『全部言います!』小泉一真の市議会トーク: 教育委員会

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小泉一真ポートレート 長野市議会議員: 小泉一真(こいずみかずま)
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2023/07/21

中学生男女の同室「着替え」を学校が放置!? 類似10件を教委は把握...信毎報道を調べてみたら...

「中学校の着替え、男女同室!?  生徒「恥ずかしい」「本当に苦痛」 長野市、学校の対応鈍く」(2023.07.16. 信濃毎日新聞)
この報道について、小泉一真は同日、教育委員会あてに文書で問合せ。みえてきた事実について報告します。


危機管理なし、こどもを守る意識なしの荻原健司市政

「容認する学校はナンセンス」との手厳しい識者の声を含め、5段にも渡る社会面の記事になったというのに、市長・教育委員会からのコメントが示されたとのハナシは今も聴かない。だが青木島遊園地廃止を巡る長野市の言動をつぶさに見てきた小泉にとって、これはそれほど不思議なことでもなかった。危機管理やこどもの権利を守る意識に敏感とは言えない市長も教委も、あてにはならないと考え、7月16日、この件について問い合わせるメールを打った。今日、レクチャーの形で回答が得られた。


10中学校で男女同室「着替え」を確認―市教委

小泉の問い合わせを受けた後の18日、市教育委員会は電話で全24中学校を対象に電話で緊急調査。その結果次の通り。

1. 水泳授業→             全24中学がプールサイドの更衣室で着替え
2. 水泳以外の体育→    14校が体育館の更衣室で着替え
                                報道事例を含め、10校が男女同室で「着替え」

教育委員会幹部は、これらの10校は「多くの子が着替えという認識がない」とした。これら10校のケースの「着替え」とは、制服の下に予め体操着を着込んだ生徒が、上下の制服を脱ぐことなのだという。生徒からは「めんどくさい」との声もあると付け加えた。一方で、各校は4月に体育館の更衣室を使う旨、生徒には指導しているとも強調。5月に改善を訴える匿名の投書を受け、学年集会で訴えたが、徹底されなかったとのこと。
学校は更衣のための施設を用意しており、指導しているが、生徒がめんどくさがって、使ってくれない―そう言いたいように思えた。 
「なぜ、体育館の更衣室を生徒は使わないのか」と訊くと、10分間の業間では、更衣室までの移動と着替えで時間を取られ、体育の授業に間に合わないからだと思うとのこと。同様のことは、信毎の記事にも書いてある。
「それはつまり、体育の授業に間に合わせるために、生徒は男女同室で着替えさせられているということなのでは」、「授業に遅れれば先生から注意されると思うからそうしているのでは」と小泉は指摘すると、小さくうなずいた。
信毎の取材のあった中学の校長は、改善策を検討しているという。取材があったのは6月6日のことだそうだ。

男女別室での更衣について通知

学校教育課長は、各中学校長にあて、20日、「男女同室での更衣に対し、不快な思いをしている生徒が少なからずいる現状」を指摘し、男女別室での更衣について配慮求める通知を施行した。男女別室での着替えを確保するための実践事例を記載し、具体的な対応を求めたのは、良いことだと思う。
小泉からは、男女同室更衣となっている10校について、夏休み期間中に改善策を検討し、新学期は別室での着替えを確保して迎えることとなるよう、強く要望した。また、必要であれば保護者への説明を行うとする教委の意向を確認した。

「性被害」との報告はない

信毎は、(当該中学に通う女子が)「ワイシャツの下に体操着を着ていたとしても、着衣を外す様子を男子に見られること自体が不快」、「これは性被害」と訴えていると伝えている。
しかし、被害を訴える子をケアする必要性を問う小泉に対し、教委幹部は学校から被害を訴える生徒の報告は受けていないと返答。タブレット端末の「相談フォーム」等で相談を受ける機会はあると主張した。
小泉からは、報道を受け、このような嫌な思いをした生徒からの相談を受ける用意があると、学校は率直な態度を明示すべきだと意見した。

それにしても...

男女同室「着替え」は、令和まで10校も、なぜ残ってきたのか。下着を晒すわけではないが、脱衣する仕草を異性に見られることが恥ずかしいと感じる生徒の心情を汲み取れなかったとすれば、デリカシーがない。小泉の質問に対し、何年かに一回程度、このような現状に抗議する投書が来ていたと、教委幹部は認めた。
学校・教育委員会の怠慢であると批判されても仕方がないだろう。速やかな改善を求めたい。
同時に、青木島遊園地廃止という大事件を経験しても、こどもの権利を重んじない長野市役所・教育委員会の無反省はどういうことなのか。議会のすべきことは多い。
 


2022/03/02

異例の調査やり直し!? いじめ重大事態について、小泉一真の一般質問は3月4日、14時チョイ過ぎから!

2022年初めの議会である2月定例会が始まっています。小泉一真は、3月4日(金)、に一般質問を予定。13時に再開後、3番手として登壇します!! 質問通告した概要は、次のとおりです。

どうしてこうなった? 

