『全部言います!』小泉一真の市議会トーク: 不祥事

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2021/06/29

新聞も書けない! 貧困ビジネス?と長野市事業の関係

生活困窮者の相談窓口「まいさぽ長野市」。市が社会福祉協議会に委託して実施しています。
ある市民から、「まいさぽに相談した結果、不利益を被った」との旨の相談を受けた小泉は、市議会6月定例会の一般質問で、個人情報の保護に配慮しながらの、難しい質問に挑みました。

長野市社会福祉協議会が入る建物
長野市社会福祉協議会が入る建物


貧困ビジネス?

Aさんの言葉を聴き終えた小泉は、驚きに絶句し、唸った。そんなことが、本当に、あるのか? 今年4月のことだ。
「貧困ビジネス」という嫌な言葉があり、Wikipediaでは「貧困層をターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネスとの定義が与えられている。つまり、経済的弱者の足元を見て、そこに付け入るビジネスだ。初めて聞いたときには、そのような商行為に呼び名が要るほど一般化していることに、また便宜とはいえ、反社会的な行為を「ビジネス」の名で呼ばねばならないことに、反発とおぞましさを感じたものだ。小泉には、県庁職員時代に、生活保護の地区担当員として、生活保護受給世帯と向き合ってきた経験があり、彼らを食い物にする輩への嫌悪と、その妙な現実感に、自分の胸がざわざわと鳴るのを聴く思いだった。長野県にも、存在するのだろうか。貧困ビジネスが問題にされるようになってから、しばらくの間は報道等の情報を注視していたが、都市部の報道が多く、長野県内の情報は見当たらない。無料低額宿泊所に代表される貧困ビジネスは、恐らくは路上生活者等を容易にキャッチできる地域でこそ成立するもので、しばらくは長野県内には進出してこないのではないか。根拠に乏しいが、そう思うことで当時は安心していた。
※執筆時点で、長野県・長野市は無料低額宿泊所の存在を確認していないとのこと

しかし、Aさんが巻き込まれた出来事は、長野にはないと思ってきた、貧困ビジネスの一種ではないのか? しかも、巻き込んだのは長野市保健福祉部が発注し、市社会福祉協議会が受託して運営する、「まいさぽ長野市」-生活困窮者自立支援事業-なのだ。

初めの手がかり

Aさんは、市内に住む60代の男性だ。「まいさぽ長野市」に初めて接触したのは、昨年の暮れ。経済的に困窮し、ある公的機関から相談するように勧められたという。
親が遺し、大切に住んできた不動産を手放すという、家計再建の最後のカードを切る考えを、Aさんは会って直ぐにまいさぽの職員に話した。親切に見え、秘密を守ると誓った職員を、このときはまだ信頼していたからだ。
初めは、司法書士への委任状からだった。A氏の不動産について資産税関係の書類を集める業務を、M司法書士に委任するよう、まいさぽ職員から迫られている。A氏は、特定の司法書士を名指しで使わせようとする態度に、不自然な印象を受けたが、市の事業の上で指定されるのだから問題はない筈と考えなおし、署名した。M司法書士への報酬支払いが必要となることについて、まいさぽ職員から説明がなかったため、まいさぽが生活困窮者に提供する無料の公共サービスと思っていた。A氏は、自分が感じた不自然さを、素直に受け入れるべきだったかもしれない。一週間後、彼は財産管理を始めとした4業務70万円の委任契約書へのサインを、M司法書士から提案されることになる。


「ビジネス」の環

結局、A氏は3業務50万円に値切って、M司法書士と委任契約を結んだ。 
A氏にS不動産を紹介したのも、M司法書士だ。M司法書士にあてて最初の書類にサインした3日後に、A氏の前に現れ、1150万円で不動産の購入申込を行い、サインさせている。商談はまいさぽ事務所で、まいさぽ職員が同席した上で行われた事実が、小泉の質問に対する保健福祉部長の答弁で認められた。市の施設を使わせて、特定の業者に商談を許しているという感覚が、小泉には信じられない。市の委託事業であったとしても、受託した社会福祉協議会は、社会福祉法で設置が求められている公共性の高い社会福祉法人なのだ。A氏にすれば、公共の事業のお墨付きがある契約であり、問題などありえないと考えても、誰が責められるだろうか。

M司法書士は、S不動産を紹介した
M司法書士は、S不動産を紹介した

ここでS不動産のとった行動を、読者はもう予測できるのではないか。そのとおり、次のプレイヤーを、A氏に勧めたのだ。購入申込は、建物の撤去が条件となっており、廃棄物処理業者のA社が作った228万円の見積書が、購入申込と同時に示されている。
A氏は後に改めて、S不動産との間で不動産売買の本契約を結んだが、M司法書士に委任状を書いてからわずか1週間でここまできてしまった。住み慣れた土地なのに、という感傷は於くとしても、不動産の売買のペースとしては超特急ではないか。さすがに、まいさぽが紹介したM司法書士だけあって、彼の率いるチームの仕事ぶりは手慣れたプロの手口だ。チームワークの素晴らしさに、小泉は半ば感心するほどなのだ。

 

相談しない幸せと、相談する不幸せ

1800万円という新たな購入申込金額に、A氏にとって喜びよりも、「間違いでは」との訝しい思いの方が先だった。
実は、自分の今後の人生を決める取引を、市が絡んでいる業者とはいえ、ただ一者からの購入申込だけで決めてよいのかと、A氏は心配していた。そして複数業者から見積もりを取るという、考えてみれば当然の行動が、確かに彼の人生を変えたのだ。T商事からのオファーは、A氏の手取り額で比べるとS不動産のほぼ2倍になる。彼はS不動産との契約は解除することを即断する。
これでA氏は幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし。と言えないのは、明らかだろう。何しろ、まいさぽに相談せず、最初から一人で行動していれば、契約解除などという面倒な手続きはしなくて済んだのだ。さらにM司法書士や、廃棄物処理業A社とも交渉して、同様に契約解除が必要となる。そのため、A氏は弁護士を選任しなければならなくなったが、これもまいさぽに相談さえしなければ、負担しなくてよかったコストだ。何より、S不動産への違約金300万円を支払わねばならないのが痛い。老後の生活資金として、みすみす失ってよい金額ではない。
A氏は、まいさぽ長野市に相談するよりも、最初からひとりで道を切り拓いた方が幸せだった。抱えることになったトラブルと経済的損失は、全てまいさぽに相談したA氏独りの自己責任として、泣き寝入りしなければならないのだろうか。

まいさぽが果たした役割

A氏は生活困窮者で、不動産を売り払って、生活資金に充てようとしている。生活に困っているなら、急いで売りたいだろう。じっくり構えて高く売る余裕はない。つまり買いたたき、むしり取るチャンスがある。
そういう情報とセットにして、まいさぽはM司法書士にA氏を預けてしまった。仮に、そんな情報はM氏に与えていないとまいさぽが主張するとしても、社協に相談に来たという情報があれば、そのように容易に推察ができてしまう。A氏が貧困ビジネス?に骨までしゃぶられる一歩手前で難を逃れたのは、A氏自身の判断力が正しかったからで、まいさぽが救ってくれたからではない。それどころか、まいさぽは、M司法書士にA氏を引き渡した以外、特段何もしていない。こんな相談事業なら、ない方が生活困窮者の利益に叶うと、市民に批判されても返す言葉がないのではないか。
まいさぽは、違法・不当なことは何もないと言うかも知れない。M司法書士も、S不動産も、A社も、契約自由の資本主義社会で、利潤を極大化する企業原理に従っただけだ。A氏は自由意思で契約し、契約は保護されねばならないから、違約金300万円は妥当な額だ。それらはリクツとしては正しいかもしれないが、スジ論としては全く容れることができない。企業に社会的責任も、倫理も問われなくてよいわけがない。社協という、役所みたいな建物に呼び出されて、職員と業者がひざ詰めで、この金額で購入しますよ、どうしますかと迫る姿は異様だが、世話になっている手前、断りづらい。そこにA氏の完全な自由意思があったと言えるのか。
無料低額宿泊所は、かつては野放しだった。しかし今では、法により、行政に届出義務が課せられている。


小泉の質問

この件についての小泉の質問は、まいさぽ事業と相談者A氏個人の利害について問うものだったが、個人情報に触れることを極力回避しつつ、乏しい質問時間の中でのものだったので、聞く方はチンプンカンプンだったかもしれない。
このブログをお読みいただいた後でなら、分かりやすいのではと考えるので、どうか併せて小泉の質問の様子も、ご高覧ください。

○小泉一真 生活支援と貧困ビジネスについて、配布資料2以下になります。
経済的に困窮する人の足元を見てつけ込む貧困ビジネスという言葉があります。市内にいわゆる貧困ビジネスの事例があるのか、生活支援が必要な市民が貧困ビジネスに巻き込まれないために、市はどのような行動を取ってきたのでしょうか。

○保健福祉部長 お答えいたします。
消費生活センターや生活支援課、まいさぽ長野市などの生活支援の窓口において、近年貧困ビジネスに巻き込まれたとの被害の事例は確認しておりません。
なお、貧困ビジネスに巻き込まれないために、生活支援課への窓口への来訪者や電話相談者に対しまして、長野市消費者被害防止見守りネットワークから発信される悪質商法や特殊詐欺等の情報を生活保護のケースワーカーや市社協等の関係機関からお伝えし、注意喚起を図ってきております。

