『全部言います!』小泉一真の市議会トーク

プロフィール


小泉一真ポートレート 長野市議会議員: 小泉一真(こいずみかずま)
★プロフィール★ 詳しくはclick!
◆長野市を日本一の観光都市に!
◆こどもをしっかり育て、人口減少を乗り切ろう!
◆長野市の孤立可能性集落275は全国最多級。災害に強いまちに!
◆長野市をカッコよく! シチズン・ファースト!!(都知事や大統領より先に言ってます)
◆長野市一、税金の使い方にうるさい議員
◆長野県一、街頭演説する議員
◆得意わざ、情報公開!

2018/02/05

監査委員というお飾り―公費飲食の懲りない人々

千曲衛生施設組合・千曲衛生センター

職務放棄の監査委員:

「...本件請求について監査することができない。―千曲衛生施設組合の公費飲食事件に対する住民監査請求を受理しないすとる監査委員通知を、小泉は唖然として眺めた。この不受理を、信濃毎日新聞は今月3日の社会面で報道している。東北信版でもないし、前回のような第3社会面でもない。つまり、公費飲食事件への世論の関心は高まっているということだ。であるにも関わらず、監査委員が「監査することができない」と門前払いしたことは、世論に応えるべき職責を果たしていないと批判されよう。
不受理通知の全文を次に示す。



公費飲食に対する住民監査は門前払い from 長野市議会議員小泉一真

組合ぐるみの不正体質:

小泉は公費飲食事件について、市長・町長・議会・監査委員らによる「組合ぐるみ」のものだと指摘してきた。それを隠そうともしないのが、今回の不受理だと言える。監査委員が「監査できない」とする論理を、次に引用する。


監査委員は、地方自治法(中略)第199条の2の規定により自己に関する事件又は自己の従事する業務に直接の利害関係のある事件については監査することができないとされており、本件請求においては監査委員2名全員が法第199条の2の除斥事由に該当することから、本件請求について監査することができない。


本件請求は、確かに2名の監査委員に対し、飲食に費消した公費を賠償せよと求めている。しかしその他の特別職43名に対しても同様に損害賠償を求めているのだ。2名の監査委員の監査ができないから、ほかの大多数である43名も同時に免責されるとの監査委員判断は、如何にも不合理だ。監査委員に対する請求は却下し、その他の特別職に対する監査請求は受理することとしても、地方自治法上は何らの不都合は生じない。というより、それこそが監査委員に求められた職責であると言えるだろう。であるにも関わらず、監査委員以外の特別職に対する監査請求までをも不受理とするのであれば、組合ぐるみのかばい合いを、市民はそこに見ることだろう。
代表監査委員・小山岑晴氏(元長野市議会議長)

千曲衛生施設組合議会選出監査委員 
小玉新市氏(千曲市議会議員。写真はFacebookから引用)

監査委員というお飾り:
特別職らによる身内の宴会が公費で賄われていたことについて、監査委員は見逃してきた。恐らく、組合が設立された昭和35年当時から。そればかりでなく、監査委員自らもその飲食の輪に加わってきた。その不当性について監査請求すると、不受理として恥じるところもない。一体、何のための、誰のための監査委員であるのか。市民がそのような疑問を抱くのは、当然だろう。百歩譲って、不受理にせざるを得ないのは法理の導くところだとしても、監査委員は公費飲食に関わったことの善悪をどのように認識するのか、また自ら招いた市民の不信に対する責任をどのように果たすのか。これらについて明らかにすべきだろう。
住民主権という原則を、忘れてはならない。


にほんブログ村 長野市情報へ
にほんブログ村

2018/01/31

視察で、これだけつかんで参りました♪ 

農林業対策特別委員会視察:

議場では時として論敵ともなりうる議員たちではあるが、それはそれ。集団行動たる視察ではギスギスしないようにお互いに気を遣う大人たちが殆どだから、市民の皆様、安心してください♪ -とはいえ、元サラリーマン経験があり、社会人のお付き合いというものを組織で学んだ筈の某議員は、1期先任の議員である小泉の会釈に答礼もしないし、先に酌をしても返すでもない。どうも、委員会での私語をたしなめた小泉に含むものがあるようだが、それはそれとして人前では人並みに接する度量を持ちたいもの。
1月23日から25日、姫路市・美作市・長浜市を歴訪しての視察旅行。有権者のご理解により、見聞を広める旅行の機会を与えてくださったのだから、何かしら成果をつかんで帰らねばと、視察の度に思う。

地美恵の郷みまさか:

