スパイラル復活の兆し
6月13日、一般質問させていただいた。公益のため、信じるところを述べるという政治家としての活動ができるのは、皆様のご支援のおかげと、まず感謝。
ボブスレー・リュージュパーク「スパイラル」については、2017-18シーズンを最後に、結氷させないとの方針を長野市は決めている。だが、復活の可能性が出てきた。
そり競技の長野開催検討へ 26年冬季五輪目指す札幌市
【バンコク共同】2026年冬季五輪の開催を目指している札幌市の石川敏也スポーツ局長が19日、国際会議出席のため訪問中のバンコクで取材に応じ、整備費や維持管理費が高いボブスレーやスケルトンなどのそり競技会場は1998年長野五輪で使った「スパイラル」の活用を視野に「(長野市などと)話をしていかなければならない」と述べた。具体的な協議日程は未定という。
国際オリンピック委員会(IOC)は既存施設の活用を推奨し「長野や平昌(韓国)を使えばいい」と柔軟な姿勢を示している。
2018/4/19 21:55
©一般社団法人共同通信社
スパイラル活用について、「(長野市などと)話をしていかなければならない」と言う札幌市。スポーツ局長以下の職員と小泉は話をしてみた。
現在の札幌市は、正式なオリンピック招致手続きの第1段階として、IOCとの「対話ステージ」にある。その対話の中で、国内外の既存施設の積極的な活用を求められているとのこと。かつて1972年札幌オリンピックのときに用いられた手稲の仮設コースは、現在半壊していて、使用に耐えない。
ボブスレー・リュージュ・スケルトンのソリ競技施設を持たない札幌市は、長野市のスパイラル利用を実現することが、招致活動を成功させる一要素となっているものと、小泉は理解している。
つまり、札幌オリンピックが招致に成功したときに期待できる訪日観光客の増加、経済波及効果及び日本のパブリシティ等は、スパイラルの活用抜きでは成立しないのだ。長野市と札幌市が共同して、スパイラル国営化によるこれらの国益の実現を、国にアピールするべきではないか。そのような提案をさせていただいた。
長野市は札幌市の出方待ちとの趣旨の答弁で、これは昨年12月議会のときと代り映えがない。しかし、昨年12月議会では札幌の情勢の情報収集するしないとの答弁であったのが、今回は情報収集はしているし、していくとの答弁になった。一歩前進だ。
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