○小泉一真 昨年12月以来、生活就労支援センター、まいさぽ長野市で、障害を抱え、生活困窮により相談をされてきた市民への支援について伺います。
なお、この相談者氏名と当時の住所については通告してありますが、個人情報保護のため、この場での言及は避けます。
居住していた不動産を処分して生活資金に充てたいとの相談内容に、まいさぽ側は特定の司法書士を名指しで推薦、さらに、その司法書士が紹介した不動産業者、S社が相談者の不動産買取りを申し出たという事実について確認を求めます。

○保健福祉部長 相談者とまいさぽ長野市担当者との面談の際に、不動産の名義は共有の可能性があったこと、相談者の方からの訴えや置かれた状況から、緊急支援案件と考えまして、相談者の同意の下、早急に相談者の生活設計を図るため、迅速に事務処理を進める必要があると判断し、司法書士を紹介いたしました。
その後、相談者の方は直接司法書士の方にお会いし、依頼内容を確認したとのことです。
なお、S社から相談者に対し、不動産購入の申出があったことは事実でございます。

○小泉一真 不動産業者S社の買取り申出額は1,150万円で、建物の解体費228万円は売主の負担とするものでした。この申出の説明には、まいさぽ事務所が使われ、まいさぽ職員が同席したと聞きます。この事実について確認を求めます。

○保健福祉部長 お答えいたします。不動産S社と相談者との面談の場所として、まいさぽ長野市の1室が使用されました。面談の際には、まいさぽ長野市の職員も同席をしております。

○小泉一真 市の施設の目的外利用じゃないでしょうか。相談者は、一旦は購入申込みを容れてS社と契約したものの、後に他の不動産業者T社から買入れ額1,800万円、建物解体費はT社負担との申入れがありました。相談者のおよその手取り額は、S社契約の場合922万円、T社の場合1,800万円と2倍近い開きがあります。
そこで相談者はT社と契約し直しました。これでめでたし、めでたしではないんですよね。違約金として300万円をS社に余分に支払わなければならなかったと聞きます。これらの事実は正しいのでしょうか。

○保健福祉部長 お答えいたします。この件につきましては、相談者の方からの主張というふうに受け止めております。また、今日、議員の方から提出された資料、ぼかしは入っておりますが、そのことを言っているのかと思うんですが、不動産T社との契約については、経緯を含めて把握をしておらず、S社との契約解除に伴う違約金の支払いについても、相談者の方とS社との売買契約に基づくものと推量はいたしておりますが、把握しておりませんので、事実が正しいかどうかは、現時点では分からない状況でございます。

○小泉一真議員 知らないというのは、やや無責任な態度ではないでしょうか。
配布資料で、契約書と関係書類のコピーを配布してあります。私はこれを事実と確信しております。
まいさぽ事業の根幹として、個別の生活困窮者についての自立支援計画作成と自立後のフォローが
あります。この相談者について、これらの事業は的確になされたのか伺います。

○保健福祉部長 お答えいたします。本件の場合、相談者の方が訴えた内容、あるいはそのとき置かれた状況から、まいさぽ長野市では緊急支援案件と判断いたしまして、相談者の同意の下、早急に対応するため、司法書士の紹介などの情報提供を行いましたが、自立支援計画の策定までには至っておりません。
引き続き相談者へのフォローは必要だと考えておりますが、相談者の方は、土地処分費の収入があったことから、支援計画の作成は要望されていないという状況でございます。

○小泉一真 支援計画の策定があったとは相談者から聞いておりません。自宅を処分すれば転居先と保証人の確保が必要となります。自宅の処分自体も簡単なことでありません。
この相談者は御自身に障害があると訴えてもいます。支援計画とフォローが必要なのは明らかではありませんか。
まいさぽへの相談者は、原則として全て支援計画作成の対象とし、例外的に計画を要しない軽易なケースについては、客観的な基準を設けるべきではありませんか。

○保健福祉部長 お答えいたします。支援計画につきましては、相談者の方からの包括的な相談を受け止め、本人の同意を得て関係機関から情報を収集し、アセスメントを行った上で作成に着手いたします。
なお、本件のように、生活上の緊急的な支援が必要な案件、また、支援計画を作成する前に解決する案件もございまして、軽易な案件でも相談者お一人お一人の置かれた状況や要望に応じた支援が必要なことから、客観的な基準を設けることには課題があると考えております。

○小泉一真議員 今の答弁、主観によって自立計画を作らず、切り捨てて良いという答弁であり、聞き捨てなりません。障害について相談者が訴えても、通院、服薬、障害者手帳、障害者年金等について、何の質問も、アドバイスも、関心もまいさぽから示されなかったと聞きます。事実とすれば、相談スキルの水準が低い、まいさぽ職員への研修は、社協ではなく、長野市自らが実施すべきではないですか。

○保健福祉部長 お答えいたします。初期段階の相談の際に、御相談のしたい内容ということで、病気や健康のことということで丸がついております。そのときに、通院、あるいは障害手帳、年金というような話がもしあったとすれば、そこを確認しておりませんが、確実に、例えば障害福祉課とか、そういったところへつなぐというのは当然なことかと思います。
まいさぽ長野市の職員は、国の規定に基づき配置しておりまして、社会福祉士や同等の能力を有する職員が業務に当たっており、国が実施する相談支援員等の研修会への受講により、質の確保を図っていると思っております。
業務委託契約上、研修は受託者において、この場合は、長野市社会福祉協議会において行うものとされておりますが、更なる相談スキルアップのため、社会福祉協議会と協議いたしまして、研修内容の充実というものにも、更に努めていきたいと思っております。

○小泉一真 まいさぽの担当職員は生活保護の受給要件についても基礎的な知識を欠いているような印象を受けました。しっかり研修してください。
市のまいさぽ事業に相談し、特定の司法書士を推薦されれば相談者は信頼いたします。その司法書士が推した不動産業者S社は、市が間接的に推薦したということと同じです。S社との商談にまいさぽの事務所が使われていればなおさらでありますが、これは異様なことであります。
しかし、これは生活困窮者の足元を見て資産を買いたたく貧困ビジネスの一種であって、市の信用と社協の握る個人情報がそれに利用されたのではありませんか。相談から本契約まで10日間という余りの手際のよさに、同様の手口により事例が他にもあるのではないかと相談者は心配されています。
相談者は、まいさぽと市収納課や県滞納整理機構の間で、自身の個人情報が不適切かつ必要のないのにやり取りされていたと憤っています。取得された個人情報を基にした、あるべき支援も助言もないと。収納課では個人情報目的外利用の手続もなされていない。相談者からの抗議に対して示された滞納整理機構の回答文書は、センシティブ
な個人情報がみだりにまいさぽ長野市から情報漏洩している様が伺えて、胸が悪くなるほどのものでありました。
この内容が事実とすれば、コンプライアンス意識の欠如は甚だしい。相談者が貴重な老後の生活資金として、S社に渡った違約金300万円の一部でも回収しようと、更に苦労を重ねておられる現状です。
まいさぽに相談した結果、かえって自立を妨げるトラブルを抱え込んだのだとすれば、結果は重大であります。まいさぽ事業並びに市社会福祉協議会に対し、民間営利業者との連携における節度、相談・支援の適切性及び個人情報の取扱いについて、監査委員による監査及び福祉監査室による指導監査を行い、不適切事案の再発防止に努めるべきではありませんか。

○監査委員 お答えいたします。
監査委員による監査は、地方自治法及び長野市監査基準に基づきまして、本市の収入、支出などの財務事務が法令に適合しているか、さらには、最小の経費で最大の効果が挙げられるよう、効率的かつ効果的に行われているかという観点で監査を行っておりますので、社会福祉協議会による相談・支援の適切性はどうかといった視点とは異な
るものと考えます。
また、その年度に何を監査するかについては、総合的な見地から判断し、年間の監査計画を策定して監査を実施してまいります。

○保健福祉部長 福祉監査室による指導監査についてお答えいたします。
社会福祉法人であります市社会福祉協議会に対しては、国が示す指導監査ガイドライン等に基づきまして、法人運営体制の確保や事業運営の透明性、財務会計に関する事項について、3年に一度の間隔で一般指導監査を行い、実施しております。
今年度社会福祉協議会は、一般指導監査の対象になっている法人でございます。
このうち、まいさぽ事業は、社会福祉法人が行います公益事業に該当いたしまして、社会福祉との関連性や公益性の有無、事業の規模等について指導監査を行いますが、個々の事案の対応が適切か否かまでは監査対象とはなっておりません。
ただ、一般指導監査の結果、明らかな法令違反や不正が疑われる事項があったり、社会福祉法人の運営や会計について、法令違反や不正が疑われる情報が寄せられれば、法人や法人が行う事業を所管する部局、この場合は生活支援課になります。そこと協議の上、行政処分を念頭に置いた特別指導監査を行う場合がございます。

○小泉一真 本件のように、特定の司法書士を紹介し、間接的に紹介された不動産業者による低廉な買いたたきが行われたことについて、これは適当なことであったと考えているのか伺いたい。

○保健福祉部長 S社との買取り価格の数字、それについては確認しておりましたが、本日、T社の契約等の数字が初めて分かりましたので、今の段階では、その詳細のことを私把握しておりませんので、今後、まいさぽ長野市の方にもちょっと確認をする中で考えていきたいと思います。