「地美恵」と書いて「ジビエ」と読ませ、美作と書いて「みまさか」と読む。美作市って、最近、何かで見たよなあ。そう思ったら、ふるさと納税の返礼品にジビエ肉を使っていたのを覚えていたらしい。
近年、シカ・イノシシ等の有害鳥獣が増え、農作物に悪さをされるという悩みは、全国の自治体に普遍的に見られる現象となってしまっている。捕獲した
有害鳥獣を有効に利用し、地域の活性化に役立てる取り組みは、長野県庁では比較的早くから着手されている。長野市においては、民間の取り組みとして若穂の食肉処理施設が稼働しているし中条には長野市自身が年間千頭規模の施設を新設し運営する計画がある。

平成25年度から運用されている地美恵の郷みまさかは、公設公営のジビエ肉処理施設としての先例であり、長野市も参考とした施設だ。

視察中に搬入されたシカ。32Kg程度で、成獣としては小さい方らしい

シカを釣るして皮を剥ぐ

枝肉を冷蔵庫内で保管・熟成

シカの解体は3人かがりで

解体に使う道具。刃物のの先のボールは、先端で内臓を傷つけないようにするための工夫

道の駅「彩菜茶屋」で流通するジビエ肉

いのしし肉を利用した「ぼたん焼き定食」(道の駅「彩菜茶屋)
美作市のジビエ肉処理施設は、指定管理者に運営を任せることが決まっている。つまり人材を育成し、運用のノウハウを取得したという訳だが、ここに至るまでは相当なご苦労があったことが伺われた。解体作業する人々は手馴れていて、かつ丁寧。このような人材がいるからこそ成立する施設であり、本市の施設においても人材の確保と育成がカギになるだろう。
人気のない立地に、電気・水道・道路等のインフラを整備した上での施設整備。見えないところに、公費が充当され、実現した施設だ。それだけに求められる成果を挙げているのには、感服する。
ハンターの言葉によると、有害鳥獣に出会う機会が減ってきたとのことだ。本市の施設にも求められる成果であり、達成に力を尽くさなければとの思いを新たにする。

長浜市鳥獣被害防止計画:

長浜市は琵琶湖畔に位置する。当地でも鳥獣による被害は深刻で、中でもカワウによる被害額は平成25年度において10,829万円。2位のイノシシによる被害3,360万円を大きく引き離し、カワウによる被害が最大であるのが特色となっている。
長野市においても実はカワウによる漁業被害は深刻で、千曲川では現在殆どアユは漁獲がないと聴く。20年前の千曲川ではアユが沢山獲れたと小泉は記憶する。しかし長野市と県のカワウ対策は、滋賀県・長浜市に比べれば万全とは言い難い。小泉は何年か前にカワウによる被害について調べたことがあるが、被害額自体が不明であり、この分野における行政の関心の薄さが分かったものだ。被害額の算出ができないとの説明だったと記憶する。
今回視察の収穫の一つは、国がカワウの漁業被害額算定方法を示していたことが分かったこと。平成25年に水産庁は各都道府県知事に宛てて通知していたのだが、このような通知の存在は当時の小泉には知らされなかったものだ。この通知により水産庁長官は、各知事に「管下市町村長に対しては貴職から通知するとともに、本対策の実施につき適切なご指導を」と求めている。これを踏まえ、長野県と長野市はどのような対策を実施したのか調べてなくてはなるまい。
長浜市には、その場で当該水産庁通知を含む資料の恵与をお願いしたところ、快く応じていただけたことに感謝したい。よいお土産をいただいた以上は、調査と研究により市政に反映する努力をするのが小泉の職責であるし、それが視察の意味でもある。

長浜市役所でプレゼンに耳を傾ける


にほんブログ村 長野市情報へ
にほんブログ村

2018/01/19

市川市議、公費飲食を正当化!? ブログで示す卓見!!

長野市議会の偉大な知性たち

長野市議ブログの「双璧」と、小泉が密かに心中称して敬しているブログがある。

市民と市政をつなぐ 長野市議会議員 布目ゆきおの徒然日記
市川和彦の長野市政への想い

...まあ、これが「三羽烏」なら、この「全部言います!」ブログを入れたいところだ(笑)


布目ゆきお氏(ブログから引用)
布目ブログは、市政に寄り添いつつも批判すべきはするという、議員としてのチェック機能に重点を置く姿勢が見られ、読んで勉強になる。


市川ブログは、議員ブログとしての更新頻度は県下随一だろう。また、最近はやや大人しくなってしまったが、著作権法をものともしない原著作権表示なしで、範囲を自制しない無制限的な引用等は、おそらく海賊党の流れを汲む政治思想だろうか。自説をほとんど述べることなくネット上の情報の切り張りで構成するという政治家のブログとしては異質な手法で、読者の批判する力を引き出そうとする。細々と法を守りつつ自説を展開する小泉の「全部言います!」と比べれば、雲泥の差がある。


