スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

小泉の質問で復興計画が変わった!! (1) 温暖化対策がより具体化

2020年2月21日、長野市災害復興計画策定に係る全員ょう議会で質問する小泉一真 今月21日に、台風19号災害に関する長野市復興計画素案の議会審議が行われました。小泉一真は2分間の発言時間制限をフルに活かし、住民視点から計画修正を提案。今日、27日に示された案で、計画修正に成功したことが明らかになりましたので、皆様に報告します。 修正前(素案) ■気候変動への取組 (16)大規模な自然災害の発生に地球温暖化の影響が指摘されており、防災の観点からも市として温暖化対策の施策を継続的に推進します。<環境保全温暖化対策課> 修正後(パブリックコメント案) ■気候変動への取組 (16)大規模な自然災害の発生に地球温暖化の影響が指摘されており、防災の観点からも市として 再生可能エネルギー・省エネルギーの推進、吸収源対策などの 温暖化対策の施策を 県と連携して 継続的に推進します。<環境保全温暖化対策課> 小泉一真の21日質問は、次のようなものでした。 (計画素案には)今後は気候変動による大雨や台風の発生の変化についても課題として認識しておく必要があると記述しております。これに対し、気候変動の取り組み(の記述)はわずか2行に過ぎません。さらに積極的な施策の展開が必要ではないでしょうか。気候非常事態宣言を発した県との連携について、記載すべきでないでしょうか。 これに対し、このときの市環境部長答弁では、長野県との連携について修正していく旨だけを答弁していました。 まず、昨年12月に長野県が発した気候非常事態宣言には、次のような文言が含まれています。 「この10月に日本を襲い本件にも甚大な被害をもたらした台風第19号をはじめ、近年、我が国で頻発する気象災害の要因は気候変動にあると言われている。」 「2050年には二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを決意」 長野県気候非常事態宣言 小泉が長野県との連携を計画に謳うべきだとしたのは、2050年にCO2排出を実質ゼロにするとの県の目標に準じた施策展開が、長野市においても必要だと考えたからです。これについては成功しましたが、修正前の文言では、いかにも市の自主性・積極性が感じ取れません。 そこで小泉は、長野市が十分に取り組めそうな具体的な施策を示しながら、 復興計画...

【長野〇見え通信 第8号 2020.02】長野市議・小泉 一真への投稿

【長野〇見え通信 8号出来!!】 ◆千曲川が破堤どうする?復旧工法 ◆復興財源二千万円議会がひねり出した! ◆12月議会一般質問 ◆小泉一真もやりました! ボランティア活動・ボラ支援活動 https://ift.tt/2PrZFqp 【国の堤防復旧案に意見】  「堤防をかさ上げしないのか」  「決壊しない堤防に」  「矢板を入れてほしい」   長沼住民自治協議会長・柳見沢宏氏が発言を求めると、四〇〇人余りの参加者から次々に手が挙がる。..... February 26, 2020 at 04:14PM

破堤部の視察に行ってきた!! 堤防本復旧についての最新情報です

昨年、台風19号災害により破堤した千曲川。穂保の破堤部基盤の土質調査について、今月25日、千曲川河川事務所から現地で説明を受けました。 仮堤防が除却されて現れた既存堤防の断面 小泉の提案で実現した視察 先週、2月21日の復興計画素案に関する議会全員協議会の場で、小泉は次の様に質疑しました。 【現在、国により、仮復旧した堤防撤去と、堤防基盤の土質調査が行われている。調査結果の住民への説明はいつになるか。また希望する議員に対しても同様の説明を現地で行うよう、調整できるか。】 これを受けて市役所が早速調整の労を執ってくださり、本日、説明を受けながら現地視察となりました。小泉のほか、共産党議員3名、無所属議員1名が同行しました。 破堤現場の土質について説明を聞く小泉一真 にほんブログ村ランキング参加中 Clickで小泉一真を応援してください!! 復旧工法に関する諸説 小泉の認識では、破堤部にある長沼地区住民の間には、堤防復旧について次のような要望があります。 1. 破堤の防止  → 堤防の裏法面の全面的な遮水(アーマーレビー工法・フロンティア堤防) 千曲川堤防調査委員会に国土交通省が提示した資料から引用 国土交通省の見解では、堤防を越えた水が堤防裏を洗堀して損傷が進行。ついには堤防が水を支えきれなくなり、崩れたといいます。 再度破堤を防止するためには、法裏の補強が必要だとの地域住民の想いは強いようです。完成堤防に加えて設けた「桜づつみ」が、堤防強化に相応の効果をもたらすと、今次発災までは期待されていました。しかし、国は桜づつみが「決壊に至るまでの時間をある程度引き延ばしたと推定される」と評価するものの、結局は破堤を免れえませんでした。この事実を重視する住民は、堤防裏側法面の全面遮水を求めています。 アーマーレビー工法の例 国土交通省資料から引用 かつて国土交通省には、裏法まで遮水するアーマーレビー工法(難破堤堤防、 耐越水堤防 、フロンティア堤防等がほぼ同義)による施工実績がありましたが、今では施工されなくなってしまいました。破堤しない堤防を整備すると、ダム建設事業が進まなくなることを懸念する勢力が国土交通省内にあったためではないかとの説があります。 危機...