○小泉一真 まいさぽに相談した結果不利益を被ったというのは、明らかに異常な事態です。きちんと調査し、議会に報告してください。
また、本事案は個人情報の漏えいを強く疑われるもので、調査の上、結果の報告を求めたい。

○保健福祉部長 お答えいたします。
契約上、受託者は、この場合、長野市社会福祉協議会になりますが、委託事業上、知り得た相手の秘密を第三者に漏らしてはならないとされておりまして、委託者は必要と見たときは、委託者の場合、長野市になります。長野市は必要と認めたときは、受託者の事業所に立ち入り、個人保護条例に関する監査又は報告を求めることができると
されていることから、業務委託の所管課である生活支援課において事実確認を行い、必要に応じて福祉監査室の助言を仰ぎながら調査を実施し、報告を求めてまいります。
なお、重大な法令、コンプライアンス違反のあった場合については、議会の方へも報告を含め、適切な対応をしてまいります。

○小泉一真 生活保護を含めて、自立生活支援の現場において、不動産の処分を助言・指導した後、いたずらに売り急がず、処分が適切な金額で行われることは、相談者、要保護者にとっても、市民経済にとっても重要です。特定の業者ではなく、宅地建物取引業協会等と連携する事業スキームを構築すべきではありませんか。

○保健福祉部長 宅建協会等と連携するスキームの構築につきましては、市社協の方にも、議員からの提案としてお伝えし、今後の検討課題とさせていただきます。

○小泉一真議員 6月10日、質問通告内容について、社協の地域福祉課長から、この質問では相談者の個人情報に触れる答弁になるが良いかと、質問の修正を迫る発言がありました。保健福祉部長もその場におられましたが、通告に不都合があったのはどの部分ですか。

○保健福祉部長 お答えいたします。
まず、数字的な部分でございまして、不動産S社の買取り申出、1,150万円、土地の上に建つ建物の建物解体費が288万円ということで、当初議員から質問いただいていましたが、その数字に、ちょっとこちらの把握する数字が違っていたもので、そこら辺りをちょっと確認したいということが主な内容でございまして、質問の内容について、飽くまでそごがあった部分について確認しようと思って面談を申入れて、当日議員の方へ伺ったということであります。

○小泉一真 解体、撤去費の数字が違っていて、何でこの質問では、相談者の個人情報に触れるという脅しをかけられなければいけないんですか、説明してください。

○保健福祉部長 お答えいたします。
議員の面談の際には、私と市社協の職員が同席、一緒に行かせていただきました。そういった発言があったのは、市社協の職員の方からということでございますが、その真意というんですか、そういった部分は正直分からないんですが、想像し得るに、その職員は、今回の相談者の方からの何回か相談等を受けていまして、半年以上にわたって、そういったような関係のある中で、もしこれが議場で質問が出て、私の答弁の中で、個人情報に触れるような発言があったらまずいなということを危惧して、そのような発言があったものと推察をしております。

○小泉一真議員 ますます裏に何かあるのではないかと思わせる答弁ぶりですよね。きちんと指導、監査、調査をしていただきたいと最後にもう一度お願いしておきます。

2018/12/27

信頼回復やる気なし!? 報酬アップ議案に修正案で馬脚を露す長野市議会!! 小泉は怖くありませんてば!? - 公費飲食事件


【反省なし? の長野市議会】


議員が公費で飲食した件は、長野市議会の不祥事ではない-一部(というかほとんど全部の)反小泉派議員の驚くべき認識が、市議会の議員立法を通して露見した。

12月定例会最終日の17日、長野市議会は市長が提出した特別職報酬1.15%アップの条例改正案について、市議会議員分は1年間先送りにする修正案*を全会一致で可決。
 *平成30年12月定例会議案第115号「長野市特別職の職員の給与に関する条例
   の一部を改正する条例」に対する修正案
信濃毎日新聞は翌18日、この件について、次のように報道している。


討論では小泉一真氏(無所属)は、修正案に賛成としながら、長野市、千曲市と埴科郡坂城町でつくる「千曲衛生施設組合」が議員歓送迎会費に公費を支出していた問題も「長野市議会が共有すべき反省事項」とし、修正案の提案理由に挙げられていないことを「やや残念」とした。
(信濃毎日新聞2018.12.18 2面「議員報酬引き上げ1年遅らす修正案長野市議会が可決」)


報酬アップ先送りの修正動議を提出した総務委員会委員長は、委員長報告で「議会・議員への信頼が大きく揺らぎ、同じ議会に身を置く者として信頼回復に努めなければならない」とし、具体的な理由として「議員の不祥事(酒気帯び運転、器物損壊)」を挙げた。しかし、昨年3月の議員による酒気帯び運転と、本年6月の共産党市議による器物損壊事件を理由として挙げる一方で、その間の昨年10月に判明した千曲衛生施設組合における公費飲食事件を修正案の理由から敢えて外している。


市議会議員の議員報酬については、今期の議員任期中において、議員の不祥事(酒気帯び運転、器物損壊)による辞職が続き、議会・議員への信頼が大きく揺らぎ、同じ議会に身を置く者として信頼回復に努めなければならないことを踏 まえると、議員報酬の改定を1年間据え置くことが適当であると判断し、議員報酬の 改定部分についての施行期日を平成32年1月1日とするものであります。
(平成30年12月定例会 総務委員会委員長報告)



公費飲食事件を議員報酬アップ先送りの理由としないことについて、小泉は本会議で委員長報告に対し質問。公費飲食事件も立法の背景と解釈することはできるのではないかとの小泉の指摘に対して、委員長は肯定しなかった。そのときの模様が下の動画。



ちなみに、この修正動議を総務委員会で提出したのは宮崎治夫氏。小泉が公費飲食を指摘した時の議長でありながら、飲食に費消した公費の返還については、何らのリーダーシップを発揮しなかった人物だ。総務委員会委員長は山本晴信氏。両名とも公費で飲食しているから、議員の不祥事という言葉には、我が事として人一倍敏感なはずだ。しかし、どうあっても公費飲食を不祥事とは認めず、市民の目から隠しておくという方向に、発想は向いてしまうのだろうか。


【信頼回復の絶好機を潰した市議会】

仮に、議員報酬アップの先送りの理由に、公費飲食があるとしていたら、どうなっていただろうか。
条例改正前の議員報酬月額は60万円だから、1.15%のアップ分は6900円だ。議長の報酬は更に高いが、一律に月当たり6900円の給料アップを一年間返上したとすれば、長野市予算からの支出はざっと300万円ほど抑えられることになる(6900円×38人×9か月+6900円×39人×3か月)。これは小泉が明らかにした過去5年間で公費飲食に支出された金額412,850円を上回るから、議会全体で一部議員の不祥事による不適切な公費支出を補填したとの釈明は、可能だっただろう。公費飲食は千曲衛生施設組合予算からの支出だが、組合予算は長野市をはじめとする自治体の負担金が主な財源となっている。従って、組合予算の不適切な支出による損害は、長野市予算の損害でもあるわけで、これを補填することで長野市の負担金支出の財政負担を軽くすることは、納税者の損害を回復することにつながる。論理としてはやや苦しいが、何も補填策を講じないよりは、はるかに市民の理解を得て、信頼回復の契機となり得ただろう。
総務委員会審議に、議員報酬アップ先延ばしの理由として挙げられなかったとしても(というか、理由としないように図られていたとしても)、そのような解釈は当然に許されるのではないか。小泉はそこを質したのだが、山本委員長はこれを肯定しなかった。議会の立法の背景を、誰かが解釈するのは議会の責任の埒外なのだから、山本氏はこれを肯定できたはずだ。そう判断しての、小泉としてもぎりぎりまで譲った末の質問だった。「市民がそのように解釈する余地はある」とでも委員長が答えれば、長野市議会が身を切る議員立法で、公費飲食を補填する筋を通したと、寛大な市民は理解しただろう。そうしなかった理由の一つは、議員の大部分が、公費飲食を反省すべき不祥事とは飽くまでも認めないということだ。
市民の信頼回復の好機にあってまでも、一部議員は市民に背を向けた。公費飲食に続く市民への背信であると小泉には思える。残念無念だ。

【小泉に手柄を立てさせるな!? 議員報酬アップに後手で対応】

議員報酬アップ先送りの修正動議提出の背景に、公費飲食事件があると解釈しようとの小泉のアイディアは、絶妙の解決策であるように思える。だが、それだからこそ反小泉派議員は小泉の提案を受け容れられないのかもしれない。公費飲食事件で市民の側に立って議会を批判した、一部議員の敵である小泉。反小泉派議員はその鬱憤を、小泉への戒告処分で晴らしたばかりだ。
議員等特別職報酬1.15%アップの条例改正案は、特別職報酬等審議会の答申によるものだ。この答申は、実は1.42%アップで内定していたのを、小泉が今年9月定例会の一般質問でただ一人問題視して質問。審議会は異例の審議やり直しで、1.15%に決め直した経緯がある。これは誰が見ても小泉の大戦果だが、反小泉派議員にとっては面白いわけがない。
特別職報酬アップについて質問をしようとする直前の小泉を、議会運営委員会がつるし上げた異例の経緯からも分かるように、実際の議会の大勢は1.42%上げを良しとするものであったと小泉は理解している。
過剰な報酬アップを許さない小泉 VS 小泉を潰そうとする議員 一般質問終わりました!
 発言前に議会がチェックだと!? 出ました無理筋の小泉イジメ!! 過剰な報酬引き上げに関する発言通告に

