◆小泉一真
市政の透明性確保についてです。
公文書の適切な保存と情報公開は民主的な行政
運営を保障するものと考えて質問します。
市長は、統一教会系の団体、平和大使協議会の
式典にメッセージを贈りましたが、これは市長に
宛てられた文書がきっかけであったと聞いており
ます。
ところが、この文書を市は公文書として保存し
ていないとのことです。なぜ市が保存できていな
いのか。当該文書は市長宛てで、親展文書ではな
かったと聞いておりますが、このことについて、
併せて確認を求めます。
●企画政策部長
市長宛ての文書につきましては、公務のものは
秘書課で保存しており、公務以外の個人的なもの
や市長の政治家としての政務活動に関するものは、
市長自身が管理しております。
今回の関連団体からの依頼につきましては、一
政治家として対応すべき公務以外の内容、市長の
政務活動に関するものとして取り扱っております。
また、この文書は、親展文書ではございません。
◆小泉一真 市が取り扱う公文書のう
ち、相当数が市長宛ての文書ですよね。市長が恣
意的に、都合の悪い市長宛て文書を政務活動であ
るとして処分できる余地があると市民に
印象付けるのは得策ではないのではないでしょう
か。
市長メッセージの経緯について、市長は説明さ
れたものの、市長宛て文書と対照しなければ説明
を検証することもできず、疑念を残すことになり
かねません。市長宛て文書は市として対応を要し
ない内容であったとしても、親展文書等、明らか
に個人宛てのものが外形的に分かるものでない限
り、市が一定期間保存するのが相当ではありませ
んか。
●総務部長
市長宛ての文書の取扱いによりまして、市長に
疑いの目が向けられ、さらに市政への不信感につ
ながるということは本意ではございません。実際、
担当課には多種多様な文書が到達しておりまして、
その取扱いに苦慮するケースはあるとは考えてお
りますが、今後親展文書や市として対応を要しな
い内容の文書を含めまして、文書の取扱いにつき
まして、長野県などの取扱いも参考にしながら整
理、検討をさせていただきたいと考えています。
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