小泉への評価

その二人は、それぞれ小泉についての評価を述べるときがあった。奇遇なことに、ほぼ同時期に、同じ案件についてだ。



 小泉議員の調査による指摘に正直「感服」です。
 小泉議員の議案質疑がなければ、粛々と即決で採択されていたでしょうから…。


説明が有った直後、小泉一真議員から突如の質疑発言。
(中略)
私自身、昨年の富士通に関する報道は知ってはいたが、7月21日の公取委の話、それにも関わらず市がその後富士通と推移契約した後に指名停止した事は知らなかった。

私だけでなく、議会全員が知らなかった。


何れも2016年、富士通の指名停止処分直前の駆込み随意契約に係る市長専決による予算補正についての言及。






「双璧」からのお言葉、実に恐縮。

公費飲食に勇気ある発言、市川議員

さて、その「双璧」の一翼である市川和彦氏の「長野市政への想い」だが。小泉が議会の信頼回復を目下の政治課題とする本市議会議員等による公費飲食事件について、大胆とも言える識見を示されている。以下引用する。




そこに出席する職員も負担していると考えられるが、この様な事が問題化されることに『慣例』と言う言葉は無く成ってくるだろうし、懇親会自体が行われなくなるだろう。
(正規な会費による出席希望者だけとなる)
(中略)
今回の歓送迎会の出席費負担金について当事者の組合が『返還』と判断すれば、返還???。もありかも?
いやいや、考え方によっては
会費を遡って再請求していただき
政務活動として支出する事も考えられる?
(原文のまま)



市川ブログは引用文の直前に、小泉の著作物から、出典を明示せずに引用するという著作権法無視の所業を働いている。だが、それは氏の確固たる政治信条であるらしいことは前術のとおり。政治家として、ときには現行法規にさえ反抗する勇気が必要と、身を以て示す市川議員。
だが引用で示すように、市川氏はそれをも軽々と超越してみせる。会費が(公費支出なしの)正規会費のみでは懇親会という慣例が持続しないとの一部の本市議会議員の本音を、自らに仮託して、批判を覚悟しつつ市民に伝える筆力は鋭い。公費飲食事件により損害を被った組合が「
『返還』と判断すれば、返還???。もありかも?いやいや、考え方によっては
会費を遡って再請求していただき
政務活動として支出する事も考えられる?」との一節も同様。事態収拾に主体性を欠き、政務活動費を自己都合で使いまわそうとする一部の本市議会議員の本音を、敢えて自分の責任として述べることで、彼らの性状を露わにしている。
さらに市川ブログは
翌日、続けて言う。



 そもそも「歓送迎会」の公費支出はしてはならないものテセあり、実施する場合は適正な額を支払うべきものが前提だと考えます。
また、「変換」と言う表現でなく、率直に5年間を溯って再請求していただき支払うべきだと考えています。
 なお、歓送迎会では無く、議会~協議会の審議を終えた後での通常の政務活動費として認められる意見交換会等の会費と成れば、支出しても良いと考えます。
(原文のまま)




「変換」(返還請求のことだろう)では議員に都合が悪いから、ただの「請求」としてくれ、しかも歓送迎会ではなく「意見交換会」としてくれ、そうすれば政務活動費で支出できるから。組合に損害を与えながら、一部議員の身勝手な言いぐさを、市川氏は彼らに代わって述べる。しかも表現は、より強まっている。前日は「かも?」、「考えられる?」であったのが、この日は「べき」、「して良い」になっている。事件関係議員が、ますます無反省で増長しつつあることをほのめかしている、のかも? いやいや、とも考えられる?
なぜ市川氏は、このような難解な手法を用いるのだろう。公費飲食した議員らの本音は、実はこうなのだと示す方が、簡単ではないか。しかしそれでは、批判の矛先は事件に関係した議員に向けられてしまう。それが恐らく、彼の本意ではないのだろう。だから、事件に無関係な彼自身が、敢えて批判の矢面に立つような表現としているのではないか。
「人を悪しざまに謗ってはいけない」と、既に他界した小泉の母は遺訓を遺した。だから小泉は、市川氏の表現方法を理解する。

市川ブログへの解釈が好意的過ぎないかと、怪訝に思われた読者が、もしかするといるかも知れない。しかしそれもまた、小泉が亡き母の遺訓を守るためのものだと理解していただきたい。

にほんブログ村 長野市情報へ

読み応えあり! ブログ書下ろし記事

「市議会だより」はフェイク・ニュース!? 採決ゴマカシ表記を編集委員会が決定? 小泉一真は退席して抗議!!

定例会ごとに発行される 長野市議会広報紙「市議会だより」 。小泉一真が委員を務める編集委員会で、市民を欺くようにも見える紙面内容が決定されました。 「✖は〇に」「〇は✖に」 採決を捻じ曲げる広報?  「市議会だより」は、毎号、各議案等について会派ごとの賛否を示す「審...