反小泉派には、議員報酬アップ賛成の内心を隠してでも、小泉以上の成果を上げたと喧伝したい事情があるのだろうか。
そのように考えてみると、1.15%の議員報酬アップの先送りは、単に議会が飲酒運転と共産党議員のハレンチ行為に反省したからという額面以上の理由が浮かび上がって来はしないか。
過剰な議員報酬アップに反対する小泉質問に圧力をかけ、それを無視した小泉の質問が奏功して報酬アップ率が縮小されると、今度は一転して、小泉以上の議員報酬抑制策を捻り出す反小泉派議員たち。しかし、奇妙なことに、公費飲食はその理由ではないという。それはまるで、議員報酬の適正な水準がどうあるべきか、議会の信頼回復はどうすべきかという議論よりも、小泉の正論に議会が引っ張られていく構図の実現を、反小泉派が恐れているかのように見える。
会派という枠組みで交渉や制御ができない小泉という無所属議員一匹が、反小泉派は、そんなに怖いのだろうか。小泉としては、唯々、筋を通しているだけなのだが。貴方方には考えてほしい。連携する議会か、分断され
反発しあう議会か。市民がどちらを望んでいるのかを。













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2018/10/05

議会除名の危機でも言わねばならぬ! 税金で酒飲んだ市長よ市議よ返金しなさい!! ピンチに市民の署名運動始まる。問題とされる討論を全文掲載!!


【1. 市民の血税で宴会した市長・議員等エライ人たち、お金を返してください!!】 【2. 請願に賛成した議員に対する不当処分に反対します!!】拡散希望

市民の手により、オンライン署名運動が発足した。公費飲食事件についての解決と、小泉の不当処分に反対する趣意によるもの。読者諸賢も、ぜひご賛同の署名をお願いします!! 署名により得られた個人情報は、目的外には使われません。

なお、この問題の経過については、次のブログに詳述してあります。


市民を応援したら懲罰動議!? 1人対35人でも退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!! 議会の信頼回復を求める小泉一真 VS 公費飲食を糊塗する議員たち




請願を通すべきであると訴えた小泉の討論は、議会の品位を汚した等との口実により、懲罰動議が提出されている。議会ではこれから懲罰の適否を含めて審査がされることになるが、制度上は小泉の議会からの除名もありうる
懲罰動議以外にも、発言の一部は議事録削除動議により削除されている。今般、匿名市民のご協力により、CATV動画から当該討論をテキスト情報としてご提供いただいた。広く市民に議論していただくため、あえて議事録削除部分-黄色地に着色した部分-も含めて、以下に掲載させていただく。これが果たして、懲罰動議に当たるものなのか。敢えて削除せねばならない文言なのか。有権者各位の良識に訴え、ご判断を仰ぐ。






2018年9月25日本会議討論


【小泉一真】千曲衛生施設組合において、定例的に1年に1度程度、議員、それから市長・町長、いわゆる組合長ですね。それから監査委員、こういった特別職の方々が公費の支出を受けて飲食を楽しんでおられたということでございます。
 この件につきましては、それはいいことだと、じゃんじゃんやろうよと言う方は、さすがに一人もいないわけですけれども、ただ今回、私が非常に残念に思うのは、皆さん何か勘違いしておられる。皆さんのお仕事は議員ですよね。議員っていうのは、議案や報告なんかについてチェックするのがお仕事です。しかし、今回皆さんは、チェックする立場ではなく、市民の請願によってチェックされている立場であるということをお忘れではないのでしょうか。
 長くなりそうですので、寝ていただいて結構です。寝ている方は、お名前を呼んで目を覚ましてさしあげます。うそですよ、安心してください。寝たい方は寝てください。その程度の議会でもしようがないです。
 さてこの件ですが、昨年10月、平成28年度の決算認定におきまして、私のほうから質問したところ明らかになった件でございます。その語、何らの動きがなかったため、12月定例会長野市議会で持ち出させていただきました。そうしたら、マスコミに扱われまして、皆さまの目の色が若干変わってきたかなという、当時印象を覚えております。
 そして2月に、組合議会は全体協議会を開催いたしまして、自主返納という方針を決めました。自主返納というやり方はよろしくないということを、私は当時申し上げてあります。寄付行為に当たります、公職選挙法に抵触するリスクありますと申し上げました。しかし、それでも自主返納だということで突っ走ったんですね、当時の組合議会は。なぜ自主返納にこだわられたんでしょうか。これは私の憶測ですけれども、議会の議員が全きものであり、誤ったことはしない。ここで請求書を着られてお支払いするんでは、議員の沽券に関わる、実際そのようなブログを私は見かけたこともあります。しかし、自主返納にした結果、今日(こんにち)に続く混乱が尾を引いているということですよね。ボタンの掛け違いが最初に発生してしまったのは、非常に不幸なことであると私は存じます。
 さて、その自主返納という方針が2月に決定したのですが、なかなか小泉も気にしておりまして、組合事務局に電話するんですが、「いや、もう自主返納で解決しましたよ」というお話は全く出てこない。どうなっているのかなと思いましたら、5月23日に、一部の議員が書類をつくって自主返納はやっぱり、やっぱりですよ、寄付行為に当たるから、公職選挙法だからこんな方法は取れませんと、なぜか組合長に、行政の長のほうに申し上げに言っている。そのときの組合長の取材の対応ぶりですけれども、他に方法ないんですかっていうことをメディアが聞いたんですね。これは小泉も申し上げたことですので。組合長はそのとき、他に方法はないとテレビで明言されております。
 自主返納って言ってて、自主返納以外に方針がない。つまり、何も返すすべがないですよねっていうのが、今に至るまでの岡田組合長の見解であったんだろうなと承知しております。が、先ほどお尋ねしましたように、宮崎治夫千曲衛生施設組合議会議長に当てて、組合長からの文書が出てきたということで、一筋の光明が見えてきたと私は思っております。
 さて、今この議会も、そして委員会もですけれども、除斥により退席される方が出てしまわれたことは非常に残念です。委員会では、何と半数の方が退席を命じられております。そのような異様な委員会運営となったことについて、皆さま果たしてどのような思いを抱いておられるのか。ちょっとそれでピリッとした議論になるかと私も期待したのですが、残念ながら全員一致で不採択という結果であります。除斥規定により5人が退席してしまった、今も11人ですか、10人ですか、退席されているわけですけれども、こういった状況がテレビで映されているわけですよね。こういったことについて皆さまが、残念であるとか、そのような思いを抱いてくれればいいなと私は思っております。
 さて、先ほど触れました長野市議会に提出された本組合に関する請願への所見についてでありますが、平成30年9月18日、千曲衛生施設組合長から宮崎治夫組合議長に当てられたものです。その内容を紹介させていただきますと、「長野市議会に提出された本組合に関する請願への所見について回答」というタイトルです。「過去に行われた食糧費の支出に関しては、これまでも組合議会等において支出に違法性はなく、返還の法的義務はないとの見解を示してまいりました。しかしながら、今般長野市議会において議員等特別職の飲食に費消された公費の補填を求める千曲衛生施設組合宛意見書の提出を求める請願が提出され、本組合に対し、議員等特別職の飲食に費消された公費について補填する措置を実現する方策を最大限検討されたいとの意見書の提出を求めていることを了知いたしまし。従いまして、本組合としては、当該請願において述べられている趣旨に関し検討を行い、その結果を改めて10月に予定する組合議会定例会においてお示ししたいと考えます」ということでございます。
 皆さまに強調させていただきたいのは、岡田組合長が、もう他に方法はないと1度は明言されたその姿勢を転換されたのは、議会の力ではない、皆さまのお力ではない、残念ながらそうではないんです。市民の請願が組合長の心を動かしている。恥ずかしくないですか。何がおかしいんですか、野々村さん。笑うところじゃないですよ。