長野市初のいじめ重大事態は、平成26年に起きた。当時小学1年生だった被害・加害児童は、今は中学2年生に成長している。だが、未だに解決していない。


教育委員会が調査委員会を組織し、平成29年に報告を出したが、被害児童・保護者はそれに納得せず、昨年、再調査を求め、市長部局が再調査委員会を立ち上げることになった。 


なぜ、被害児童・保護者が納得しないのか。7年間を経てもなお紛争が続くが、一体、何がこじれてこうなってしまったのだ?

いじめ重大事態の再調査について質問 

小泉の質問通告は、次のようなもの。
◆再調査の進捗状況はいかがか。再調査事項として選定された課題は。 
◆本件について再調査が必要であると判断した理由は何か。 
◆これまで被害児童・保護者側への情報提供に問題はなかったか。また調査記録は適切に保存されてきたか。 
◆市長への重大事態報告はいつのことか。報告を受けての市長の行動はどのようなものか。 
◆被害児童・保護者は昨年5月10日、市長部局による再調査を訴える所見を作成したとのこと。実際に市長が所見を受け取ったのはいつか。 

教育委員会はプライバシー保護を理由に、いじめ事案詳細を議会に伝えず、議会は「まあそれもしようがないのかねえ」と、モヤモヤしている。いじめとされる事案の実態がどのようなものであったとしても、7年を経て、市長部局が調査をやりなおさねばならないのなら、正しい初動があったとは言い難いだろう。
この件について、小泉は被害児童・保護者と接触を取っている。そこから得られた印象は、加害児童というよりも、学校・教育委員会の対応に不満があるのではないか、というものだ。

市・教育委員会は再調査を通じ、今後のいじめ対策に活かせる教訓を、必ずやつかんでいただきたい。
 

2021/03/25

長野市のヤミ・無理やりな新教育長人事-3月市議会で反対したワケー「識見と情実」編

現商工観光部長M氏を新教育長に任命する唐突な人事案。「情実人事」の可能性と「教育長としての資質」に小泉一真はズバリ踏み込み、堂々の反対討論。他の議員は「賛成」討論としながらの批判や、個人の資質に問題なしとしつつ反対する等、分かりにくい議論に終始した。
新教育長への任命が議論の対象となったM氏
2019年11月29日信濃毎日新聞から引用


情実人事を疑う


「この人事は、一種の情実人事であるとの思いを強めている」

3月22日、この言葉から、教育長人事案への本会議反対討論を、小泉は始めた。改革ネットが、共産党が、新友会が、小泉に続いて賛否の討論をそれぞれ行う。ほとんどすべての人事案で、これまで議会は質疑も討論もなく、半ば慣例的に全員賛成で通してきた。長野市に、異例のことが起きているのだ。

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適性を語れぬ市長-法的な欠陥

「M氏が教育行政について優れた識見を示した機会を、市長はご存知かと思いますので、その点についてご説明ください。」

 この日、本会議の前に非公開で行われた議会全員協議会で、小泉は市長に質した。教育行政に触れたことのないM氏についてそう訊くのは、自分で言うのも何だが、もっともな質問ではないか。
 
「(M氏は)教育委員会に在籍していませんけれども、教育委員会に在籍していることそのものが教育行政に通じているということではない」

 市長のこの答弁に、小泉は面食らった。答えになっていない。小泉の問題意識は、彼が教育委員会に在籍した経歴があるかどうかではない。新教育長にふさわしい識見があるかどうか、なのだ。更なる答弁を求めて小泉は食い下がったが、加藤氏は踵を返して無視した。

「教育長は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育行政に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。
(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項)」

 このように法律でも、教育長に「教育行政に関し識見を有する」ことを求めている市長がM氏の教育上の識見について説明責任を果たせなかったことは、法律上の重大な欠陥を伴う人事と言わざるを得ない。この点だけでも、議会としては任命に同意できないことになる。
ところで、市長(そして他の議員)が云々した教育委員会在籍の経験について、小泉は、教育長として必須であるとは考えない。教育行政どころか、一般的なお役所仕事の経験さえ持たない、民間出身の教育長がいてもよいと、思っているぐらいだ。法もそれを「可」としている。
それはさておき、教育行政経験がないM氏であればこそ、「教育行政に関し識見を有する」と誠実に説明する必要があるのに、その準備もしないで議会に臨んだ市長の姿勢が、小泉には信じられなかった。資質が問われるべきは、新教育長に推された人物だけではなかったようだ。市長の、市民に対する説明責任を軽々しく扱うこの姿勢が、小泉に反対することを決意させた。

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情実人事か

任命権者の市長が、M氏の教育行政に関する識見を語れなかった事実が示すのは、法律上の要件を満たさないという疑いばかりではない。適材適所の人事が行われなかった可能性をも、色濃く示している。小泉は次のように討論で触れた。


実は、一部の議員や職員の間では、市役所上層部の一握りの者が、適材適所ではなく、自己との親しさを優先させた、いわゆる「お友達人事」を取り仕切っているのではないかとの見方がある。

