『全部言います!』小泉一真の市議会トーク

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小泉一真ポートレート 長野市議会議員: 小泉一真(こいずみかずま)
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2019/04/09

正直がいちばん。大気測定データを訂正した市役所-資源再生センター火災

市は、昨日の議会あて説明を事実上訂正。資源再生センター火災現場近くの大気測定値について、「国が定めた環境基準値を超過した項目はなし」としていたが、光化学オキシダントが基準値以上になっていたと認めた。
事の大小に関わらず、隠し事はせず、正直が一番。手間を惜しまずに、丁寧に説明する姿勢を小泉は評価したい。

小泉の求めに応じ、市が議会に公表した資料

あっ晴れな市の対応

「国が定めた環境基準値を超過した項目はなし(4月7日現在)」
...昨日、資源再生センター火災現場近くの大気測定値について、長野市は議会にこのように資料で説明した。しかし、光化学オキシダントは基準に収まっていないのではないか-昨日のブログで小泉は指摘した
小泉の求めに応じ、今日、市は新たな資料を議会に配布。昨日の説明を事実上訂正した。
お役人は良くも悪くもプライドが高く、なかなか過ちを認めなかったりするものだ。今回、小泉の指摘に真摯に応える態度はあっ晴れ。危機管理として真っ当だ。

国が定めた環境基準値を超過した項目はなし(4月7日現在)
昨日配布されたの議会あて資料抜粋(下線は小泉)

光化学オキシダントを除き、報告期間中の測定結果では、国が定めた環境基準(常時監視が可能な項目)を超過した項目はありませんでした。
本日配布された議会あて資料抜粋(下線は小泉)
ご覧の様に、「光化学オキシダントを除き」の語句が入り、正しい情報となった。





...光化学オキシダントが環境基準を上回った現象の解釈については、このような解説もついた。これでこそ、市民の納得が得られる対応だ。
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カッコいい情報公開とは

誤解を恐れずに言えば、光化学オキシダントが短時間、基準値を若干上回っていたからと言って、市民の健康被害が直ちに懸念されるほどの大気汚染が起きていたとは言えず、資源再生センター火災が主要な原因とも判断しづらい。小泉の指摘に何の意味があるのか、針小棒大の類ではないか。そのような批判がありうると思うが、小泉は気にしない。
市が、基準に収まっている測定項目だけ公表し、基準以上の光化学オキシダントの測定値は公表しないと決めた背景に、市に都合のよい情報公開をしようという動機が、全くなかったと言えるだろうか。それによって損なわれた実際の市民益があろうとなかろうと、市に情報操作について成功体験させること自体が、市民益にそぐわない。この程度のことで情報操作するなら、市がより大きな問題に接したときに情報操作しないと、誰が言えるだろう。
事の大小に関わらず、隠し事はせず、正直が一番。手間を惜しまずに、丁寧に説明責任を果たす。それが広報の王道であり、市は王道に復帰した。そこを、小泉は評価する。
但し、報道あての資料にも同様に誤解を招く表現があったのだが、議会あてにしたような即時の訂正は考えていないようだ。市にはカッコいい道を歩むことを望みたい。
参考までに、昨日議会あてに配布された資料の全文と、本日配布された光化学オキシダント測定値資料を掲載させていただく。

真島測定局・測定車による光化学オキシダント測定状況(着色は小泉)

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2019/04/08

資源再生センター鎮火-大気測定データ隠し!? 消防署・団員の皆さんありがとう!

長野市資源再生センター火災で活動する消防団(2019.04.05)

火災鎮圧お疲れ様です

消防職員、消防団員、資源再生センター職員の皆さんにはそう申し上げたい。それ以外にも、周辺住民の健康不安への対応体制をとった保健所職員、大豆島支所職員、大気測定車を現地に派遣した長野県の尽力にも慰労申し上げたい。地元の大豆自他自治協議会等自治団体と住民の皆様には、改めて近火お見舞いを申し上げたい。今月4日未明の出火は、同7日午前8時、3日間以上の時間を要した末に鎮火と判断されるに至った。
今朝ほど、全議員がそろった場がしつらえられ、消防局と環境部からレクチャーがあった。
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情報統制!?

