなかったりする可能性もある。
案の定、答弁するこども未来部長の答弁は、相談があれば対応するという「待ち」の姿勢。それじゃダメでしょ。説明会を72回やったと言うが、それがどうした。救わなければならない人たちは、むしろそういう場にも来られない人たちなのだ。
別の議員への答弁では、有料化でサービス受給をやめる世帯にアンケートすると言ったが、小泉の質問で統計データを取るだけのこととハッキリした。教育委員会の要保護・準要保護データの目的外利用の手続きもしたと威張ってみせたが、今月になってからのことだそうだ。これからデータを洗い直して、登録申請と減免申請を勧奨するのか? 春休みになれば、学校を通じての接触だってできなくなるのに。4月1日までに、手続きが必要な子どもたち全てを救えるわけがない。いや、小泉とて結果として「全て」の子供を救うのは難しいとは思うが、しかし目指すべきはそこだろう。その熱意が全く感じられない。


「この一年間、一体何をしていたんですか」

そう言わずにはいられなかった。昨年3月の条例改正以来、時間はあったはずだ。

長野市の放課後こどもプラン有料化は、準備の段階で既に破たんしている。4月1日からの有料化には、絶対反対!!

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