小泉はそのような見方には一線を画してきたが、しかしそうでもなければ、M氏を教育長に任ずることが優先で、その適性の見極めと説明責任を軽んじるように見える加藤市長の態度は、説明がつかない。
ここ2-3年で、小泉から見て、なぜこの職員に部長や課長が務まるのかと訝しく思う機会が増えている。小泉の3期10年の議員生活を通じ、少なくとも前任市長の鷲沢正一市政では、このような思いははるかに少なかった。これで職員の士気が保てるのだろうかと心配になる。
現市長加藤久雄氏は自身の市長選挙の際、長野市を「ガラッと変える」と言った。「人間関係を重視する」とも言った。そして確かに、市役所は変わってしまった。

2018/02/06

市民はおバカで任せられないの? 上から目線はアナクロ目線





市役所から議会あて政策説明:
午前中は全議員が一同で部長から話を聴き、午後は質問・
協議したいパートだけ職員とやりとりする方法。今年からこのスタイルになったのだが、小泉は全て質問・協議の対象としている。








正確には、「長野市特定教育・保育施設等重大事故検証委員会」の設置の件。長野市は審議会のメンバー構成にガイドラインを有しているのだが、尊重する雰囲気が感じられない。「若年層その他幅広い年齢層からの参画を得るよう選任する」とか、「女性委員の割合が40パーセント以上になるよう努める」とか。最重要なのが「公募委員の割合が20パーセント以上になるよう努める」という項目だと、小泉は考える。専門家だけの狭い知見では、良い議論にたどり着きにくいというのが、小泉の持論。
フツウの市民の力をバカにしてはいけない。それは時代錯誤的なアナクロニズムだ。

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2017/11/21

「分からないからしょーがない」―それでいいのか?

数値目標を掲げたが達成状況には無関心?

行政が必要な制度や計画をきちんと整備することは、もちろん必要だ。しかし、さらに重要なのは、それを確実に運用し、実施することなのだ。しかし、この点がおざなりになってしまっている行政の盲点は、それほど珍しいことではなかったりする。
今回もその伝といえるかもしれない。
第三次長野市子ども読書活動推進計画(案)についての説明を、11月6日に受けた。

第三次長野市子ども読書活動推進計画(案)に対する市民意見等の募集について
第三次長野市子ども読書活動推進計画(案)に対する市民意見等の募集について
余計なお世話だが、このBOOKロウというキャラはいつ出来たんだろう。NHK教育テレビから怒られないのかな?

目標達成状況が不明!?

民間企業であれば、「売り上げ」等の金銭的な尺度で計画達成度合いの評価は比較的に簡単なのだろうが、行政は利益を求めていない。だから行政が数値目標を掲げてプランを立てるのは、それなりに意義がある。
「市立図書館にあける中高生世代(13歳~18歳)の貸出利用者数」が、激減している
平成23年度実績値13,879人が平成26年度10,512人へと、図表から分かるように、「市立図書館における中高生世代(13歳~18際)の貸出利用者数」が激減していると言ってよい状況。これについて、平成29年度目標値14,200人はクリアできるのかと、小泉からは当然の質問。この回答ぶりにぶっ飛んだ。

―平成23年度当時と比べると、電子書籍での読書が普及してきている。したがって、現状で達成状況に難があるとは、一概には言い難い―

はあ。そうきたか。

「そうすると、3千人ほど図書館利用人数が減った分は、全てキンドル等に流れたと」

―全てであるとは言えません、実態は分かりません―

当然。そんなことは分かっている。

「図書館利用者がキンドルに流出したから『計画目標値の達成状況が分からない』で済まされては、市民も議会も困る。キンドルに流出したと主張するなら、その数量を統計調査等から推計するとか、アンケートにより調査するとか、論拠を示すべきだ」

キンドルなんて、図書館利用が減ったという事実から責任逃れするための方便としか思えない。

中高生は本よりゲームでしょ?

親が子にスマホを買い与えたとする。

「やったぜとーちゃん、ありがとう。俺はこれで読書する!!」

...そんなシナリオ、リアリティがないわ。

「やったぜ、これでモンストパズドラする!!」

なら分かるけど。図書館利用が減った分は、スマホのゲームに食われているんじゃないの? その方がリアリティがある。まあ、その場でそこまでは指摘しなかったけど。
殊勝な表情で担当課長・担当者は小泉の指摘をメモしていたが、どこまで胸に響いているだろうか。屁理屈で議会を煙に巻くことを考えるより、真摯に子どもの読書量が落ちていることを認め対策することこそが早道であると、小泉の真意を見抜いていることを、望む。





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「市議会だより」はフェイク・ニュース!? 採決ゴマカシ表記を編集委員会が決定? 小泉一真は退席して抗議!!

定例会ごとに発行される 長野市議会広報紙「市議会だより」 。小泉一真が委員を務める編集委員会で、市民を欺くようにも見える紙面内容が決定されました。 「✖は〇に」「〇は✖に」 採決を捻じ曲げる広報?  「市議会だより」は、毎号、各議案等について会派ごとの賛否を示す「審...