【松木茂盛】何をいっているんだ。

【小泉一真】何言ってるんだとは何ですか、松木さん。
松木議員、あなた、私を指さしてますけど、失礼じゃないですか、そういうの。冷静になっていただきたい。今そんなことやってる場合じゃないんですよ。
市民が見てますよ。反省してます? 皆さん。市民が動かしているんですよ。
ちょっと待っていてください、それ後で触れます。皆さん、自分の不始末ですよね。それを自分で何ともせずに、請願が出てきた、あ、こんな請願、じゃあできないよね、評論家じゃないですよね。皆さまが自分の立場で責任で解決しなければいけない立場じゃないんですか。まあ、本当のことを言われるとざわざわするかもしれませんけど、もうちょっと聞いてくださいね。
 さて、この文書を見て、私実はびっくりしたんですよね。市民が動かしたと。その功績を皆さま、評価なさりたくないのかもしれない。それはそうでしょうね。だからその文書について、委員会では特段何も触れられていない。
 中野清史委員さんが、その除斥委員さんが除かれた後残られて発言されてるわけですが、先ほど申し上げたように、慎重であるべきだと、意見書を出すのは慎重であるべきだというふうにおっしゃられています。しかし、これは何で慎重にしなければいけないんですかっていうことが、私には分かりませんし、今の委員長質疑においても明らかにされなかったのは非常に残念なことでございます。
 文書が出てきてるからね、組合が10月にやると言ってるからやらなくていいんじゃないですかと、そういうロジックって、非常に残念なロジックですよね。かっこよいとはちょっと思えないです。せっかく行政が市民によって動き始めているのに、なぜそれを水を挿すような不採択にしなければいけないのか、全く理解できないです。
 布目裕喜雄氏ですが、先ほども申し上げました、誤払い金として処理する方法があるという請願者の指摘を、次のように発言されて退けられています。「会計局の判断としても違法性はない支出であり、かつ配慮が足りなかった支出というというものについては、誤払い金に当たらないのではないかという認識も示されている」と、そんな認識示されていません。これは、自分の願望を投影した発言にすぎません。会計局は「布目氏の質問に対しまして、誤払いに当たるかどうかは判断できない」と答えているのにすぎないです。行政のプロの誠実な答弁を、強引かつ傲慢にも自分の目指す結論に都合の良いようにねじ曲げてしまったのであるとすれば、少なくとも請願不採択の論拠の1つは成立していないということになります。
 さて、まあ皆さまに思い起こしていただきたいのは、今長野市議会の支持率の調査っていうものがあるとすれば、今、最低水準ですよね。その最大の元凶は、渋い顔をしていらっしゃいますけれども、共産党の器物損壊、また強制わいせつ等で有罪が確定した元議員がいらっしゃるということです。

【野々村博美】関係ないでしょう

【小泉一真】いやいや、それ、関係あるんですよ。ちゃんと聞いてくださいよ。

関係あるかどうかは……。

私は市民の思いについて語らせていただいています。

ありがとうございます。今長野市の支持率調査っていうものをしたとすれば、非常に低い水準になろうなと思います。それは1つには、共産党さんの元議員による器物損壊・強制わいせつ罪というものがあったということですよね。議会、中でも身内から犯罪者を出してしまった共産党さんは、今、最も反省が必要な時期ではありますが、そういった態度が見られないのは非常に残念です
 私自身もこの件でたびたび謝罪させていただいております。最近では、特別職等報酬等についての一般質問でも言及させていただいています。

【野々村博美】議長に謝っていただいているから、あなたに謝ってもらわなくて結構です

【小泉一真】それは1つのご見識として伺っておきますが。そういう、今、長野市民が議会に対して抱いている……。

【野々村博美】討論してください。

【小泉一真】討論してますよ。抱いている不信感の極みある時期において、このような請願不採択という行いが適切なのかどうなのかということを、皆さん、どうかお考えいただきたいということです。それは皆さん分からないかもしれない。市民の目線を離れてるから分からないんじゃないんですか。

それはもうちょっと待ってください。そろって共産党の方々がこういった偉い人たちの飲食に使用された市民の血税を補填する策の検討にことごとく反対されたというのは、非常に残念なことです。議会の信頼回復に今最も危機感と責任を負っていただかなければならない共産党の議員が、身内に厳しくするどころか、大変甘い立場であることがよく分かります。
 さて、野々村氏は、返還するには司法の判断が必要だと力説されていらっしゃいました。同様の説は布目裕喜雄さんも唱えておられます。自らの同僚議員が飲食に費消した市民の血税を返させたいなら、納税者が裁判に訴えろということなのでしょうか。非常に不思議な議論だと思います。司法判断が必要だというなら、返金の納入通知書書を千曲衛生施設組合が発出し、それが到達した時点で入金の必要がないことを確認を求める訴訟でも起こされてはいいんではないですか。公費飲食という議会行政不祥事の原因は市民の側にあるのではないのです。原因者である議会と行政側がその解決に汗をかかなければならなのは、当然のことではないでしょうか。一体誰がこの請願者ほどに、この方はよく調べてますよね。役所に行って見解も取っています。この請願者ほどに議会の信頼回復について真面目に考え、足を動かして解決策を模索されたと言えるのでしょうか。不採択とされた方は、この方ほどきちんと親権に歩き周って調べましたかということを私は問い掛けたい。
 また、野々村氏は、寄付行為に抵触すると指摘されている自主返納だけではなく、公費飲食を補填する方策全般について、公職選挙法に抵触しない法的な保障を求めているように見えます。議論を見ると。これを同様であって、そのような方策を探すのは市民の側の、請願者の側の、納税者の側の責任ではないです。議会の側の責任ですよね。皆さまの同僚議員の責任であり、皆さまの同僚たる責任です。税金で飲んだ議会が汗をかくべきだと申し上げておきます。今日はネチネチ行きますよ。
 それから野々村氏は、寄付行為に抵触するという、これさっき読みましたね。組合議会はの費飲食の支出を決算認定しているとわざわざ言及されています。先ほど出てきました、すみません、やっと出てきました。決算認定ね。これ、決算認定してるじゃないですかというそういう理屈付けをするのは、いつも理事者側ですよね。「いやいや、これは議会もお認めになったんだから」「決算認定されてますから」と、行政側が言うなら分かる。ところが議会の側が決算認定している。それじゃあ、決算認定自体が適切だったんですかということじゃないですか。そういうことですよね。だからそういうことなんですよ、野々村さん。
 決算認定していると言ったって、それが何も勝るお墨付きじゃないんですよ。

【野々村博美】あなたも決算認定したでしょう

【小泉一真】そうです、私も決算認定しましたよ。だから僕はそれについてはいちいち謝っています。会う人、会う人謝った時期がありました。1期目これを見抜けなかった、だからすみませんと謝りました。野々村さんはどうか知りませんが、私は謝っています。決算認定してるから、これは許されるんだなんていう議論は、市民理解がおよそ得られる論法ではないです。

予算、そうですね。それも同じなんですよね。予算についても議会が認めている。

ん? ああ、そうですか。議会が認めちゃっているんですよ。

【議長】小泉議員に申し上げます。討論を続けてください。

はい、討論を続けさせていただきます。だから議会が認めてしまっているんですよね。だから、これをきちんと解決しなければいけないのは議会の責任ということです。

いやいや、あなた、だから私はこうやって解決しようとしてるじゃないですか。決算認定は公費飲食が適切であるという別段の免罪符を与えるわけではない。それよりは議会のチェック機能が十分に果たされてこなかったことを反省するよすがとするべきだと申し上げます。
 そもそも、この件、皆さんちょっと頭良すぎて難しく難しく考えてしまうような気がするんですけれども、シンプルに考えていただきたい。お酒を飲んだらお金を払う、当たり前のことですよね。例えば、小泉と布目さんという人がいて、それから滝沢さんという方がいて、野々村さんという人がいて、じゃあお酒を飲みに行こうよと行きました。これ、議員じゃないということにしてくださいね、これは仮の名前です。行きました。みんな酔っ払っちゃった。だから言い出しっぺの小泉さんが、じゃあ2,000円ずつ払ってください、今日は解散しましょうと。残りのお金、じゃあ次の日払ってくださいと言うことは、あり得ることですよね。ただ、例えば布目議員がここで不思議なのは、「いやいや、それ、小泉君、この間立て替えてくれたのは、別に違法性のあることじゃないんだから、それは俺払えないよ」、おかしいですよね。おかしいですよね。

ん? 何ですか?

【議長】小泉議員に申し上げます。議場の議員とのやりとりでなくて、討論を続けてください。

承知しました。だから、シンプルに考えて、飲んだお金、それの清算をするのに、なんで寄付行為だとかそんなお話にならなきゃいけないのかってことです。こんなの裁判なんか必要ないですよね。請求すべき債権を組合が持っている、それを行使する。それに応じて皆さまが債務を弁済していただく、それだけのことです。それも何だか知らないけれども、何かいろいろな理屈をこねて、会計局が言ってないことを言ってまで、言ったようにしてまで、皆さんは不採択にしようとされている。そんなことがあっていいんでしょうかということを、私は申し上げています。皆さん、おっしゃいますよね。払いたければ払いたい、返せるんであれば返したい。そのためにどのぐらい汗をかかれたのかということです。
 請願者のやり方がよろしくないと、不採択にするんであれば、皆さまがどうかそれに代わる代案を示してください。これは皆さまの責任です。道義的責任、言葉だけですが、道義的責任をどう果たすのか、きちんとそれを示すのが皆さまの役割ではないですか。私はこの方の、請願者の願意をくんで採択することを求めます。お待たせしました、以上です。

【阿部孝二】議長。
今、小泉議員の討論の中で、ふさわしくない発言があったもんで取消を求めます。「長くなる討論なので、議員の中に寝ても結構です、寝ている議員は名前を挙げて起こします」こういう発言は削除すべきです。

【議長】動議でよろしいでしょうか。

ただいま阿部議員から動議が提出されました。動議は3人以上の賛成者が必要でありますので、賛成者は挙手を願います。


所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。この際、議事整理のため、暫時休憩いたします。 


2018/09/29

市民を応援したら懲罰動議!? 1人対35人でも退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!! 議会の信頼回復を求める小泉一真 VS 公費飲食を糊塗する議員たち

(2018.10.04追記)
市民の手により、オンライン署名運動が発足した。公費飲食事件についての解決と、小泉の不当処分に反対する趣意によるもの。読者諸賢も、ぜひご賛同の署名をお願いします!!

