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長野市のヤミ・無理やりな新教育長人事-3月市議会で反対したワケー「識見と情実」編

現商工観光部長M氏を新教育長に任命する唐突な人事案。「情実人事」の可能性と「教育長としての資質」に小泉一真はズバリ踏み込み、堂々の反対討論。他の議員は「賛成」討論としながらの批判や、個人の資質に問題なしとしつつ反対する等、分かりにくい議論に終始した。 新教育長への任命が議論の対象となったM氏 2019年11月29日信濃毎日新聞から引用 情実人事を疑う 「この人事は、一種の情実人事であるとの思いを強めている」 3月22日、この言葉から、教育長人事案への本会議反対討論を、小泉は始めた。改革ネットが、共産党が、新友会が、小泉に続いて賛否の討論をそれぞれ行う。ほとんどすべての人事案で、これまで議会は質疑も討論もなく、半ば慣例的に全員賛成で通してきた。長野市に、異例のことが起きているのだ。 適性を語れぬ市長-法的な欠陥 「M氏が教育行政について優れた識見を示した機会を、市長はご存知かと思いますので、その点についてご説明ください。」  この日、本会議の前に非公開で行われた議会全員協議会で、小泉は市長に質した。教育行政に触れたことのないM氏についてそう訊くのは、自分で言うのも何だが、もっともな質問ではないか。   「(M氏は)教育委員会に在籍していませんけれども、教育委員会に在籍していることそのものが教育行政に通じているということではない」  市長のこの答弁に、小泉は面食らった。答えになっていない。小泉の問題意識は、彼が教育委員会に在籍した経歴があるかどうかではない。新教育長にふさわしい識見があるかどうか、なのだ。更なる答弁を求めて小泉は食い下がったが、加藤氏は踵を返して無視した。 「教育長は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、 人格が高潔 で、 教育行政に関し識見を有する もののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。 (地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項)」  このように法律でも、教育長に「教育行政に関し識見を有する」ことを求めている 。 市長がM氏の教育上の識見について説明責任を果たせなかったことは、法律上の重大な欠陥を伴う人事 と言わざるを得ない。この点だけでも、議会としては任命に同意できないことになる。 ところで、市長(そして他の議員)が云々した教育委員会在籍...

ルール破りの裏切り予算! 5千万円で築4年目の庁舎デザインをリフォーム! それって誰トクよ?

6月5日、小泉一真は6月定例会本会議一般質問に立ち、「第一庁舎・芸術館1階空間装飾デザイン工事」について集中的に質しました。 築4年目で建物デザイン変更!? あなたは家を建てて4年も経たないのに、デザインがダサいからと5千万円でリフォームするだろうか? そういう御大尽が、長野市役所には居るらしい。 今年度予算に盛られた5千万円の「第一庁舎・芸術館1階空間装飾デザイン工事」は不可思議な事業だ。 信濃毎日新聞も 今年4月20日、「完成からわずか3年余で、多額の費用をかけて改修することに対し、市議会から批判も出ている」と報道した。 にほんブログ村ランキング参加中 動線案内と非日常性はクロスするのか? 市の説明を小泉なりに要約すると、「第一庁舎から芸術館各ホールまでの動線が分かりにくいとの利用者の声に答える。ついでに、庁舎から芸術館に至るルートに非日常性を持たせる空間装飾デザインを施す」ということになる。 この「非日常性」という言葉が、どうにも小泉にはピンとこない。まあ、百歩譲って芸術館にはそんなものがあっても良いかもしれない。が、設計・建設の段階で、ホール施設が持つべき意匠性には十分考慮された筈だ。よって後付けのデザイン工事など不要。第一庁舎は市職員の仕事場であり、機能的であればよい。よって後付けのデザイン工事など不要。 小泉は機能面の問題と意匠面の問題は、分けるべきだと考える。なるほどホールへの道筋の案内は、充実した方が親切だろうし、市の施設が備えるべき機能でもある。そのためにデザインを統一した看板設置程度は行ってよい。しかし、それを「空間装飾デザイン」にまで風呂敷を広げると、それがなくては芸術館や庁舎のサービス提供にまで支障があるとは考えにくい。「装飾」は機能とは関係なく、不要不急のものだ。 そこで、という訳か、市役所はこれらをあえて一括し、予算執行する方針なのだが、これは「機能面の改善を含むんだから必要ですっ認めてっ」、と強弁する作戦に見える。それって、何のため? 誰トクなの? 第一庁舎フロア にほんブログ村ランキング参加中 決めたルールを自分で破る! 市民を裏切るチート予算 これからの世の中、施設の維持・更新にカネがかかるが、人口減少に伴い利用者も税収も減っていく。だか...

市議の情報独占を打破しよう!! オープンな議会を求め議長に申し入れ-信濃毎日新聞等が報道!

