スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

ラベル(市議会)が付いた投稿を表示しています

文書の存在を認めない教育長!! いじめ重大事態調査について質問したら問題だらけだった!!

2022年3月4日、小泉一真は一般質問を行いました。そのうち、「いじめ重大事態」が異例の再調査となっている件についての質問について報告します。 一般質問する小泉一真(リンク先は動画) いじめ重大事態について  この件については 、概要を当ブログでお伝えしている。 異例の調査やり直し!? いじめ重大事態について、小泉一真の一般質問は3月4日、14時チョイ過ぎから!  2022/03/02 改めていじめ事案の経過をざっとおさらいすると、次のとおり。      平成26年5月、当時小学校1年生が被害を訴えるいじめ事案が発覚 平成29年3月、保護者からの申し入れにより、長野市初のいじめ重大事態として、市教育委員会が調査委員会を設置 平成30年12月、第三者委員会による調査内容を被害児童側に報告 令和3年8月、被害児童側から市長部局による再調査の申し入れ いじめ事案そのものについては調査中だから言及しないが、小泉としてはいじめ事案への教育委員会の対応に問題があったのではないかと考えており、今回の質問となった。 ◆再調査の理由が答えられない?   答弁は、初めから小泉を心配にさせるものとなった。  【小泉一真】 文部科学省「 いじめ重大事態の調査に関するガイドライン 」では、地方公共団体の長等による再調査を行う必要があると考えられる場合が幾つか具体的に示されておりますが、 本件について再調査が必要と判断した理由は 【総務部長】 文部科学省のガイドラインでは、市長による再調査を行う必要があると考えられる場合、4つの例示がされているところでございまして、被害児童の保護者からは、市教育委員会の第三者委員会が行いました調査報告がこのガイドラインに該当するという、所見をいただいているところであります。 (略) 【小泉一真】 質問に答えていないですよね。その調査を必要と判断した理由を、 ガイドラインに沿って答えてください と申し上げたのです。  【総務部長】 具体的に4つ指摘をされる形になるわけですけれども、どの部分該当するかという部分についても、 実際に事件の内容に関わってくることから、この場での回答のほうも差し控えさせていただきたい というふうに考えているところで...

「人道」と名がつけば大丈夫!? 明日、長野市議会はロシア抗議決議の見込み!!

ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻に抗議する決議を、3月4日、長野市議会は開会直後に全会一致で採決する見込みです!! ロシアによるウクライナ軍事侵攻に抗議し、平和的解決を求める決議(案) 「人道」? 「この案で頼む」 長野市議会の、もう一人の小泉氏から頼まれた。同姓のよしみがあるから、言うことは聞きたいが、小泉一真には引っかかるところがある。当初、「ロシアによるウクライナ侵攻に抗議し、平和的解決を求める決議(案)」の最終段落は、次の通りだった。 政府におかれては、関係各国及び国際社会との緊密な連携により、平和的解決に向けた外交努力及びウクライナに対する 人道支援 に万全を期するよう強く求める。 今回のロシア軍によるウクライナ侵攻は、ウクライナ東部で虐げられているロシア系住民を解放する「特殊軍事作戦」だというお題目を、ウラジーミル・プーチンは唱えている。   ロシア、プーチン大統領:「『ドネツク人民共和国』『ルガンスク人民共和国』との友好及び相互援助に関する協定に従い、私は特別軍事作戦を実施することを決定した。その目的はウクライナ政権の虐待と大量虐殺に8年間苦しんでいる人々を守ることである」  プーチン大統領の演説で始まった大規模侵攻“キエフなど都市部にも攻撃” ANN テレ朝news プーチンは、ウクライナに派兵したロシア軍を「平和維持軍」と僭称してもいる。    ロシア、ウクライナ東部に「平和維持軍」派遣へ 西側は制裁の方針 ロイター つまりプーチンによれば、ロシアの軍事行動は人道に従い、平和を希求したものなのだ。噴飯ものなのだが、こういうリクツはそんなに珍しくない。というか、かつて日本人も八紘一宇の理想に燃えて、虐げられたアジア諸国民を欧米の植民地経営から解放するという「正しい平和」を求め、大東亜戦争を戦った過去がある。コソボ紛争では、「人道的」介入の名の元、NATO軍がユーゴスラビアを空爆した。何れも、非戦闘員が巻き添えを食っている。 「平和」とか「人道」とか、人類が共通して求める高貴な価値が、「戦争」と絡むと、どうしてこうも胡散臭くなるのだろう。 そう思って、もう一度見てみる。 「政府におかれては、関係各国及び国際社会との緊密な連携により、平和的解決に向けた外交努力及びウクライナに対...