【1. 市民の血税で宴会した市長・議員等エライ人たち、お金を返してください!!】 【2. 請願に賛成した議員に対する不当処分に反対します!!】拡散希望


【言いがかり】

今月25日、小泉が市議会本会議で討論を行ったところ、議事録からの発言削除を求める動議が共産党議員より相次いで提出された。また翌26日には、この討論に対し共産党議員が主導して懲罰動機を提出した。



小泉の討論は、「議員等特別職の飲食に費消された公費の補填を求める千曲衛生施設組合あて意見書の提出を求める請願」を不採択とした福祉環境委員会の報告に異を唱え、市民の声を汲んで採択すべしとするもの。
ブログ冒頭のYoutube動画は、その内容の是非を読者諸賢においてご判断いただくため、冒頭のあいさつ部分を除きほぼ無編集で掲載した。
小泉の発言の適否について、市民の皆様はどうか小泉にご意見を寄せていただきたい。



小泉一真メールアドレス: 5123kwazuma@gmail.com


そもそも議会における議員の発言においては、言論の自由が最大限に保障されねばならないのは自明だ。特に、議会内の多数の議員が関与した公費飲食事案については、議会・議員の自浄能力が問われている。そのようなテーマの下でなされた発言は、より一層、議会は謙虚に耳を傾け、自身の反省のよすがとすべきであることも、また自明のことではないか。それなのに些細な理由(と小泉には思える)により議事録削除を求めて小泉の討論を骨抜きにしようとするのは、義のない所業と市民は判断するだろう。懲罰動議にしても同様。



【市民の足を引っ張るな!】

強調しておきたいのは、請願が出された結果、組合長である千曲市長が態度を変えた点だ。これについては、すでに当ブログでも書いたが、重要なのでもう一度言及しておく。





今般、長野市議会において 「議員等特別職の飲食に費消された公費の補填を求める千曲衛生施設組合あて意見書の提出を求める請願」が提出され、本組合に対し、議員等特別職の飲食に費消された公費について補填する措置を実現する方策を最大限検討されたい等の意見書の提出を求めていることを了知いたしました。
したがいまして、本組合としては、当該請願において述べられている主旨に関し検討を行い、その結果を改めて10月に予定する組合議会定例会においてお示ししたいと考えます。


市民が請願を出したおかげで、一度は公費飲食について補填する策はないと明言していた組合長を動かした。その請願を議会が不採択とするようなことがあってよいのか。恥ずかしくないか。如何に自分らの不始末を糊塗するためだとしても、厚顔無恥にほどがある。


【エネルギーを向ける方向】

懲罰動議により、懲罰特別委員会が組織され審議されることになった。小泉一人のために、10人もの議員を動員して委員会を組織していただけるとは実にご苦労。光栄の至りだ。だがよく考えてほしい。そのほかにするべきことはないのか。一部の議員の所業とはいえ、公費飲食により、長野市議会の信頼は傷ついており、その回復に最大限の努力を払うのが議会の歩むべき道のはずだ。小泉に10人の人的資源を割くなら、少なくとも同程度の精力を公費飲食事件の問題解決に向けなければ、勘定が合わない。実際、過去に小泉はそのような提言をしたのだが、ほとんど無視された。


政治倫理の問題としない、させない!?


まともに問題解決に取り組むつもりは、殆んどの長野市議にはサラサラない。議会の信用失墜の問題を、小泉個人の討論の不適切性という問題を創出し歪曲することで、すり替えようとしている。議会がオカシイのではなく、オカシイのは小泉だと。そこに市民益という観点は、全く欠落している。あるのは、会派に属する議員の不始末をかばい、議会の面目を保つという一点だけだ。いったい、誰のための議会なのか。

【長野市議会の民主主義が死んだ日】

さて、懲罰動議が出された際、その対象となった議員は発言することができる。但し、議会の同意が必要だ(地方自治法第117条)。しかし市議会は、圧倒的多数で小泉の発言申請を退けた―賛成した無所属議員1人と議長を除き、35人が小泉と敵対している状況だ。同じ会派所属の議員の不始末を何が何でも守るという、会派制の悪弊が露呈している。懲罰動議に一点の曇りもなければ、小泉に発言させ、市民に小泉の不当性をアピールする機会とできるはずなのに。なぜそうしないのか。

小泉の発言許可を退ける市議会の採決結果
長野市議会ホームページ動画から引用

発言が許可されていたなら、懲罰動議提出の理由となっている「議会の品位を汚し」「議員個人の名前を繰り返して侮辱する発言」とは、具体的に何を意味するのかが不明瞭であり、このような理由で議員の身分に係る懲罰動議が提出されたのは遺憾である等と、正論を述べることができただろう。懲罰動議を提出した側とすれば、逆にその点を突かれては困るので、発言させなかったのだろう。懲罰動議が適正に取り扱われ、民主的な手続きが十分に機能したと保証するために、まともな議会なら、このような場合には弁明の機会が与えられるものだ。従って、今般の懲罰動議は、議会の正常な進行というよりは、とにかく小泉をだませらるためなら何でもするという目的で提出されたものと断ぜざるを得ない。それは議会という民主主義を体現する制度と相容れざるものだ。


小泉の懲罰動議を提出する共産党の野々村博美氏
長野市議会ホームページ動画から引用

議員等の公費飲食の問題を解決してくれと請願する市民の側に立って討論すれば、懲罰動議を喰らう。そのような市議会に堕した日として、この日のことは記憶し、今後も小泉は戦う。小泉の身分を守るためではない。市民益よりも、議会ムラの利益を優先する勢力に異議を申し立てる戦いなのだ。

2018/09/25

税金で飲んでええじゃないか♪ 共産党よ、お前もか? ハレンチ議員の有罪確定何のその!! 市民の信頼よりも議会ムラ優先

【共産党の横暴】

千曲衛生施設組合の公費飲食事件に係る請願についての、続き。
もしも長野市議会の支持率調査をしたなら、今は最低水準に違いない。その元凶は、言うまでもなく器物損壊・強制わいせつで有罪が確定した元議員・生出光の犯行にある。議会、中でも
身内から犯罪者を出した共産党は、今、反省が必要な時期だ。小泉はたびたびこの件で謝罪してきたし、最近では特別職報酬等についての一般質問でも言及している。



であるのに、共産党は、何をか反省しているのだろうか。公費飲食事件に係る請願審査では、会派代表である野々村博美氏と滝沢真一氏の両名が、そろってエラい人たちの飲食に費消された市民の血税を補填する策の検討にことごとく反対。議会の信頼回復に今、最も危機感と責任を負っていなければならない共産党議員が、身内に厳しくするどころか、大甘であることがよく分かる。


野々村博美氏 共産党会派代表

(写真は議会ホームページから引用)

 【司法判断が必要? 自分で裁判起こせば?】

野々村氏は、返すには司法の判断が必要だと力説する。同様の説は、布目裕喜雄委員も唱えていた。自分らの同僚議員が飲食に費消した市民の血税を返させたいなら、納税者が裁判に訴えろという態度だ。共産党長野市議団に今、最も必要な謙虚さも反省もうかがえない。
司法判断が必要だと言うなら、返金のため千曲衛生施設組合が納入通知書を届けた時点で、入金の必要がないことの確認を求める訴訟でも起こせばよろしい。公費飲食という議会・行政不祥事の原因は、市民の側にあるのではない。原因者である議会と行政側が、その解決に汗をかかなければならないのは、当然のことではないか。
野々村氏は、寄付行為に抵触すると指摘されている自主返納だけでなく、公費飲食を補填する方策全般について、公職選挙法に抵触しない保証を求めている。これも同様で、そのような方策を探すのに責任を負うのは納税者ではなく、税金で飲んだ議会が苦労すべきなのだ。
そもそも、組合が支出したエライ人たちの飲み代は、本来は彼らが支払うべき金を組合が立て替えているということができる。飲み会の清算が寄付行為に当たらないということについて、イチイチ司法判断を仰がなければならないとの主張は馬鹿げており、市民的常識からは理解しがたい

【決算認定したから返しません?】

野々村氏はまた、組合議会が公費飲食への支出を、決算認定しているとわざわざ言及している。だから何?
議会が公費支出を知り、積極的にその意義を認めて決算認定してきたわけではない(もっとも、仮にそうであるなら、それはそれで大問題だが)。単に自分たちの飲み代について触れずに見逃してきたということだ。決算認定は公費飲食が適切であるという免罪符になるわけではない。それどころか、議会のチェック機能が十分に果たさせてこなかったことを十分に反省するべき場面なのだ。
ここでも共産党の無反省さが際立っている。 







2018/09/24

半数が退席!! 異例過ぎる委員会で「税金で酒飲んでええじゃないか♪」祭り!? ― 公費飲食事件の請願



【審査する資格なし!! 半数が退席させられた委員会】

何と、委員の半数が退席を命じられるという、異様な雰囲気で幕が開けたのが、千曲衛生施設組合(以下「組合」)の公費飲食事件に係る請願審査。




組合予算で特別職らが飲食していた件については、次のブログを参照されたい。

「公金で飲み食い」かくし議員特権を発見!! →小泉は抗議!! 