行政からの議会あて政策説明の公開を求める小泉一真・西村裕子市議 長野市議会は閉鎖的!? 先日ブログで書いたように、行政からの説明・協議・調整の場である長野市議会・市行政の「政策説明会」が非公開とされている問題が、信濃毎日新聞報道が元となって、 急浮上 しています 。 「原則公開」なのに去年は全部非公開の会議!? 裏ワザ使わずオープンに行こうぜ長野市議会!!  - 信濃毎日新聞アンケートを考察 このブログ投稿で小泉は、次の問題を指摘しています。 1.「政策説明会」が非公式なものとして持たれており、市民に公開されていない。同様の趣旨の「全員協議会」(全協)が、県内19市中16市議会において、原則公開で公式な会議として行われている。 2.政策説明会の「協議・調整」が、会派ごとに分断されていて、全議員参加で行われていない。 議長に文書で申し入れ 小泉は、問題意識を共有する西村裕子議員(無所属)とともに、昨日、議長あてに文書で申し入れをして参りました。 全員協議会のあり方に係る調査と対応について(具申) 文書では、信濃毎日新聞の報道内容に触れながら、次のように長野市議会の行動を促しています。 1. 県内他市議会に対し、次の点に係る照会を行い、結果を議員に通知すること。 ・全議員が参加できる「市長が行政課題などについて議会側に説明し協議、調整する場」としては、どのようなものがあるか。全員協議会以外にあるなら、どのような運用実態か。また、それらは公開を原則として行われているか。 2. 1の調査結果を元に、本市議会における説明・協議・調整の場の制度設計について速やかに評価し、必要であれば見直しを図ること。 信濃毎日新聞が報道 信濃毎日新聞は本日2019年2月16日朝刊地方版で、小泉・西村議員による議長申し入れを報道しています。 【市側の非公開会合在り方検討申し入れ 長野市議2人が議長に】 ...西村裕子氏と小泉一真氏は15日、市長ら執行部から議会側への施策の説明や調整の場となっている非公開の会合「政策説明会」について、「必要であれば見直しを図る」ことなどを小林治晴議長に申し入れた。在り方が「不透明との印象を市民に与えかねない」としている。 (中略)...

組織ぐるみの公費飲食! 市長・町長・監査委員・議員よ、税金を返せ!!-住民監査請求してきた

市長以下特別職45名は税金を返せ 一昨日の1月12日、千曲衛生施設組合に対して、5名の住民の皆様とともに住民監査請求を行った。 議会費食糧費支出による酒宴に係る住民監査請求書 (概要版と全文) from 長野市議会議員小泉一真 何と、組合議員どころか長野市長、千曲市長、坂城町長から果ては組合予算の支出をチェックする監査委員までが、組合議会議員の歓送迎会との名目のもと、税金で飲み食いしていたのだ。 このブログでも何度か報告してきた酒宴費用への公費支出 は違法であり、公費から費用の一部が支出されていた特別職-一般職は含めないこととした-の飲食代金総額34万円余の返還を、監査請求で求めた。以下はその内訳。 議員(長野市議会選出) 黒沢清一 3,000円 議員(長野市議会選出) 宮崎治夫 11,461円   議員(長野市議会選出) 山本晴信 9,000円   議員(長野市議会選出) 松田光平 6,000円   議員(長野市議会選出) 田中清隆 3,000円   議員(長野市議会選出) 手塚秀樹 11,461円   議員(長野市議会選出) 若林祥 11,461円   議員(長野市議会選出) 松井英雄 11,461円   議員(長野市議会選出) 鈴木洋一 2,461円   議員(長野市議会選出) 望月義寿 14,461円   議員(長野市議会選出) 野本靖 14,461円 議員(長野市議会選出) 祢津栄喜 9,000円       議員(千曲市議会選出) 原利夫 9,000円   議員(千曲市議会選出) 吉田昌弘 9,000円   議員(千曲市議会選出) 小山嘉一 14,461円   議員(千曲市議会選出) 田澤佑一 6,000円   議員(千曲市議会選出) 宮入高雄 9,000円   議員(千曲市議会選出) 大澤洋子 9,000円   議員(千曲市議会選出) 小川修一 9,000円   議員(千曲市議会選出) 戸谷有次郎 ...

【速報】やったぜ勝ち越し!! 2勝1敗の議会一般質問

一般質問終わり!! やー、今日の一般質問は山が多くて緊張しまくりだった。 三つ質問して、星は二勝一敗の勝ち越し。 スパイラル活用してSAPPORO-NAGANO2026に向けた共同研究提案 http://www.koizumikazuma.jp/2017/12/blog-post.html 「オリンピックの遺産・レガシーの活用で環境負荷と経済負担を極小化し、持続可能な世界初の『分散開催』オリンピックを生み出すことに、長野市が役割を果たし世界に貢献する好機と考える!」 と熱弁振るう小泉。 しかし 答弁趣旨は、札幌が言ってきたなら長野もお相手いたします、程度のもの。 情報収集ぐらいはするんですよね? と食い下がってみたが、「する」という答弁は返ってこなかった。全くやる気なし。 「そのような受け身の姿勢、待ちの姿勢が、現在のスパイラルの窮状を呼んだと指摘しておく」 と皮肉を言うのが精いっぱい。完敗、残念。 議会にも知らせない施設廃止リスト http://www.koizumikazuma.jp/2017/12/blog-post_5.html 議会にはこういう資料を提供するという程度のハナシだけで、具体的なリストの提供はしてこなかったと認めた総務部長。他の議員もこのリストの存在を知らなかった模様。小泉が議会に資料を提供せよと迫るのに、よほど触れてほしくないツボだったのか、ノラクラ答弁で逃げ回る総務部長。 頭に来て「議事進行に意見」(現職議員でいちばんよくこれを使うのが小泉♪)と、質問の残り時間を示す時計を止める。 「小泉が意味するところは明白で、当該資料を議会に提供し説明せよと求めている。議長は答弁するように指導してください」 ダメ元で議長に要請。ところがこれが効いた。地元の施設が「用途廃止」なんて資料を議員が知らないなんて、どの会派の議員でも許し難いことなのだ。議長が議会への説明について答弁するように総務部長に求め、機会があれば説明するとの答弁を引き出した小泉。 本会議終了後、廊下で他の議員と雑談。やはり、ワークショップの場では、議論を市行政が誘導しているのだとか。その最初の小道具がこのリストなら、ちょっとひどい。議会を敵に回すと怖いと、市役所...