朝日が書いた! 不透明な予算付けに苦言-新築庁舎リフォームに5000万円!? 議会も同じ穴のムジナだった!!

5000万円という高額の市第一庁舎・芸術館空間装飾デザイン工事予算。160億円かけて建築した、まだ築4年の建物に、なぜ高額リフォームが必要なのでしょうか。有権者の疑問に応え、小泉一真は調査。議会で指摘した不透明な予算編成を、今月2日、朝日新聞(信州版)が報道しました。 小泉一真コメント掲載の朝日新聞(信州版)2019.09.02   市民を裏切るな この件について、小泉一真は今年の6月議会・8月議会で立て続けに質問。施設整備の予算要求前に済ませておかなければならない公共施設整備事前協議を行わないまま、5千万円もの予算要求が通ってしまった不可解な点を質し、議会の議論をリードしました。事前協議制度は、公共施設整備の必要性を確認する作業として、2018年度、総務部が定めましたが、総務部自身が所管する事業において適用されていなかったことになります。 (過去記事) ルール破りの裏切り予算! 5千万円で築4年目の庁舎デザインをリフォーム! それって誰トクよ? 同紙の取材に対し、小泉一真は「市が自ら決めた事前協議のルールを守らないことは(公共施設削減への)市民の協力を裏切るものだ」とコメントし、引用されています。 長野市は公共施設マネジメント指針等において、多数の公共施設の更新の時期と人口減少の時期が重なることから、今後20年間で20%の公共施設床面積を減らす目標を立てており、地域ごとに議論が進められています。 市民の協力に恥じぬよう、長野市は自らの襟を正す必要があるのではないでしょうか。 人のことを言えない議会 予算要求前に事前協議をしていないという、制度上の明白な不備を指摘できた市議は、小泉一真だけです。なぜ他の市議は、このような大きな問題を質問できないのでしょうか。 実は、長野市議会も、同様な前歴があるのです。第一庁舎を更新したときに、本会議場等の議会施設も全て一新されました。この直後、本会議場の机が狭いと一部議員のワガママとも思える主張が噴出し、何とこの声が通ってしまいました。手直しに要した費用は723万円。もちろん、全て公費です。小泉一真は、現状の机で十分との声を議会事務局に伝えましたが、議会の趨勢に逆らえなかったようです。 議会も、必要性に疑問がつく施設改修予算の執行を要求し...

安全安心の要、水位計が160余日故障!? 耐用年数過ぎてた!? 消防には話してない!?!?!?

河川・水路等が増水したときに、合流部で本流からの逆流を防いだり、流量を管理したりする水門は、市民の安全・安心を確かにするための重要な施設です。しかし、水門を運用する上で必要となる水の高さを測る水位計が、耐用年数を大きく越えて運用された末に故障。160日余も修理が完了しないままとなっていることを、6月5日、一般質問で小泉一真市議が初めて明らかに。水位計の耐用年数を勘案した計画的な更新を求めました。 知らされなかった情報    その水位計の「機能しない期間は160日程度となる見込み」との6月市議会一般質問での建設部長答弁に、小泉は愕然とした。三重公園の北に位置する北八幡川雨水調整池(平林・高田五分一・西和田)。その水門の水位計が故障しており、交換工事を発注したとの情報は、小泉は5月には得ていた。しかしそれが、半年近くもの長期間だったとは、思いが至らなかった。質問後の小泉からの照会に、市は、最初に故障に気づいたのは今年1月16日と明らかにした。 今年2月には、地元の古牧自治協議会・市・県を交えた北八幡川治水に関する会議があったのだが、水位計が故障中との情報は、共有されていない。  消防局長に確認したところ、やはり水位計の長期間欠測という情報は知らされておらず、小泉の質問で初めて知ったという。もっとも、その後も、担当消防署・消防団に事態は伝達されていなかったことを、小泉は今月23日に確認している。  建設部長は、小泉の質問に対し、故障中は24時間監視する「万全の体制を敷く」と豪語していたが、市民の安全安心を守る部署が、これで大丈夫なのだろうか。 北八幡川雨水調整池。増水時には11万トンを貯留して下流の水害を防ぐ  平成24年7月豪雨では、北八幡川が氾濫し四八五世帯に避難勧告が発令。床上・床下浸水等の被害が生じている。既往の出水・被災履歴を把握し、市の治水・消防部局は緊張感を持った住民対応を願いたい。 平成24年7月豪雨時の出水状況    関係ブログ記事「長野市内で冠水 」 にほんブログ村ランキング参加中 計画的な更新を提案 市が管理する監視水位計の耐用年数は「基本的には10年」(建設部長答弁)。だが、小泉の調査では、故障した水位計は、設置後27年が経過していた。市内に24基ある水位計の大半が耐用年数を過ぎ...