今月6日、小泉を紹介議員として市民が提出した請願が、19日、福祉環境委員会で審査された。その全文は、次のとおり。





長野市議会委員会条例は、次のように定めている。


(委員長及び委員の除斥)
第18条 委員長及び委員は、自己若しくは父母、祖父母、配偶者、子、孫若しくは兄弟姉妹の一身上に関する事件又は自己若しくはこれらの者の従事する業務に直接の利害関係のある事件については、その議事に参与することができない。(以下略)


つまり、委員長・副委員長を含め、請願審査にあたる委員の半数が組合の公費で飲み食いしていたわけで、問題が根深く広範な様を示す委員会審議のスタートとなった。

除斥規定により退席した委員。左から若林祥(委員長)、山本晴信(副委員長)、松田光平、望月義寿、松井英雄
(長野市議会ホームページから引用)


長野市議会のYoutubeチャンネルで、審議の模様を見ることができる。ただし、委員会議事録が整備できた時点で、Youtube録画は削除される運用となっているので、予めご留意ありたい。



【全会一致で反市民の結論】

除斥委員退席後に、全会一致で不採択とした委員。左から岡田荘史(臨時委員長。採決には加わらず)、中野清史、布目裕喜雄、野々村博美、滝沢真一
(長野市議会ホームページから引用)

このような異様なスタートであれば、残された5名の委員の身も引き締まろうと期待したのだが。結果は新聞報道のとおり、何と全会一致で不採択となってしまった。議員が飲食に費消した税金の補填を検討してくれという、市民の当然ともいえる請願を、寄ってたかって5人の委員が不可解なロジックで踏み躙るさまは、さながら議員としての権力行使に恍惚とする者たちの祭りを見る思いで、小泉も唖然とするよりなかった。
いったい、彼らは、だれのために働いているのだろうか。
市民利益よりも、議会ムラの身内でよろしくやっていくことを選択した委員たちのリクツは、当ブログで次回以降、ご紹介したい。


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2018/09/08

生出光(おいでひかる)元市議に有罪判決! なお残る問題【セクハラ捏造疑惑】【共産党幹部の引責うやむや?】

【有罪判決は一つの区切りだが...】 



元市議の生出光に対し、強制わいせつ等で懲役2年、執行猶予4年の判決が下された。本人は控訴しない模様。保護観察の下でしっかりと更正していただきたい。
小泉はこれまでもフェイスブックなどで、事件について遺憾の意を表明してきた。改めて議会の信頼を損ねる行為を、議会は防ぐことができなかったことについて、市民の皆様にお詫び申し上げたい。
刑事事件としては、これが一つの区切りだろう。しかし、事件を取り巻く事象には、未だに解決されざる問題がある。

【鎌倉希旭市議のセクハラ捏造?】

生出光の逮捕が報道された直後、長野市議の鎌倉希旭(かまくらひかる)氏は自身のフェイスブックに次のように投稿。




私に対し、「体液をかけられた?」「自転車に気をつけろ」などとコメントやメッセージ、LINEにてかなりの数届いています。
(中略)
市役所の女性職員も同様であり、面白がって興味本位での声がけで二次被害が広がっています。



何の罪もない市職員が、元議員の犯罪がもとでとばっちりを食っているとすれば、議会は看過するべきでない。鎌倉氏が問題の存在を指摘するだけで、これに取り組む意思がないと判断した小泉は、自ら動く。その結果判明したのは、意外な事実だった。


これに関し、長野市職員課に照会したところ、次のような回答がありました。
「(前略)鎌倉議員に面会し、確認しましたのでご連絡します。
・女性職員の二次被害について、実際に被害にあった職員や被害の事実は把握していない。」




この職員課のメールを信じるなら、鎌倉氏が主張した市職員へのハラスメント事象は、事実無根ということになる。一体どちらが正しいのだろうか。
鎌倉氏が虚言を弄したのか、そうでないのか。速やかな釈明が求められる。







【共産党長野県委員会の責任は?】


日本共産党長野県委員会として、なぜこうした犯罪行為を未然に防ぐことができなかったのか、議員の選考のあり方、県委員会・地区委員会の議員への指導と援助のあり方などの検証をおこなって、日本共産党が退廃的風潮にたちむかい、市民道徳と社会的道義を守る先頭にたって社会への責任を果たすために、教訓を明らかにしたいと考えます。

「生出光・前長野市議の除名処分について」日本共産党長野県委員会
http://www.jcp-nagano.com/2285


「議員の選考のあり方」等について「検証をおこなって」「社会への責任を果たす」との文言が躍る共産党県委員会のホームページ。公党としての公言だが、これが実現されるのはいつになるのだろうか。
平成27年の市議会議員選挙では、共産党が議席を増やした。折からの安全保障関連法を「戦争法」と攻撃し、風をつかんだのだ。告示間際になって立候補予定
を表明したのが、生出光だった。共産党は、議席を取れそうだからと安易に候補者を立て、その資質のチェックが疎かになったのではないかと、小泉は疑う。
生出光は治療が必要な性依存症であることが、裁判を通じて明らかにされている。これは平成27年当時は発症していなかったのか。生出光の出身は北海道だが、なぜ地元を遠く離れて長野市で政治活動しようとしたのか。これらの点においては、共産党の責任で検証し明らかにされる必要がある。
共産党委員会の検証の結果、議員の選考のあり方に問題があったという結論になるのなら、選考した側の責任も問われなければならないだろう。共産党に恨みはないが、逮捕者を出した責任とは、うやむやにされるべきものではない。


2018/06/26

宴会で飲食した公費「返したい」と加藤久雄市長―千曲衛生施設組合 公費飲食事件

一般質問で市長に問う小泉 2018.06.13

再び問う

議会歓送迎会と称する、エラい人たちの身内の宴会に公費が支出されていた、千曲衛生施設組合の公費飲食事件。長野市長の加藤久雄氏も、代理を立てて、自分の代わりに部下に飲み食いさせていた。返金について、千曲市・坂城町と協議するというのが、3月議会の市長答弁。では、その後どうなったか。


加藤久雄市長
3月議会以降、千曲市、坂城町と協議をしてまいりましたが、千曲衛生施設組合事業部が改めて弁護士に確認したところ、公職選挙法違反の可能性があることから、自主返納は見合わさざるを得ず、返納はしておりません。


自主返納=選挙区での寄付行為=公職選挙法違反なんてこと、政治家の最低限の知識として知っておかなければならない、イロハの「イ」。小泉も、組合議会が決めた自主返納方針の合法性については、当初から懐疑的であった。ブログでも書いている。

しかしながら、公費飲食していた加藤市長、長野市議ほかの当事者で、自主返納が公職選挙法違反との判断がついた者は、一人もいなかったことになる。公職選挙法の基礎を知らずに公職に就いている者が、信じがたいほどの割合でいる事実は、それ自体が問題ではある。が、ここではその議論は置く。自主返納が不可と、ようやく小泉と同じレベルで論じられるようになったことは、喜ばねばならない。合法的な返納の方法を論じられるようになったのだから。
しかし、公費飲食した議員たちと、千曲衛生施設組合長岡田昭雄氏(千曲市長)は、自主返納ができなければ、飲食に費やされた公費は返せないと、およそ理解不能なロジックで押し切ろうとしている。

完全アウェイの猿芝居に小泉乱入!! 公費飲酒事件の幕引きは許さないっhttps://www.koizumikazuma.jp/2018/05/blog-post.html


「自主返納以外にやり方はない」と主張する岡田昭雄市長
長野朝日放送 2018.05.23

この流れを断ち切ることが、小泉の質問の目的となる。

「返したい」と加藤市長

加藤市長は「自主返納」はしていないとのこと。小泉の公職選挙法違反であるとの説明を受け容れたわけだ。正しい方向への一歩。であれば、自主返納以外の方法を探る気持ちがあるかどうかが、次の課題となる。




小泉一真:
市長としては返したいと思われているのか、そうでないのか

加藤久雄市長:
配慮が不足していたということでございまして、基本的に返せれば返したいということでございます。




加藤市長は、「返したい」との意思を明確にされた。奇怪なロジックを根拠に返せないなどと、田舎市長のような物言いとは、流石に県都の市長は違う。
次は「返せれば」という留保条件をどのようにクリアするかが問題となる。もちろん、それを考えるのは、公費飲食した者たちの責任であり、中でも組合の理事者である加藤氏の役割となろう。

市民の公金が、エラい人たちの宴会に費消された千曲衛生施設組合の公費飲食事件。紆余曲折を経ながら、返金という解決の着地点に近づいている。もちろん、小泉としては、その加速に汗をかいていく。


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2018/05/23

完全アウェイの猿芝居に小泉乱入!! 公費飲酒事件の幕引きは許さないっ

2018.05.23 SBCニュースワイドから


速報!!

