チェックできずに何が議員か! 行政の出してきた議案・資料を批判的に読む。それさえできれば、行政が抱える課題・問題を指摘し、正すことができる。チェックする力がなければ、政策提案などできない。で、 チェックできずに問題が生じたら、少なくとも半分は議会の責任。 その程度の議会のイロハが分かっていない議員が多すぎ。 ( ≖_≖)ハァ・・・ 「よいしょ」がきつい資料 資料を読むこととチェックすることとは違う。何かモノサシを心の中に置いて読まなければ、それはできない。小泉のモノサシは「市民感覚」。市民感覚を持っているからこそ、 議員が公費で飲むことは異常 だとチェックできる。議員感覚しか持ち合わせていない者には、その異常性が理解できない。 リアリティ欠如の指定管理者指定議案資料―平成29年12月定例会 from 小泉一真 長野県住宅供給公社(HPから転載) さて、この資料だが、市民感覚に照らして、何か不自然じゃないか? 市営住宅 の管理を続けて 県住宅供給公社 に指定管理させる議案について、住宅課が作った資料だ。本日の 建設企業委員会審議で提示された。 【申請状況と選定結果】の「提案の概要」は積極的だ。なのに、2ページ目の「自主事業」欄が真っ白なのはどういうことだろう。 「優れていた点など」には「現行サービス水準を維持・向上させる計画」とある。本当なら素晴らしい。本当なら。そこでサービス水準を「向上」させる具体案は何かと質問。 驚くべきことに、建設部は回答できなかった。もうこれだけで粉飾資料と言われてもしかたがない。 「市営住宅リニューアルの提案」も、具体的な提案内容を説明できない。「福祉サービスを提供する施設とも連携を図る」についても、具体的な施設名が挙がらず、連携手法も明確ではない。リアリティがない。 他の委員は、 指定管理とした場合のコスト縮減効果を問うたが、これも説明はなかった。コスト縮減だけが指定管理の効果ではないが、サービス水準向上についても説明できないのだから、これではちょっと寂しい。 やはり、小泉の勘が当たってしまったようだ。 どうしてこうなった? 粉飾とも見える資料を市が作る理由は何だろう。以下は小泉の憶測であるとお断りしておく。 3期続けて契約してきた県住宅供給公社と...
長野市議会議員選挙に立候補した、あの初心を忘れない。市民第一、長野市議・こいずみかずまの本音ブログ!!