ルール破りの裏切り予算! 5千万円で築4年目の庁舎デザインをリフォーム! それって誰トクよ?

6月5日、小泉一真は6月定例会本会議一般質問に立ち、「第一庁舎・芸術館1階空間装飾デザイン工事」について集中的に質しました。 築4年目で建物デザイン変更!? あなたは家を建てて4年も経たないのに、デザインがダサいからと5千万円でリフォームするだろうか? そういう御大尽が、長野市役所には居るらしい。 今年度予算に盛られた5千万円の「第一庁舎・芸術館1階空間装飾デザイン工事」は不可思議な事業だ。 信濃毎日新聞も 今年4月20日、「完成からわずか3年余で、多額の費用をかけて改修することに対し、市議会から批判も出ている」と報道した。 にほんブログ村ランキング参加中 動線案内と非日常性はクロスするのか? 市の説明を小泉なりに要約すると、「第一庁舎から芸術館各ホールまでの動線が分かりにくいとの利用者の声に答える。ついでに、庁舎から芸術館に至るルートに非日常性を持たせる空間装飾デザインを施す」ということになる。 この「非日常性」という言葉が、どうにも小泉にはピンとこない。まあ、百歩譲って芸術館にはそんなものがあっても良いかもしれない。が、設計・建設の段階で、ホール施設が持つべき意匠性には十分考慮された筈だ。よって後付けのデザイン工事など不要。第一庁舎は市職員の仕事場であり、機能的であればよい。よって後付けのデザイン工事など不要。 小泉は機能面の問題と意匠面の問題は、分けるべきだと考える。なるほどホールへの道筋の案内は、充実した方が親切だろうし、市の施設が備えるべき機能でもある。そのためにデザインを統一した看板設置程度は行ってよい。しかし、それを「空間装飾デザイン」にまで風呂敷を広げると、それがなくては芸術館や庁舎のサービス提供にまで支障があるとは考えにくい。「装飾」は機能とは関係なく、不要不急のものだ。 そこで、という訳か、市役所はこれらをあえて一括し、予算執行する方針なのだが、これは「機能面の改善を含むんだから必要ですっ認めてっ」、と強弁する作戦に見える。それって、何のため? 誰トクなの? 第一庁舎フロア にほんブログ村ランキング参加中 決めたルールを自分で破る! 市民を裏切るチート予算 これからの世の中、施設の維持・更新にカネがかかるが、人口減少に伴い利用者も税収も減っていく。だか...

