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統一教会からの市長あて文書を長野市が保管していない!? 9月定例会一般質問 その三

◆小泉一真
市政の透明性確保についてです。 公文書の適切な保存と情報公開は民主的な行政 運営を保障するものと考えて質問します。 市長は、統一教会系の団体、平和大使協議会の 式典にメッセージを贈りましたが、これは市長に 宛てられた文書がきっかけであったと聞いており ます。
ところが、この文書を市は公文書として保存し ていないとのことです。なぜ市が保存できていな いのか。当該文書は市長宛てで、親展文書ではな かったと聞いておりますが、このことについて、 併せて確認を求めます。

●企画政策部長
市長宛ての文書につきましては、公務のものは 秘書課で保存しており、公務以外の個人的なもの や市長の政治家としての政務活動に関するものは、 市長自身が管理しております。 今回の関連団体からの依頼につきましては、一 政治家として対応すべき公務以外の内容、市長の 政務活動に関するものとして取り扱っております。 また、この文書は、親展文書ではございません。

◆小泉一真 市が取り扱う公文書のう ち、相当数が市長宛ての文書ですよね。市長が恣 意的に、都合の悪い市長宛て文書を政務活動であ るとして処分できる余地があると市民に 印象付けるのは得策ではないのではないでしょう か。
市長メッセージの経緯について、市長は説明さ れたものの、市長宛て文書と対照しなければ説明 を検証することもできず、疑念を残すことになり かねません。市長宛て文書は市として対応を要し ない内容であったとしても、親展文書等、明らか に個人宛てのものが外形的に分かるものでない限 り、市が一定期間保存するのが相当ではありませ んか。
●総務部長
市長宛ての文書の取扱いによりまして、市長に 疑いの目が向けられ、さらに市政への不信感につ ながるということは本意ではございません。実際、 担当課には多種多様な文書が到達しておりまして、 その取扱いに苦慮するケースはあるとは考えてお りますが、今後親展文書や市として対応を要しな い内容の文書を含めまして、文書の取扱いにつき まして、長野県などの取扱いも参考にしながら整 理、検討をさせていただきたいと考えています。


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