情報統制と思われかねないようなことは避けるべきである旨、小泉から環境部に申し上げた。先に当ブログでお知らせしたように、小泉が求め、火災現場近くの大豆島支所には県所有大気測定車「あおぞらIV」号が派遣され、大気監視体制を強めている。

設置作業中の県大気測定車「あおぞらIV」()

今朝の信濃毎日新聞は、センター最寄りの「あおぞらIV」と真島大気観測局2か所の観測状況について、次のように伝えた。


大気汚染観測では7日、粉じんやばいじんなどの浮遊粒子状物質、二酸化硫黄などの値は国が定めた環境基準値以下だった。


え、これだけ? 
市議あてレクチャー資料は、次の如し。


○市大豆島支所に県の移動大気環境測定車「あおぞら4号」を4月5日(金)に設置
大気中の二酸化いおう(SOx)、二酸化窒素(NO2)、一酸化炭素(CO)、浮遊粒子状物質(SPM)を午後4時から測定開始
真島の大気常時監視測定局と共に大気環境保全調査を行う
国が定めた環境基準値を超過した項目はなし(4月7日現在)


恐らく、報道に提供された資料と同様の表現だろう。信毎報道に比べて一酸化炭素や二酸化窒素が増えたが、小泉は再び思う。え? これだけ?
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意図的に排除された!? 【OX】

OXとは光化学オキシダントのことで、小泉のようなフツーの市民でも、聞いた覚えのある言葉だ。OXについても測定していながら、市はあえて報道や議会に説明を避けているように見える。小泉の質問に、全議員の前で、市はOXについても測定していることを認めた。
市があえてOXについて言及しなかった理由は定かではない。が、恐らく次のような事情なのではないかと推察する。


◆「あおぞらIV」のOX測定で、環境基準0.06ppmを上回っている時間帯がある
◆しかし基準値を上回っている項目があることを公表すると、徒に市民の不安を煽るので、敢えて秘匿。

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正しい情報を

前掲した議会用レクチャー資料では、「国が定めた環境基準値を超過した項目はなし」とあり、それは「あおぞら4号」と「真島の大気常時監視測定局」の両方を指しているように読める。しかし、真島局のデータはが公表しており、OXについていえば、この説明は事実に反していることが、一発で分かる。


真島局は出火当日の今月4日、基準を超えるOXを測定した。OXは、「国が定めた環境基準値を超過」しているのだ。但し、同様の時間帯で県内各地でも基準を超えている。
実は、注意報・警報等発令が不要な程度に、OXが比較的短い時間、基準値を上回ることはそれほど珍しくない。それに「あおぞらIV」測定値にOXの基準値オーバーがあったとして、火災と関係あるともないとも厳密には言い切れない。
ゆえに情報を隠すのではなく、正確な情報を示した上で、必要であれば行政としての率直な見解を示すべきなのだ。「基準値オーバーは、実は日常茶飯事でありまして...」と説明するのは、なかなか骨が折れる仕事だとは思うが、危機管理としては、そうあるべきだ。危機に臨んで情報統制されたとあっては、民はお上を信頼できなくなってしまう。3.11のSPEEDI運用から、我々は学ばなければならない。
多少でも、大気汚染に関心がある市民なら、光化学オキシダントという有害な物質があり、県内の大半の観測施設で監視されている状況は知っている。そんな市民にしてみれば、光化学オキシダントに言及しないということの意味を、勘繰って考えてしまいかねない。
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市民らの健康管理を

出動した消防団員2名が、喉が痛い等の健康被害を訴えているとのことだ。市民のために身を賭しての消防活動に敬意を表したい。
団員だけでなく、消防職員、センター職員の健康被害把握に留意していただきたいと、市には申し上げた。もちろん、周辺住民の健康にも引き続き気を配る、カッコいい長野市であってほしいね!!

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2019/04/07

長野市議会は県内で最も不透明!? カッコよくしようぜ、みんな!!

行政からの政策説明の公開を求める
議会の透明度を高める措置をとるよう議長に申し入れる小泉一真・西村裕子市議

行政からの説明・協議・調整の場が、長野市議会は、「政策説明会」と称す非公式会議で、非公開。一方、県内の各市議会では、公式・公開で持たれているのが大半。これはまずいんじゃないの? 議員みんなで、長野市議会をカッコよくしていこう!!


事務局調査で判明!! 長野市議会の透明度は?
県内他市と比べ、長野市議会はオープンでないのではないか? 信濃毎日新聞報道が元となり、行政と議会間の説明・協議・調整の場の在り方について、小泉がそんな懸念を持つようになっていることは、今までもブログに書いてきた。

参考記事 
2019/02/16 市議の情報独占を打破しよう!! オープンな議会を求め議長に申し入れ-信濃毎日新聞等が報道!
2019/01/30「原則公開」なのに去年は全部非公開の会議!? 裏ワザ使わずオープンに行こうぜ長野市議会!! - 信濃毎日新聞アンケートを考察


信毎の記事からは、県内の各市議会では、説明・協議・調整の場が、それぞれの会議規則等で決められている全員協議会において、公開で持たれているのが大半であるとの印象を受ける。一方、長野市議会の場合は、「政策説明会」と称す非公式会議がそれに該当し、しかも非公開で行われている。これはまずいんじゃないの?
というわけで、今年2月15日、小泉ら無所属議員2名が議長あてに調査等の必要な措置を取るよう申し入れた。まずは正確な実態把握が必要との考えからだ。議長は調査を議会事務局に指示。