3月定例会一般質問【鬼無里小・中学校の学区外からの通学】【観光危機管理】【カワウの漁業被害】

小泉による先月の定例会一般質問概要。今議会は、県議選に立候補を予定するために辞職された市議が3名いたため、その分の質問時間が配分されて、いつもより多くの質問時間をいただいた。 鬼無里小中学校は特認校制度の利用促進を 鬼無里小学校・中学校 (c)Google 子どもの減少への対応策として、鬼無里小学校・中学校は、平成30年度から小中一貫教育化されると同時に、学区外から登校できる小規模特認校として運営されている。 小泉の質問に、教育次長は学区外から体験入学した児童はいたが、特認校制度の利用は今までないと答弁。 随時受け付けているという学校見学のほかに、見学日を決めて広報してみてはと提案すると、「考えて参りたい」と応じた。 新入生保護者等への案内はしているととのことだが、もう一歩積極的な広報がほしい。鬼無里に学校を残すという気概がほしい。 にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! 選ばれる観光地を目指して-観光危機管理 平成28年6月議会で、小泉は初めて観光危機管理について質問。災害後の観光産業の迅速な復興や、学習旅行等では危機管理が旅行先選定のカギになりうるとの観点から、御開帳時の避難誘導、災害時の外国人観光客に対する対応等に関する計画の必要性を指摘した。 3月議会では、御開帳や観光エリア単位での計画策定の進捗を質した。 危機管理防災監は次回御開帳に向け「外部の関係機関を含めた検討組織を立ち上げ、避難計画を策定。計画に基づく訓練などを行う」と、商工観光部長は「外国人旅行者の安全確保等を迅速かつ確実に行うことを目的として、観光危機管理マニュアルの策定を進めている」とそれぞれ答弁。 御開帳に向けた防災訓練の模様が報道されれば、観光客に安心して参拝してもらえ、長野市の観光ブランド力アップに繋がると期待。 にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! カワウ等による漁業被害対策 昨年3月議会で小泉が被害額2千万円以上と試算して対策を促したカワウによる漁業被害。11月に行政・関係団体による大型魚食性鳥類に関する意見交換会を市が初めて開催した経緯を踏まえ、3月議会で進捗について再び質問。 市は来年度、カワウ等大型魚食性鳥類の飛来数などについて定点観測を実施し、...

市議の情報独占を打破しよう!! オープンな議会を求め議長に申し入れ-信濃毎日新聞等が報道!

行政からの議会あて政策説明の公開を求める小泉一真・西村裕子市議 長野市議会は閉鎖的!? 先日ブログで書いたように、行政からの説明・協議・調整の場である長野市議会・市行政の「政策説明会」が非公開とされている問題が、信濃毎日新聞報道が元となって、 急浮上 しています 。 「原則公開」なのに去年は全部非公開の会議!? 裏ワザ使わずオープンに行こうぜ長野市議会!!  - 信濃毎日新聞アンケートを考察 このブログ投稿で小泉は、次の問題を指摘しています。 1.「政策説明会」が非公式なものとして持たれており、市民に公開されていない。同様の趣旨の「全員協議会」(全協)が、県内19市中16市議会において、原則公開で公式な会議として行われている。 2.政策説明会の「協議・調整」が、会派ごとに分断されていて、全議員参加で行われていない。 議長に文書で申し入れ 小泉は、問題意識を共有する西村裕子議員(無所属)とともに、昨日、議長あてに文書で申し入れをして参りました。 全員協議会のあり方に係る調査と対応について(具申) 文書では、信濃毎日新聞の報道内容に触れながら、次のように長野市議会の行動を促しています。 1. 県内他市議会に対し、次の点に係る照会を行い、結果を議員に通知すること。 ・全議員が参加できる「市長が行政課題などについて議会側に説明し協議、調整する場」としては、どのようなものがあるか。全員協議会以外にあるなら、どのような運用実態か。また、それらは公開を原則として行われているか。 2. 1の調査結果を元に、本市議会における説明・協議・調整の場の制度設計について速やかに評価し、必要であれば見直しを図ること。 信濃毎日新聞が報道 信濃毎日新聞は本日2019年2月16日朝刊地方版で、小泉・西村議員による議長申し入れを報道しています。 【市側の非公開会合在り方検討申し入れ 長野市議2人が議長に】 ...西村裕子氏と小泉一真氏は15日、市長ら執行部から議会側への施策の説明や調整の場となっている非公開の会合「政策説明会」について、「必要であれば見直しを図る」ことなどを小林治晴議長に申し入れた。在り方が「不透明との印象を市民に与えかねない」としている。 (中略)...