千曲衛生施設組合を舞台にした組合議員等による公費飲食事件。昨年10月発覚の件だから、議長が小泉なら、というか並みの議長なら、議員の公費飲食により市民が被った損害はとっくに回復し、組合は正常化していて良い頃。どーしてこうも、時間がかかるのか。公費飲食した現職議員のハンコをあつめ、自主返納はやめましたと、議長以下の議員が雁首そろえて組合長(千曲市長岡田昭雄氏)に報告に行くという意味不明の挙が、本日あった。
SBCのニュースと原稿が、現時点では事件概容をよくまとめているので引用したい。なおキャプチャ画面に付したキャプションは小泉による。




SBCニュースワイド 2018.05.23

千曲衛生施設組合食糧費問題・公選法違反のおそれがあるとして返納断念

千曲市などでつくる「千曲衛生施設組合」が歓送迎会の費用の一部を公費から支出していた問題で、組合の議員は公職選挙法に抵触するおそれがあるとして当初の方針を撤回し、自主返納はしないことを決めました。
この問題は千曲市と長野市、坂城町でつくる一部事務組合「千曲衛生施設組合」が議員の歓送迎会で費用の一部を公費から支出していたものです。(中略)
きょうは組合の議員(中略)が組合長の岡田昭雄千曲市長を訪れ、当初の方針を撤回して自主返納を断念する考えを伝えました。



千曲衛生施設組合議会議員の荻原光太郎千曲市議はこの中で、「寄附の禁止に該当する恐れがあり、返納については残念ながら見合わせざるを得ないことと判断した」と理由を説明しました。
「ん?」想定外の小泉の行動にとまどう千曲市長
きょうはこの問題を追及している小泉一真長野市議が飛び入りで出席し、自主返納に替わる方法の検討を求める一幕もありました。(後略)
小泉の発言を制止しようと焦る荻原光太郎氏(千曲市議)






破たんした論理

自主返納が公職選挙法に抵触することは、今年2月の議会で小泉が指摘していたこと。だから小泉は自主返納ではない方法でお金を返すべきだと主張したのだ。それを突っぱねておきながら、公職選挙法違反のリスクを今頃になって主張し、市民に与えた損害回復の断念を正当化し幕引きを図るとは、笑止千万。

小泉外しで密室の談合?

議員たちが提出した文書内容も、今日このような申し入れを組合長に対して行うことも、小泉には知らされていない。市長の前に並んで座った議員は組合議会の「代表」なのだそうだが、いつどのような手法で決めたのか。小泉は知らない。

完全アウェイで退かず

公費飲食事件の収拾に手間取る
議長・宮崎治夫氏
(長野市議会議員)

市長室から出て行けと、宮崎治夫議長(長野市議会議員)は言った。

「衛視を呼んでつまみ出したらいかがですか」

当然、そんな権限は彼にはない。もっとも、彼は「衛視」という言葉が分からなかったようだが。
部屋にいてもいいが、
市長の前に座るのは議会の代表だから、後ろに下がってくれと懇願されても譲らなかった。


「ここは議場ではない。文書は一部の議員が勝手に作成したもので、議会が権威づけたものではない。従って、あなたの指示に従う義務はない。そもそも彼らを自分の代表と認めた覚えもない」

初めて入った千曲の市長室で、周囲の全部が自分を疎外する人物たちの中で、ここから一歩も退くな、幕引きにさせるなと、小泉は自分を鼓舞しなければならなかった。
公費飲食の善悪の判断といい、公職選挙法の理解といい、議会制民主主義の尊重といい、議員のあるべき水準に達している者が、組合議会には果たして何人いるのか。認めるには残念至極な現実だ。

悪事千里を走る


「セレモニー」と、今日のできごとを市長の秘書は呼んでいた。「会場を貸すだけ」とも。凡そ市民に迷惑をかけた当事者の秘書らしからぬ、軽い言葉だ。上司の人柄が反映されているからなのだろうか。千曲市長も組合議会議員も、反省している様子が見られないのは、どうにも不思議だ。
だが、議会の代表ですと、しゃあしゃあと市長の前に座ってテレビに映ろうとする議員たちの一方には、小泉に情報をリークしてくれた議員たちがいたのも事実だ。この情報がなければ、小泉は市長室に乗り込むこともできず、メディアは幕引きやむなしの論調に終わったかもしれない。彼・彼女らの勇気には敬意を表し、次には小泉と行動をともにしていただけるものと信ずる。

市長室を出た後、坂城町のある青年が小泉とともに、千曲市役所前での街頭演説に、並んで立ってくれた。正しいことをするのに、遠慮は要らないのだ。

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2018/03/12

公費で飲食した千曲市議会議員たち

公私混同、公費で酒宴

千曲衛生施設組合議員として千曲市議会から選出されていた7人の市議が、公費を支出して酒宴に参加していた。千曲衛生施設組合では、ほぼ毎年のように議員の入れ替わり時に「歓送迎会」と称する公務員だけの身内の酒宴を開催。最後に開催されたのは平成28年。当然これらは公務の推進には何の意味もない無駄な支出であるわけで、千曲市民からは批判の声が上がっている。平成29年度3月現在、組合議会議員を務めるのは以下の7人。この7人に対しては、飲み代の返還を求める住民監査請求も起こされている。

小玉新市

住民監査請求における返還請求額:11,461円
小玉新市議員は組合監査委員を兼ねるが、平成28年度決算の監査では公費飲食を見逃していた。また住民監査請求を、監査委員も酒宴の席に参加していたことを理由に「不受理」として、組合にかかった火の粉を振り払った。
監査請求では小玉氏の他にも、次の現役組合議員に対し、組合に与えた損害額の返還を請求している。


柳澤眞由美 

有権者へのケジメは?

この7人の中にはブログやSNS等のインターネットによる発信手段を活用している議員もいるが、現在に至るまで公費飲食事件への自らの関与については、沈黙を保っている。また、今年2月22日の組合議会では、関与した議員たちによる飲み代の「自主返納」が方針として決められたが、今のところ返納したという情報もない。小玉氏は、この事件を明らかにしてきた長野市議会議員・小泉一真を別件で批判する投稿をFacebook上で公表している。

http://www.koizumikazuma.jp/2017/10/blog-post_3.html


追記: 抗議の街頭活動の動画を追加で掲載



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2018/03/09

千曲衛生施設組合職員の体調に係る小泉の見解を発表します

本日、某筋から聞いた話によると、千曲衛生施設組合職員が体調を崩していることについて、千曲市議会選出組合議員7名が、組合議会議長あて文書で小泉の発言に触れ、小泉に謝罪を求めているとのことです。小泉もまだその文書を目にしておりませんので、詳細は不明ですが、明日以降に報道される事態が予想されます。
先月22日の組合議会定例会閉会後に、質問に対する答弁をしなかったことについて職員に対し小泉から説明を求める場面があり、通常の会話よりは大きな声が出ていたという事実はあります。その際、他の組合議員から威圧的であるとの注意を受け、直後に態度を改めています。また小泉の発言と体調について、7名が因果関係を主張しているかどうかについては、今のところ不明です。
しかし一方で、議会が職員に軽くない心労をかけてきたのは事実であり、小泉もその例外ではありえず、反省と謝罪の意を組合議員の一人として表明し、職員の速やかな快癒を祈念するものです。
議会が職員に心労をかけた事実とは、以下のとおりです。

1. 議員歓送迎会との名目で組合議会議員らが、組合開設当時以来とも言われる公費による飲食をくり返してきた事案が報道されて社会的な批判を呼び起こしたこと。またその処置について事務局に負担をかけてきたこと。例えば、公費支出金額の「自主返納」の推進について議会は事務局に対応を促しているが、このような「自主的な」返納の実現には数十名の相手方の意向確認と出納事務を要し、ある程度の負担を伴うものと予想される。すでに現職でない公務員への対応については、説得を要する場面も想定され、更に困難を伴うものとなろう。
議会が早い段階で自らの飲食に係る公費支出を不当なものとして認め、小泉らが住民監査請求で求めたように「請求」に対する「返還」として扱うこととしていれば、事務局にこのような負担は生じなかった。

2. 先月22日の組合議会定例会では事務局が指示する手続きに従い、小泉から組合議会会議規則に定めのある一般質問通告書を提出したが、同日の本会議では議長がそれを許可しない場面があった。本会議において議長はその理由を、通告書に事務局の回覧印の押印がないこと、および通告期限の設定等について事務局から説明がなかったことを挙げたが、何れも議長自らの不首尾には触れない一方的な事務局への責任転嫁ともいえる態度であったこと。

3. 同日の組合議会全員協議会では、一般質問の処理についてルール化が必要であることについて合意された。一方、小泉の提出した一般質問の取り扱いについては、質問をさせるのかさせないのか、させるとすればいつなのかについて、特段の合意がなかった。このため小泉は同日の本会議において、当該定例会で一般質問を取り扱えるように延会の議事進行動議を提出したのに対し、議長は理由を示さずにこれを議題として取り扱わずに閉会としたが、一般に議事進行動議は議会では最優先で処理すべきものとされている。このように先月22日の本会議は極めて異例の議題棚上げにより、解決すべき課題が残されており、今後の議事処理の調整に係る事務局の負担が存すること。

千曲衛生施設組合

なお、先月22日定例会閉会後の職員との話し合い後の去り際に、小泉は「皆さん、しっかりサポートしてあげてください」と他の職員に声をかけています。また議会翌日以降は、棚上げとなっている議題について、事務局で抱え込まずに「一般質問ルール化を検討する委員会を設置するということになったから、そこに検討を投げてみれば」等と、組合に提案しています。

関係記事
http://www.koizumikazuma.jp/2018/02/blog-post_10.html
http://www.koizumikazuma.jp/2017/10/blog-post_3.html

※当初掲載原稿では職員の職名を記載していましたが、報道では職名への言及がないため、「職員」との表記に改稿しました。またその他の表現についても、記事に表現を合わせてあります。何れも職員のプライバシーに配慮しての表現と思料されるため、これに準拠しました。
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