その結果が示されたので、市民の皆様と情報を共有したい。...オープンにいかなくちゃね。
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改革すべきは長野市議会

先月22日、議会運営委員会で事務局が示した資料(の一部)がこれ↑。年度末の繁忙期に短期間でこれだけの有用な資料を作ってくれた事務局に感謝。考察してみたい。
長野市議会においては非公開・非公式で扱われる議題※が、他市においては全員協議会において公式に、(原則としてまたは事実上)公開で行われている事例(資料では黄色に着色されている)が19市中14市と大部分を占めていると分かる。要するに、多くの他市議会では説明・協議・調整が公式・公開で行われていて、問題なしとされているのだ。長野市議会は県内他市議会に比べ、市民との情報共有という点で遅れている。議会・行政が持つ情報を市民と共有することは、民主主義の基本中の基本。本市議会は挽回に努めなければならないのは当然だろう。
※新規事業の実施計画等に関すること各種基本計画(パブリックコメントの実施及び結果に係るものを含む)に関すること
既存事業の見直し・廃止に関すること
公の施設の指定管理者候補団体の決定・モニタリング評価に関すること
条例の骨子等といった検討案の説明に関すること

だが、次のような私見を主張される議員もいらっしゃる。


「案件は、議会提出案件前の事案、各種審議会・運営員会等で協議中の案件、部長会議で決定していない案件です。
その案件を公開してしまう事は、市民に対して諸々の憶測が先行してしまう事を避けるために非公開とされて居る」
「公開する時は市長の記者会見なり議会(本会議又は各委員会等)に対し公式に議案提案・審議する段階で無ければ公開出来ない」


「各種審議会」は公開で開催される場合が殆どだ。「運営員会」というのはちょっと意味が分からないので言及しないが、部長会議で決定していないから公開しないというのも道理が立たない。情報公開条例では、そのような規定はない。同条例第7条各号の公開義務適用除外に該当するかどうかは、個々のケースごとに判断されるべきで、部長会議にかけていない件はすべて非公開とするのは粗雑な議論。後段の市長会見・議案にならなければ公開できないというのも、全く同様で根拠がない。
「市民には公開できないが、議員には公開できる情報」というものがあるとの解釈自体が、原則としてはありえない。同条例にはそのように議員と市民を差別して情報を取り扱えとの規定は、もちろんない。大体、議員には守秘義務がなく、政策説明会で知った情報を議員が公表しても法令には違反しない(議会自治として問題となる場合はあるかもしれないが)。それを重々承知の上で、市役所は説明している。
市民において「諸々の憶測が先行してしまう」というのは、市民に失礼な言い方。市民の情報リテラシーは、この議員が思うほど低くはない。市民を子ども扱いしてはいけない。本市議会の低い透明度について、問題は、市民の側にあるのではない。議会の、このような態度にある。

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最も透明度の低い市議会は?
次の資料は、県内各市議会における新規事業と提出議案についての説明・協議・調整の場の在り方についてのもの。


新規事業について、長野市と同様に非公開で会議を持っているのは、東御市議会だけ。だが東御市議会は質疑を全議会で行っている分、長野市議会よりはまだまし。長野市議会の場合、「質疑は会派ごとに分かれて実施」しており、各会派が相互にチェックし情報を共有できず、非公開で会派ごとに市役所と密談をしていると、市民から勘繰られかねない状況にある。
提出議案についての市役所のからの説明・協議・調整の場は、松本市、伊那市、大町市及び佐久市の各議会は公開で開催している。一方で長野市議会はこれも非公開となっている。
何れの場合も、市役所との説明・協議・調整の場の持ち方は、長野市議会が最も遅れているというのが実状なのだ。
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カッコいい市議会に!!
「得意わざ・情報公開」を身上としている小泉としては、このような長野市議会の現状は、はいささか残念。
「議員みんなで、長野市議会をカッコよくしていこう」と、呼びかけてまいりたい。県の都の議会なんだからさ。

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読み応えあり! ブログ書下ろし記事

「市議会だより」はフェイク・ニュース!? 採決ゴマカシ表記を編集委員会が決定? 小泉一真は退席して抗議!!

定例会ごとに発行される 長野市議会広報紙「市議会だより」 。小泉一真が委員を務める編集委員会で、市民を欺くようにも見える紙面内容が決定されました。 「✖は〇に」「〇は✖に」 採決を捻じ曲げる広報?  「市議会だより」は、毎号、各議案等について会派ごとの賛否を示す「審...