「原則公開」なのに去年は全部非公開の会議!? 裏ワザ使わずオープンに行こうぜ長野市議会!! - 信濃毎日新聞アンケートを考察

県内市議会の 84% が全員協議会を公開 ! 長野市議会は ...? 1 月 21 日の信濃毎日新聞 ( 信毎 )1 面の見出しに、小泉はぶっ飛んだ。 「県内議会本社アンケート」 「全協『原則公開』市 84% 」 ※全員協議会: 長野市議会の場合 、全議員で構成され、「市政の重要な課題、災害、議会の運営に係る重要な事項等について協議又は調整を行う」目的で、議長が招集する。地方自治法等による全国一律な定めはなく、各地方議会は独自のルールで運用している。 ※ 参考 「市議会について教えてください... 」   おいおい、長野市議会の全員協議会 ( 全協 ) って、殆ど公開してないよな。この分野で長野市議会は、下位 16% 以内ということ ? 有権者への公開度が低いのは、問題じゃないかい ...?  だが記事を読み進めると、こうも書かれている。 「全協の傍聴について『議長や委員長の許可が必要』と回答したのは須坂、飯山、千曲の 3 市議会 ... 」 グラフは信濃毎日紙面から引用 あれ ?  「議長や委員長の許可が必要」な 3 市に、長野市議会はカウントされていない。さりとて長野市議会の公開「全協」って、ちょっと思い出せないのだけど ... 。一体どうなっているのか。 「原則公開」だが平成 30 年は全て非公開 !? 長野市議会事務局に照会すると、次のような回答が返ってきた。 規則上は公開が原則。だが、例として平成 30 年中に開催された全協は 3 度あるが、全て人事案件につき非公開。人事案件というのは、教育委員会、農業委員会、民生委員等の選任に係るもので、全員協議会では個人の資質 - つまりプライバシーに係る問題 - を質す場面が想定されることから、非公開とされているものと小泉は承知しており、この取り扱いに異論を感じたことはない。しかし、長野市議会の場合、全協といえばこの非公開人事案件が殆ど。例外であるべき非公開の扱いが、半ば慣例化しているという実態にある。 長野市議会の特殊性 公開が原則でも、公開された全協は殆ど開催されていない。そのような長野市議会の特殊性に気づかせてくれた信毎の...

信頼回復やる気なし!? 報酬アップ議案に修正案で馬脚を露す長野市議会!! 小泉は怖くありませんてば!? - 公費飲食事件

【反省なし? の長野市議会】 議員が公費で飲食した件は、長野市議会の不祥事ではない -一部(というかほとんど全部の)反小泉派 議員の驚くべき認識が、市議会の議員立法を通して露見した。 12月定例会最終日の17日、長野市議会は市長が提出した特別職報酬1.15%アップの条例改正案について、市議会議員分は1年間先送りにする修正案*を全会一致で可決。   *平成30年12月定例会議案第115号「長野市特別職の職員の給与に関する条例    の一部を改正する条例」に対する修正案 信濃毎日新聞は翌18日、この件について、次のように報道している。 討論では 小泉一真氏 (無所属)は、修正案に賛成としながら、長野市、千曲市と埴科郡坂城町でつくる「千曲衛生施設組合」が議員歓送迎会費に公費を支出していた問題も「長野市議会が共有すべき反省事項」とし、修正案の提案理由に挙げられていないことを「やや残念」とした。 (信濃毎日新聞2018.12.18 2面「議員報酬引き上げ1年遅らす修正案長野市議会が可決」) 報酬アップ先送りの修正動議を提出した総務委員会委員長は、委員長報告で「 議会・議員への信頼が大きく揺らぎ、同じ議会に身を置く者として信頼回復に努めなければならない 」とし、具体的な理由として「 議員の不祥事(酒気帯び運転、器物損壊) 」を挙げた。しかし、 昨年3月の議員による酒気帯び運転 と、 本年6月の共産党市議による器物損壊事件 を理由として挙げる一方で、その間の 昨年10月に判明した千曲衛生施設組合における公費飲食事件 を修正案の理由から敢えて外している。 市議会議員の議員報酬については、今期の議員任期中において、議員の不祥事(酒気帯び運転、器物損壊)による辞職が続き、議会・議員への信頼が大きく揺らぎ、同じ議会に身を置く者として信頼回復に努めなければならないことを踏 まえると、議員報酬の改定を1年間据え置くことが適当であると判断し、議員報酬の 改定部分についての施行期日を平成32年1月1日とするものであります。 (平成30年12月定例会 総務委員会委員長報告) 公費飲食事件を議員報酬アップ先送りの理由としないことについて、 小泉は本会議で 委員長報告に対し質問。公費飲食事件も立法の背景と解釈することはできる...

Tokyo Design Week 2016の5歳児焼死事故を忘れるな! 第2灯明まつりを中止せよ! ―12月議会一般質問

Questionです!   ★長野市善光寺を舞台とする、冬のライトアップイベントといえば何? ―長野市民であれば、すぐに「 長野灯明まつり 」を思い浮かべるだろう。青年会議所・商工会議所等の民間主導で15年間育くまれてきたこの2月のイベントは、すっかり市民に定着している。白馬のスキー客が夜のアトラクションとして訪れる等、観光資源としても認知が進み、今や長野市の宝と言える存在だ。 ところが、灯明まつりのコンセプトに競合する類似イベントが、開催されつつある。しかも、主催は誰あろう、長野市なのだ。称して「 Nagano Design Week  善光寺表参道イルミネーション 」。こりゃ、長くて呼びづらいね、どうにも。そこで 「第2灯明まつり」 と、民間がコツコツと積み上げてきたブランド力を流用する強かなマーケティングのテクニックに敬意を表して、当ブログではそう略称させていただく。 第2灯明まつりに疑義あり!! 小泉は、このイベントに絞り、 今月6日、一般質問に立った。質問時間の全部を一つのテーマに注ぎ込んだのは、小泉としては初めてだ。それでも質問時間は充分ではなかった。 質問に立つ小泉―長野市議会動画配信ページにリンク http://www.nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=2528 火災で5歳男児が死亡―問題未解決の委託先団体 市は第2灯明まつりの実行委員会を組織し、6100万円を交付。実行委は一者随意契約で善光寺ライトアップ等を在京のNPOに委託発注した。契約額は4100万円。 ところが、このNPOには未解決の問題がある。 東京で開催したイベントの屋外展示物から出火し、逃げ遅れた5歳男児が、幼い命を落としているのだ。TOKYO DESIGN WEEK 2016でのこと だ。 事故そのものだけでなく、 事故後の主催者の対応にも、当時の世論は批判的 であった。 事故の翌日、Tokyo Design Week 2016は中止。長い歴史を誇ったTokyo Design Weekは、それ以降開催できずにいる。 質問に対し、...

市民を応援したら懲罰動議!? 1人対35人でも退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!! 議会の信頼回復を求める小泉一真 VS 公費飲食を糊塗する議員たち

(2018.10.04追記) 市民の手により、オンライン署名運動が発足した。公費飲食事件についての解決と、小泉の不当処分に反対する趣意によるもの。読者諸賢も、ぜひご賛同の署名をお願いします!! 【1. 市民の血税で宴会した市長・議員等エライ人たち、お金を返してください!!】 【2. 請願に賛成した議員に対する不当処分に反対します!!】拡散希望 【言いがかり】 今月25日、小泉が市議会本会議で討論を行ったところ、議事録からの発言削除を求める動議が共産党議員より相次いで提出された。また翌26日には、この討論に対し共産党議員が主導して懲罰動機を提出した。 小泉の討論は、「 議員等特別職の飲食に費消された公費の補填を求める千曲衛生施設組合あて意見書の提出を求める請願 」を不採択とした福祉環境委員会の報告に異を唱え、市民の声を汲んで採択すべしとするもの。 ブログ冒頭のYoutube動画は、その内容の是非を読者諸賢においてご判断いただくため、冒頭のあいさつ部分を除きほぼ無編集で掲載した。 小泉の発言の適否について、市民の皆様はどうか小泉にご意見を寄せていただきたい。 小泉一真メールアドレス:  5123kwazuma@gmail.com そもそも議会における議員の発言においては、言論の自由が最大限に保障されねばならないのは自明だ。特に、 議会内の多数の議員が関与した公費飲食事案 については、議会・議員の自浄能力が問われている。そのようなテーマの下でなされた発言は、より一層、議会は謙虚に耳を傾け、自身の反省のよすがとすべきであることも、また自明のことではないか。それなのに 些細な理由(と小泉には思える)により議事録削除を求めて小泉の討論を骨抜きにしようとするのは、義のない所業と市民は判断するだろう。懲罰動議にしても同様。 【市民の足を引っ張るな!】 強調しておきたいのは、請願が出された結果、組合長である千曲市長が態度を変えた点だ。 これについては、すでに当ブログでも書いた が、重要なのでもう一度言及しておく。 長野市議会に提出された本組合に関する請願への所見について(千曲衛生施設組合公費飲食事件) from 長野市議会議員小泉一真 今般、長野市議会において 「議員等特別職...